落武者の行方

09.02.02>>>迷走中?(since 04.09.13)

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

森万里子「フラット ストーン」

2009-09-30 | art
SCAI THE BUS HOUSE | Mariko MORI "FLAT STONE"

スカイ・ザ・バス・ハウスで10月3日まで開催中の、森万里子「フラット ストーン」です。


日本未公開の近作を集めた個展、絵画、ドローイングと立体1つ。

平面は森さんがずっと描いてきている、生命とか宇宙とかを連想させる淡い世界。
良く見ると、プレキシガラスにラインストーンを嵌めこんだりしているものもあって、手がこんでいたり。

立体の“フラット・ストーン”も、中心に樹脂製の火焔土器風のオブジェを据えた、プリミティヴで宗教装置的な作品。
変わらないなぁ~
周囲のセラミックの石が綺麗です。
ちなみにお値段は2●万越え…。


ちょうど同じタイミングで小谷さんらしき方がいらっしゃってて、スタッフと会話していましたが、その断片から勝手に妄想すると、某所の次回個展は小谷さん…??
コメント

みかんぐみの住宅だそうです・・・

2009-09-29 | architecture


コメント

「Stitch by Stitch 針と糸で描くわたし」

2009-09-22 | art
Tokyo Metropolitan Teien Art Museum | "Stitch by Stitch ― I made with Needle and Thread"

東京都庭園美術館で9月27日まで開催中の、「ステッチ・バイ・ステッチ 針と糸で描くわたし」です。
行ったの8月頭なんですが…もう会期終了間近ですね。


なかなか、面白い展示になっています。
どんなものだろう、と行く前は不安だったのですが、興味深い作品が多い。

公式サイトに「そんなあなたに見て欲しい」、ということで書いてあるのが↓


刺繍をするのも見るのも好き。だって女の子だもん。

「ニットの貴公子」「ビーズ刺繍の貴公子」などの言葉に弱い。

細かい手仕事を見ると感動する。

刺繍なんてオカンアート(主婦による自宅装飾品)でしょ?手芸なんてダサい。興味ない。

美術館で手芸を展示するなんて、ネタ切れもいいとこだ。アニメの次は手芸か。

クールでカッティングエッジな現代美術が好き。布だの糸だのは、甘くて見てられない。



ということで(笑)なるほど。
でも、確かに予想を裏切られるようなものもチラホラ。
中からいくつかピックアップ。


一番凄いと思ったのは、奥村さんの「夜警の刺繍」。
奥村さんは普段はかなりシュールなアートをやられていて、僕は正直そっちは…その手のものはもうイイデス…という感じなんですが。
これはきましたね。
ただただ夜警のバイトの間に小さい布に針を刺し続けただけなのですが、目に隠れて最早どこが刺繍なのかわからないものすらあるその細かさ、手垢による汚れ、呪物の域に達したような。
これはこのサイズだからこそ、の力を持っていると思います。
勿論大きくなるほど労働力としての評価は比例してあがりますが、この小さな布に全部ぶち込まれた感じがなんとも…。
この夜警のバイト自体もパフォーマンスでないのであれば、なんというか、皮肉さを感じてしまいますよね。

手塚さんの作品は、ある意味では奥村さんの対極にあるような印象も。
これで、裏がこんがらがった糸のカヲスになっていたら如何にもあれですが、あくまでも流れる糸の束として見せる。
ちょっと素敵な湧き出る魔法のタネあかしを観ている気分です。

村山さんはいつも通りの村山さん。
ただ、最近の作品はさらに身体に近づいているようで、僕としては村山さんのもつ綺麗と奇怪の跳躍がまた伝わり易くなったな、と感じました。
美しい肉、鮮やかな肉に植わる宝石、動植物…。
が、図録かなんかで御本人は「私はあくまでも美しい、と思うものを創っている」という風なことを書かれていて、そこの差がまた面白い、と。
結局主観の話ですね。

それから、nui project、知的障害者施設「しょうぶ学園」の刺繍工房の活動も気になりました。
特に吉本篤史さん。
オーガンジーにに施された刺繍は、その色、引きつり、透明度、糸の瘤…
馬鹿の深読みを施せば非常にセクシャルで官能的。
「普段からアーティストとして活躍している人の作品です」と言われても全く違和感無い、誠魅力的で完成度の高い作品と思いました。
現在は刺繍では無く、ほぐしてばらばらにすることに吉本さんは夢中だそうで、こうした作品はもうやっていないそうです。


最近気温も下がってきましたし、銀色週間、健康に散歩がてら覗いてみては。
コメント (2)   トラックバック (1)

「Voxhumana第21回定期演奏会」

2009-09-21 | music
Tokyo Bunka Kaikan | Voxhumana "21st regular concert"

9月17日はヴォクスマーナの第21回定期演奏会に行ってきました。
迷って、結局行かないことにしていたのですが、サントリー音楽財団の今月の推薦コンサートのチケットが当たったので行って参りました。

プログラムは、
田中吉史『レチタティーヴォ・セッコの諸段階Ⅰ~Ⅵ(2008)』
渡辺俊哉『晩秋に(2009委嘱初演)』
----interval----
松平頼暁『Collision(2009委嘱初演)』
藤倉大『But, I fly(2005)』

指揮:西川竜太


ちょうど大ホールではスカラ座来日公演のドン・カルロが最終日。
時間的にもクライマックスの時間にこちらが開始。
高価すぎて手のでないセレブ公演の横でタダチケットで入場する私…。
人生の縮図であります。


田中さんの作品、着眼点が非常に面白いと思ったのですが、勉強不足でフィガロ、ジョヴァンニ、女庭師から抽出された6つの元ネタのレチタティーヴォ・セッコが良く分かってない身では、面白さはそれ以上良くわからないままでした(笑)

松平さんの新作は…、合唱曲としての良し悪しの判断はまた別にあるのかもしれませんが、とにかくお若い。
一番やんちゃ。
まるで子供の玩具遊び、言葉遊び、音遊びやないかい!!
それを白れっとやる御歳78歳。

アンコールのために書かれた、伊左治さんの三好達治「謎の音楽」による曲は、わざわざ狙って書いた調性音楽だけあって、人の声の美しさ、引き立つ。
コメント

「時空をこえたオプティミスト 建築家Borek Sipekの軌跡と作品展」

2009-09-19 | art
The Chinretsukan Gallery of The University Art Museum, Tokyo University of the Arts | "The works and Track of architect Borek Sipek"

東京藝術大学大学美術館陳列館で10月7日まで開催中の「時空をこえたオプティミスト 建築家Borek Sipekの軌跡と作品展」です。

自由奔放直球勝負、まさに“ボヘミアン”なガラスという感じの作品群です。
日本ではまずあり得ないような発想やイメージ、色彩。
会場構成はどうやら予定していたものとは違ったものにしたようですね。あまりに危険だからか…?

アラーキーの写真を用いたポスターも印象的、さらにそこから出来た面白いTシャツも置いてあります。


ちなみに、僕、日によっては監視バイトで会場にいたりします。
以上、どうでも良いインフォメーションでした。
コメント