楽しきかな第二の人生

黒衣おじさん&看板おばさんと愛犬福太郎の物語。

オランダ・ベルギー8日間の旅 -その7-

2013年07月17日 | 旅行(オランダ・ベルギー)

平成25年6月21日金曜日

午前中は、「フランダースの犬」で有名なアントワープを見学。午後はアントワープから約100km離れたブルージュに移動し市内見学です。

ブルージュは、中世のころ北海と水路で結ばれていて貿易港として大変栄えていましたが、水路が土砂によって浅くなり、商船の出入りが困難となってからは、商業都市としての機能が失われます。繁栄から取り残されたブルージュは、時計が止まったかのように中世の景観をそのままの状態で保存され、その歴史的建造物が世界遺産として登録されています。

 

ブルージュの街は運河で囲まれ、たまごの形をしています。その街の中心地が「マルクト広場」です。周りには美しい建物が建ち並んで観光客を魅了しています。

旗がなびいている所が州庁舎、お城を思わせるような立派な建物です。

 

マルクト広場で一段と目立つこの塔は、高さ88mの「鐘楼」。ホテルはこの塔のすぐ近くなので、もしはぐれたらこの塔を目印にして来れば分かりますと添乗員さんに言われましたが、確かにどこからでも見えるので、良い目標になりました。

 

マルクト広場には、ギルドの建物を利用したレストランが並び、観光客で賑わっていました。切妻屋根の色鮮やかな煉瓦の建物、おとぎの国に出て来そうなかわいらしい恰好をしています。

 

 

ブルグ広場の市庁舎          聖血礼拝堂

 

 

聖母教会           ベギン会修道院

ブルージュきってのロマンティックスポットと云われている「愛の湖」。ご多分に漏れず、ここにも悲恋物語があり、若い男女が社会の掟に阻まれて結ばれず身を投げると云った話が言い伝えられているそうです。

このツアーでアムステルダムに来た頃は、気温が30℃を超える暑さでしたが、ブルージュでは16℃、ジャンバーの下にシャカシャカ(ウィンドウブレイカー)を着込むほど肌寒くなりました。

 

 

一通り市内観光が済んだ後は運河巡りです。クルーズ船は定員30人くらいで屋根なし、「北のヴェネチアともいわれる運河の街ブルージュ」を楽しませてくれます。

 

 

中世の面影が色濃く残るブルージュ

ブルージュとは「橋」と云う意味で、縦横に張り巡らされた運河には50以上もの橋がかけられていて、クルーズ船は幾つもの橋を通りぬけていきます。

 

中世のヨーロッパの風景そのもの。

静かなたたずまいの街並みを楽しむことができました。

 

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