食欲より写欲

昨晩、阪堺電車の161号を使用した貸切電車を撮りに行って来た。
撮影地は、いつもの如く綾ノ町。
乗降扱いの無い貸切電車であっても、ほぼ確実に30秒程度は停車するバルブ撮影には好都合な電停だ。

昨晩の貸切は、『あなご革命が起こる!? 堺の隠れた名物・松井泉の“あなご”を楽しむ電車』というタイトルのツアー。
161号の車内で穴子料理を楽しもうという、何とも美味しそうなツアーである。
車内で食事。一度は参加してみたい内容ではあるが、昨日の場合は食欲より写欲。
という訳で、寒さの厳しい中を、わざわざ撮りに行って来たのだった。

撮り慣れたはずの綾ノ町。
しかし、その都度違う停車時間（交差点信号のタイミングによる）や行き交う車とのカブリなど。
撮り終える瞬間まで気が抜けず、毎度毎度ヒヤヒヤするのは、何度撮っても変わらない。

昨日の場合は、カメラと電車の間を通り抜ける車をかわすのに停車後の15秒ほどを取られ、その後に5秒の露光で2カット。
3カット目は露光終了寸前に電車が動き出してしまい、結局有効カットは2カットのみ。
その内、車のライトによる反射を拾っていない条件の良い方がTOPの画像だ。

帰宅後、PCで画像を見て気付いたのだが、車内の乗客数人が窓からこっちを見てるんだよなぁ。
オッ、撮ってる撮ってるってなもんだろうか。


乗客の皆さん。
穴子料理は美味しかったですか？