浪速の格闘技通信(MMA Ranker 浪速支部)

海外の格闘技の大会のカード、結果やニュースなどを逸早く探し、それについての感想や考察を書いていくブログです。

MMA Result(悪夢の地上派放送)

2008-06-01 | Result
EliteXC:Primetime

○キンボ・スライスvsジェームス・トンプソン●(3RTKO)
×ロビー・ローラーvsスコット・スミス×(3R無効試合)
○ジーナ・カラーノvsケイトリン・ヤング●(2RTKO)
○ジョーイ・ヴィラセニョールvsフィル・バローニ●(1RTKO)
○ブレット・ロジャースvsジョン・マーフィ●(1RTKO)


EliteXCが総合史上初めて北米での地上派放送(CBS)を実施。しかし後半はなんともグダグダな展開に・・・。
ロジャースとヴィラセニョールは共に試合開始1分少々で秒殺勝ち。ヴィラセニョールに敗れたバローニはこれで3連敗となりました。
女子格のエースとして期待されてるジーナですが、今回は計量を4ポンドもオーバーする羽目に。試合はジーナがパンチを的確にヒットさせ、ダウンを奪ったとこにチョークを狙うがラウンド終了のブザー。ケイトリンの目の腫れが酷く、ドクターストップに。
スコット・スミスが王者ロビー・ローラーに挑戦したEliteXCミドル級タイトルマッチ。序盤にいきなりスミスのハイキックが炸裂。しかしローラーはここから逆襲し、以後は両者のパンチや膝の打ち合い。だが3Rに距離を取ろうとして伸ばしたローラーの指がスミスの目に入ってしまい試合中断。スミスが出血して試合続行不可能なので無効試合に。
これまでの試合が全て秒殺だったので未だその実態が知れないキンボでしたが今回の試合で弱点を露呈することに。1Rにトンプソンがグラウンドに持ち込むがキンボがエスケープ。お互い寝技ができないのでポジションがコロコロ入れ替わる大味な試合に。2Rになるとキンボのパンチがヒットし始めてトンプソンがフラフラ。トンプソンもなんとかタックルで金網に押し込む。キンボもスタミナ切れを起こしてしまいグダグダな展開に。そして3R序盤、キンボのフックがトンプソンの側頭部を捕らえて、トンプソンの耳?から出血があったためにドクターストップ。会場はブーイングだったそうで。