落武者の行方

09.02.02>>>迷走中?(since 04.09.13)

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「FACE VALUE 額面通りの価値」

2006-06-26 | art
Galerie Sho Contemporary Art | "FACE VALUE"

ギャラリー・ショウ・コンテンポラリーアートで6月24日まで開催されていた"額面どおりの価値"です。

「FACE VALUE」、「額面どおりの価値」。
この展覧会のタイトルからあなたは何を想像するだろうか?人の顔、お金のこと、思想、哲学...
それともモチーフ(彼、彼女、ブランド、メッセージ等々)とアートの値段のアイロニカルな関係性?
今回のギャラリー・ショウは、そんなあなたの"深読み"な心をも刺激する、有名・無名、無秩序な作品群を、最近の収蔵品の中から構成しご紹介します。


とまあこのような意図で企画されたものだったようですが、残念ながら(?)そこまで深読みさせられるようなことはなく、楽しく観られました。
展示内容からずれて申し訳ないのですが、ここのギャラリーはなんだかコレクターのお家にお邪魔して作品を観ているような感じで(それには床面の仕上げとかが大いに影響しているんでしょうが)、他所とは違った感覚で観ることが出来ます。作品も壁に立て掛けられたり、今回は杉本さんのアラファト、奥の狭いスペースに置いてあったりとなかなか多様です。

以前、「ウォーホルといった絶対的取り扱い作家に頼るのではなく新しい方向性を…」といった類のコンセプトを持って現在は運営していると目にしたのですが、そんな試行錯誤の様子も感じさせつつ確実に良いものをみせてくれるというのは有難いし頼もしいことです。
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ヒルデガルド・フォン・ビンゲンとライヒ

2006-06-23 | music
Von Bingen: Hortus Deliciarum
Anonymous, Codex Engelberg 314 Anonymous, Graduel de Pairis Anonymous, Hortus deliciarum Anonymous, Hymnaire de Pairis Anonymous, Latin Anonymous, Hildegard of Bingen, Various Composers
Naive


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Steve Reich: You Are (Variations)
Maya Beiser, Steve Reich, Grant Gershon, Los Angeles Master Chorale
Nonesuch


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昨日、銀座の山野で買った2枚。
一般的には「クラシック」とひとくくりにされてしまうが、ヒルデガルドとライヒの間には1000年もの時がある。
そういうの、面白い。
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宮崎進「宮崎進の仕事」

2006-06-21 | art
Galerie Tokyo Humanite | Shin MIYAZAKI"Works of Shin MIYAZAKI"



ギャルリー東京ユマニテで6月29日まで開催中の"宮崎進の仕事"です。

宮崎さんの作品は、観るというより作品の空気、場の空気を感じるべきものだと思う。確固たる作品のバックグラウンドは時に観るものを自由にさせる。
独特のたちこめる油の匂い。
今回は浪人中に良く逃避していた横浜美術館での大回顧展を思い出して、ちょっと切なくなった。

御年84歳。
力強い。

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塩保朋子「ブレッシング ウォール」

2006-06-20 | art
INAX GALLERY 2 | Tomoko SHIOYASU"solo exhibition"

INAXギャラリー2で6月29日まで開催中の塩保朋子"ブレッシング ウォール"です。

スパイラルのSICFですでに観ている塩保さんの作品。
憑かれたような作品を創る人が増えているように思うこの頃ですが、この方もそんな中の一人。
開口が出入口1つの空間に揺蕩う皮膜、溜まる空気たち。
モダンでありながらプリミティヴ。
メカニカルでありながらハンドワーク。
        ・
        ・
        ・
相反要素の混在と両立。
「え~、全部やってんの!?」という作品は別に珍しくないと思うのですがそこで終わらないのが凄いところではないでしょうか。
あとは、ヤバめなカホリが出るようになれば凄く僕好みなります(なりたくないですね、はい)。
開口の対角あたりの空間、良かったです。
そしてところどころ接着剤で補修しているあたりが、「人がつくったんだなぁ」という感じでまた良かったです。


"葉~切り取る"に興味津々。
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町田久美展

2006-06-17 | art
Nishimura Gallery | Kumi Machida"Kumi MACHIDA solo exhibition"

日本橋に移転した西村画廊の移転第一弾、7月1日まで開催されている"町田久美展"です。

才能ある若手が目立ちはじめているアートシーンの中でも一際注目を浴びている町田さんですが、もう、やはり凄いとしか。今の僕には。

表現に必要な(必要"最低限"ではなくて)線と構成を選びぬき、自虐的なほどに全身全霊をこめて一本一本を描いていく。
その結果うまれるのは、非常にクールでシャープな次の日本画でありながら、匂いたつ淫靡でフェティッシュな雲肌麻紙上の世界。
何事もないようにこの相反する要素を混在させている美術はこれまで観たことがありません。僕は。
全部、良いです。

ちょうど町田さんがいらっしゃっていたのですが(終始後姿しか見えませんでしたが笑)、メディアの方でしょうか、お客さんに作品の解説をしてらっしゃいました。

やはり、欲しい…エディションのベティでも良いから欲しい…。


500円とお得な図録はとりあえず、買いです。
↓表紙をわざわざスキャンしてみました。
山下裕二氏による笑えるテキストも良いです。


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