落武者の行方

09.02.02>>>迷走中?(since 04.09.13)

お茶濁最終回:金沢21世紀→まるびぃ写真館其の三

2004-11-30 | art
金沢写真最終回です。

前回までのものは1日目のものですが、2日目にも無料スペースだけもう一度行きましたので、その時の写真を。






館外よりオーシャン・ノースの"スパニッシュダンサー"。左端はISSEY MIYAKEによるユニフォームを着用したスタッフ。




その隣にある、"A-POC"。




徳仁さんは巻かれた布が好きですね。踏まれてお怒りでしょうか。




人たち。入りはよかったと思います。家族連れ、年配の方、和服の集団…。




曇り空とキューブ。やはり上からみたいです。




アートな写真を撮ってるつもりな人の作品によくありそう。偶然の産物も面白いです。




これがないと、SANAAの建築は危険にさらされるかも…?




水に水、みたいで面白いです。




このアングルが良い。




おおよその規模がお分かり頂けるのではないでしょうか。




水のみ場。あまり特徴ありません。




市役所。なかなか良いです。上空からの写真はここから撮ったと思われます。




子供都市計画研究所の内部。ミラーボールがちょうどまわっていた時間です。




制作スタッフがつくりながら説明もしてくれます。いい所です。




お付き合いくださり、誠にありがとうございました。

続お茶濁:金沢21世紀→まるびぃ写真館其の二

2004-11-28 | art
まだ続くんですよ、この特集(という名のお茶濁し大会)。
お楽しみください。






ミュージアムショップ。スペースと言ったほうが正解。商品は案外充実。




チケット売り場、そして有料スペースへ。期待を持たせる演出ですね、これは。




タレル。彼はこのエッジを見つけ出すのにどれ位苦労したのでしょうか。




だから何、と言えば。芝はまだまだ。




こんにちは。子供の書いた絵。いいじゃないですか。




こういうの(トゥットフオコの作品)に乗ってフリースペース移動できます。




レストラン。誰かが何か溢したのか、純白に汚れアリ。




雄雄しいような、けが人のような。子供が良いですね。




こんなのも見えちゃいます②




子供都市計画研究所の外観。ここでヤノベさんが日々制作に勤しんでらっしゃいます。




真空パックになった私(森村風)。もっとへっぴり腰のつもりだったのですが、いまいち。




夜。デジカメの力のなさがバレる時間です。周囲の明かりを極力落とすことでの浮遊感。




夕飯の寄鍋です。




あと、一回だけやらせてください・・・。
密かにまた忙しくてあと数日出掛けられないのです。

お茶濁:金沢21世紀→まるびぃ写真館其の一

2004-11-27 | art
ちょっと、写真でも・・・。

●スキルない、デジカメだめ
●僕が主役ではないのでゆっくりとる暇など無い
●なるべく人が特定できそうなのは避ける

ということで=ろくな写真御座いませんということですが・・・。其の一ということは・・・。






金沢駅。着いて驚き。このようなことになっているとは。




架構アップ。




モダン鳥居というコンセプト?随分な迫力でした。




全景ではないですが。ジェットコースターみたい。人登ってそう。まだ工事中です。




市場にも。ぼやけた蟹。右も左も蟹。たまにマグロの頭。




市場のわき道を見上げる。




まるびぃへ。




アプローチ。




屋外のスツール。勿論SANAAオリジナルでしょう。




内外の境界。確かに。




こんなのも見えちゃいます①




続きますが宜しいでしょうか・・・。


ハスラー・アキラ「売男日記」

2004-11-26 | book
新しく"book"カテゴリつくりました。
(注:rickyさん、決してあなたのパクリではありませんので。)



artに入ってもいっこうに構わないのですが、一応本を紹介するので。

AKIRA THE HUSTLER"A Whore Diary"



画像粗くてスイマセン。
ハスラー・アキラの"売男日記"です。
読んで字のごとく、売男の日記です。それもフィクションではありません。


現代アートに興味のある方、またはゲイの方はハスラー・アキラという存在をご存知の方も多いかと思いますが。
簡単にプロフィールを(ota fine arts参考)。

1969年、東京都生まれ。
1992年、京都市立芸術大学美術部油絵科卒業
1995年、同大学院絵画研究科修了
1998年、国立パリ美術学院「どないやねん」展
1999年、ota fine arts「バイターズ」展
2000年、ワタリウム美術館「Game Over」展、ota fine arts「Akira the Hustler」展
2001年、ワタリウム美術館「アート一日学校」展、ストックホルム:リドマールホテル「Tokyo Style」
2003年、ベルリン:Kunst Werk「Suddenly Indusive」、東京国際フォーラム「Tokyo Art Jungle」
2004年、リール:メゾン・ド・フォリィ・ワゼム「あきまへん」展 、アヴィニョン:コレクション・ランベール・エ     ン・アヴィニョン「ええじゃないか」展、ota fine arts「Akira the Hustler」展、


彼にはいくつもの顔があります。
セックス・ワーカー、ソロアーティスト、ダムタイプのメンバーとのアート集団「バイターズ」のメンバー、エイズ・アクティヴィスト、写真家、文筆家、ドラァグクイーンとしてのメロディアス。
まあ、全て彼なのですが。


といいつつ、今回は別にアキラさん自体について書きたいのではなく、本について。

「え、ゲイの売春夫の日記・・・?」と正直ひく人もいるでしょう。
マイノリティーにとってはまだまだ生き辛い世の中ですから。
でもそういうことは置いておいて、本当にあたたかくなれる本です。
僕は普段は滅多に「心があったまるよ、この本。」とかいうことばは使いません。というか、使うに値するものになかなか巡り合っていないだけですが。
別の意味で感動するとか、勉強になるとかならいくらでもあるんですけれど。

でも、これは本当に。


売男の日記ですから、多少は性的描写はありますが、「今日のお客はなんとかでぇ~」とかそういうものではありません。
セックス描写でさえもほほえましかったり、ちょっと悲しかったり。
高尚な随筆ではありませんが、本当によい本です。

身体を売り物にすることの是非、という次元で何が何でも許せないという方には根本的な問題なので無理かと思いますが、そうでなければ読んで頂きたいです。
友人の女性数名に以前読んでもらったことがあります。
最初は「え・・・?」という感じでしたが、読んだあとは皆「あたたかくなった」と言っていました。

少しピントのずれた蛍光色の写真と文をおりまぜながら、暖かい眼差しが伝わってきます。
装丁も非常にキレイです。


余談ですが購入時、店頭で見つからずota fine artsとwatariumのON SUNDAYSに問い合わせをしました。
双方とも「非常に心温まる、良い本ですので是非読んで頂きたいです。」とのコメントをくださいました。
その言葉に違わぬ一冊です。


イッシプレスより1200円で発売中。

2004-11-26 | Weblog
ヨンジュンに熱をあげている人を「ヨンフルエンザ」というと聞いて笑いをこらえきれなかったのはわたしです。