落武者の行方

09.02.02>>>迷走中?(since 04.09.13)

「地下展 UNDERGROUND-空想と科学がもたらす闇の冒険」

2007-10-05 | art
The National Museum of Emerging Science and Innovation | "UNDERGROUND - Adventure in the darkness created by Imagination and Science"

日本科学未来館で来年1月28日まで開催される「地下展 UNDERGROUND-空想と科学がもたらす闇の冒険」です。


頭の上にも、足元にも人智外の世界がひろがっていて、それを捉えようとするも、世界はひろがるばかり。
謎が謎を呼ぶ、とはまさにこういうことで、でもやっぱりそうしたものの片鱗に触れることは純粋に興味を刺激されます。

きっと地下世界も宇宙空間もパンドラの匣で、なんと言われてもそれを開けてしまうのが人間。
最後の蓋を開けたあとに何があるかは想像するに難くない。
けれど、そこまでの過程で発見されていくことが、せめて有効に活用されていかんことを。


で、何が言いたかったんでしょうか・・・。


北極種子保存庫、放射性廃棄物地層処理、氷床コア、ボストーク湖、隕石衝突、コア・・・
どれもひじょーーーーーーーーーーに、興味深いです。はい。
ワクワクさせられます。

ただ、文字や一部展示物が見辛すぎました。
お年寄りとか、殆ど読めない方もいるのでは。




ちなみに空間構成はトラフ建築設計事務所です。
予め与えられたひとつの大きな空間内に異質なものを出現させるのは難しいことだと思いますが、色々な厳しい制約(があっただろうと勝手に推測)の中で、発砲スチロールブロックのみを用いて、ゴツゴツと重い単なる洞窟表現とも違う不思議な空間を現出させてます。


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