これってヤバくないですか？

チラつき始めていた私の部屋の蛍光灯。
その替えを買おうと難波のヤマダ電機に立ち寄った。

必要本数は2本。
なるべく安いやつをと思いながら800円ほどの物を2本手に取った。
他にどんな物があるのかと横を見ると2本セットになった物も売られている。

セットになったのもあるんだ。。。

なら、こっちの方が当然いくらか安いんだよなと値段を見るとナント1160円
「広告の品」の黄色い札が掛かっていた特売品である。
しかも、私が手にした物よりワンランク上の蛍光灯だ。

思わぬ安売り品の発見に喜び勇む私。
手にした2本をそれに持ち替え、意気揚々とレジへと向かったのだった。

ピピッ
バーコードを読み取るお姉さん。
そしてレジに表示された金額は…

あまりの驚きに詳しい数字の記憶は無いが、2200幾らだかを表示したのである。

買った商品は、その蛍光灯のセットのみ。
消費税分が加算されているとは言え、いくら何でもそれはおかしい。
1160円の物を買ったつもりだと説明し、隣にいた店員さんと共に再度売り場へ確認に向かう。

売り場へ戻り、黄色い札を指差す私。
それを見た店員さんはインカムでどこかと連絡を取っている。
どうやらPOSシステムの売価を変更していなかったらしいのだ。
暫くの後、私の言い値が正しかった事が確認されて事無きを得たのだが、これってヤバくないですか？

私の様に、これだけを買ったのであればアレッとも思うだろう。
しかし、もし幾つもの商品を一度にレジへ持って行ったなら…

そもそも開店から数時間もの間、2200幾らだかの値段がまかり通っていた事自体おかしな話だ。
特売品にも関わらず、その蛍光灯は、まだ誰にも買われていなかったのだろうか…