落武者の行方

09.02.02>>>迷走中?(since 04.09.13)

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ヤノベケンジ「キンダガルテン」

2005-09-29 | art
Toyota Municipal Museum of Art | Kenji YANOBE"KINDERGARTEN"



今更ながらの夏休みネタ。
軽めに。
豊田市美術館で10月2日まで開催されている、ヤノベケンジ"キンダガルテン"です。

なんでしょうね。
最初の展示室の"ジャイアント・トらやん"、"ロッキング・マンモス"、"宇宙の絵"。ここで帰ってもいいか、そんな気分になりそうな物凄い3点。
子供の命令のみに従う像高7.5mの"ジャイアント・トらやん"が腕を振りながら赤ちゃんボイスで歌いだす。その中にはホラー系ライトアップでトらやんがひっそりと。
この像のフルスペックをあの場でやたらめったら発揮出来ないのが残念な点でしょうか。
(と、当然火なんかあんな所で噴かせないだろうと高をくくっていたワタシが馬鹿でした。"トらやん・ファイヤー"!!!)

"森の映画館"ではヤノベ父の腹話術による短編映像。やっぱり対象は子供。大人は外から覗きなさい。
内容はノリに反して重いのです。
この「重さ」はヤノベ作品を単なる造形的インパクトオンリーな作品に止まらせない大きな要因の一つだと思っています。
軽かったり、不気味にキュートだったりする表層を持つ作品群の大半、その奥底にはヤノベさんが伝えたい重いものが眠っているんです。きっと。

他、トらやんがウヨウヨしている展示室は、なんだか空間の使い方がもったいないと思いつつトらやん全員に挨拶(さすがに「こんにちは」と口にはだしてません・・・)。発泡スチロール積木の小屋内で映像。長いけど面白いから勿論全部観ます。
ドローイングはかなり魅力有り、意図も明確に伝わってきました。

この企画展、おそらく豊田のみだと思うのですが、なんとももったいない。


同時開催していた(こちらは既に会期終了)、"ネイチャー&アート ガウディ、ミロ、ダリ"は3人とも好きな作家ということもあって楽しめたのですが、バラエティに富んだ内容のはずなのに、単調でなんとなく締りが無いのが少々残念。
といいつつ、良くある切り口ではないところから展開させたものだけに、それぞれのアーティストについて意外な発見があったのは収穫でした。

KENJI YANOBE―1969-2005

青幻舎

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ルーブル美術館ランス別館

2005-09-28 | architecture
SANAA+ルーブル=?・・・

Yahoo!ニュース:共同通信
【パリ27日共同】フランス北部ノール・パドカレー地域議会は26日、同地域ランスに2009年初めに開館予定のルーブル美術館別館の設計を日本人建築家の妹島和世さんと西沢立衛氏の設計事務所SANAAに発注することを決めた。設計プロジェクトには世界中から120件の応募があり、SANAAや英国の設計事務所など3社が最終審査に残っていた。
 ルーブル別館(ルーブル2)は昨年11月末にランスに建設が決まり、1億1700万ユーロ(約160億円)の予算で08年末までに完成し、パリのルーブル美術館から作品の一部を借りて常設展示し、3年ごとに作品を更新する予定。


<追記>プロジェクト公式ページはこちら
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「生誕100年 難波田龍起」

2005-09-28 | art
TOKYO OPERA CITY ART GALLERY | "The Life and Art of NAMBATA Tatsuoki, on the Centennial Anniversary of his Birth"



2週間以上前のことになってしまいますが・・・。
東京オペラシティで先日まで開催されていた、"生誕100年記念 難波田龍起展"です。
普段からなるべくメモなどとらないようにしているので、正直タイトルなどは忘れてしまったものが多いのですが、そういった中で書けることはなにか、と。

難波田の制作の軌跡を追うような構成となっていた今回の展示。
初期の肖像画等の具象や高村光太郎からの書簡など、"画家難波田龍起"の導入としての展示から始まり、次第にその作品は静かで耀かしい展開をみせます。
彼のように移りゆく作品それぞれが豊かな表情をみせる画家は稀有だと思うのですが、人生の善しも悪しもすべてを取り込んだ正直な画面、それらを形創る線や色は単に抽象画という範疇における絵画の構成要素に収まらない存在としてあるように感じます。
それはつまりそのものに込められたものの意味。

そうしたことの集大成はやはり晩年の"生の記録"であって、「溢れ出して包み込む」「胎内深く吸い込まれる」二色で難波田龍起という自らの物語を、そして彼に、彼の作品に触れる全ての人々を包み込んでいるような気がします。
そしてその物語は、1本1本の線が生きている証であった"病床日誌"の絶筆で一応の区切りを迎えるわけですが、彼の遺したものと我々が対話を行うことでかたちを変えて続いている。そんな気もするのです。



収蔵品展は、タイミングをあわせ夭折した龍起の息子、難波田史男展。
オペラシティは難波田一家には強いですね。
彼の作品は、観る度にその素養は勿論のこと線1本の選び方だとか空間のとり方だとか、勿論自然に行っているのでしょうが、もって生まれた才能の凄さに驚嘆させられます。
もし、生きていたら。
たら、れば、は無しですね。

Project Nはやはり面白い。高木紗恵子展。(時間が無いので割愛いたします、ひとまず…)。
コメント (3)

杉本博司

2005-09-26 | art
の記事も書いてないです・・・。
嗚呼。。

以前のような「ネタがな~い」では無く「時間がな~い」というのは喜ぶべき状況、のはずです。
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本田祐也「ニシヘヒガシヘ」

2005-09-24 | music
先日、本田祐也「ニシヘヒガシヘ」を購入。



ずっと欲しかったチャンチキトルネエドの音源。
NADiffやgraf、雑誌等でフィーチャーされてその注目度は急上昇するも本田祐也はもういない。
存在が消え去ることでその存在を認識される、というのはあまりにも皮肉じゃないか。

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