平成25年6月21日金曜日
今日は、アントワープの見学です。
アントワープと云えば「フランダースの犬」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。黒衣おじさんも子供達がまだ小学校の低学年のころだったかテレビで放送していたのを見ていたので懐かしく思い出しました。
アントワープのホテル「ラディソン BLU アストリッド パーク」の朝食。
今回のツアーは、オランダ・ベルギーとも九州と同じ位の面積なので、どこに行くにも移動にそんなに時間が掛からないのでゆったりしたツアーで、朝食もゆっくり頂くことができました。
シュヘルド河畔にたたずむステーン城。
中世の要塞の一部で、牢屋や倉庫として使われた後、1953年以来は海洋博物館としてアントワープ港の繁栄を偲ぶ資料が展示されていたようですが、現在は別の場所の総合博物館に移されたことから、内部の公開はされていません。
アントワーク市庁舎とブラボーの像の噴水
16世紀に建てられたルネッサンス建築、重厚な市庁舎です。
ブラボーの像は、ブラボーと云う名の兵士が、シュヘルド川で猛威をふるっていた巨人の手を切り落とし投げた伝説上の人物像。良く見てみると右手に切り落とした手首をつかんで投げようとしている格好をしています。
ノートルダム大聖堂とルーベンスの像
大聖堂のルーベンスが描いた「キリストの昇架」
この絵画の前で、現地ガイドさんが「フランダースの犬」のあらすじを話してくれました。
「ゼハン爺さんを亡くしたネロ少年は、家賃も払えずパンも買うこともできなくなってしまいます。誤解を受け村人にも冷たくされ失意の中、一途の望みとしていた絵画のコンクール入選も果たせず、最後の希望も失ったネロ少年は、弱り切った愛犬パトラッシュを残し家を出て、雪の降る中教会に向かいます。残されたパトラッシュは最後の力を振り絞りネロを追いかけて教会に行き、石畳に倒れているネロを見つけます。ネロ少年とパトラッシュは力尽きて眠りに落ちかけたその時、ネロが尊敬する画家ルーベンスが描いた「キリストの昇架」と「キリストの降架」が現れ、一瞬ですが、そこに描かれた神々しいイエスキリストの姿を見ることが出来たのです。その日はちょうどクリスマスの日でした。翌朝、村人は石畳の上で冷たくなっているネロとパトラッシュを発見します」
ガイドさんの話方が非常に感情がこもっていて、思わずほろりとさせられてしまいました。
この「フランダースの犬」はイギリスの女性がアントワープに住んだ経験を生かし書いたもので、日本では多くの子供たちに読まれたりしていますが、ベルギーでは最後の結末が暗いため評判はあまり良くなく、物語そのものの存在も知られていなかったようです。
最近は、銅像や記念版が設置され観光の一翼を担っています
①ノートルダム大聖堂前の広場に置かれたネロとパトラッシュの記念版
②手の形をしたチョコレートを売っているお店、ここでしか買えない。
③手の形のチョコレートは、ブラボーの伝説に出てくる巨人の手をかたどったもの。
アントワープ見学後は歴史的建造物が世界遺産となっているブルージュへ。昼食は、ブルージュで名物ムール貝を頂きました。
①昼食は白ワインで蒸したムール貝。
写真では器の大きさは分かりませんが、かなり大きな器に入って出てきます。小さいバケツのようで取っ手もついいています。食べきれるかな?と心配しましたが、美味しくて完食してしまいました。
②前菜のホワイトアスパラガス。
このアスパラ、全然味が無い。イタリアでも特別注文して食べたが、ここも味が無く美味しくなかった。でも、ヨーロッパでは好んで食べているのでしょうね。
③今日の昼食で、ビールはBelle-Vue Kriek (ベルビュー クリーク)を頂きました。
チェリーを絞ったビールで、ルビー色していて甘酸っぱさが爽やか。美味しかった、女性に人気がありそう。
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