今更留学記 Family medicine

家庭医療の実践と、指導者としての修行も兼ねて、ミシガン大学へ臨床留学中。家庭医とその周辺概念について考察する。

アプガー先生

2008-09-19 07:42:04 | 医療ネタその他
Apgar先生という女医さんがいます

家庭医療教室の大御所で、教授です

家庭医療科のFamily Mother Baby (FMB) Service、つまり周産期診療のボスです

まだ挨拶をする程度で、直接マンツーマンで指導を受けたこともないので実際の人柄はよく分からないのですが

ちょっと声をかけづらい雰囲気をお持ちの先生です


ところでこのApgarという名前

医療関係の方なら、「あれ?」と思ったのではないでしょうか?

もしかして、あの Apgarスコア と何か関係があるのでは??

私もそう思いました

ちなみにこのApgarスコアの元になっているのは、アメリカの女医さん、Virginia Apgar先生(1909-1974)という方ですが

これまでの情報収集によると、少なくとも親戚であることは、間違いないようです

養女という説もありますし、姪だという噂も聞きました

そのうち仲良くなって、本人に直接確かめたいと思います

これもレジデンシー中の密かな目標の一つに加わりました


レジデンシー中の密かな7つの目標
1.教室のトップの先生をファーストネームで呼ぶ
2.Apgar先生とApgarスコアの関係を本人から聞き出す
3. 未定
4. 未定
5. 未定
6. 未定
7. 未定

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2 コメント

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Barbara Apgar,MD (Wolverine in Paris)
2008-09-23 16:05:13
宮崎先生
 Barbaraは確かにApgarScoreで有名なDr.Apgarの家族の一人です。姪なのか、娘なのかその辺は知りません。先週のAAFPで彼女のPAP細胞診フォローのガイドラインの講義に行ってきました。彼女はこの部門で全米では有名です。1時間半の話も、正直なところ真面目に話すからかちょっと退屈ぎみ。それとも私の時差ぼけのせいか?。以前UM勤務中も偉い人なんだけど、どうもとっつきにくさがありました。OBでは恐らくアテンディングになると思います。そのとき感想を教えてください。
 今回のSDでのAAFP年次大会は、不景気のせいか、製薬会社のブースに行ってもプロモの景品も安いペンだけであんまり華やかさがありません。15-20年前に比べるとぜんぜん活気がありませんでした。私が始めてAAFP大会に行ったのは1979年ニューオリンズでした。後でわかったことは、日本からは内山先生が来ていたこと。その頃はまだ面識がなかった時代です。家庭医療なんて日本では誰も知らなかった時代です。
 今回、SDで藤岡先生、仲川先生、猿渡先生、それに久保先生らと夕食をして情報交換をしました。楽しかったです。
 来年は10月にBostonですが、今から予定を取って是非来てください。私も行く予定です。
 レジデンシー1年目は研修にあんまり家庭医療色が無くって皆さんアイデンティティークライシスになるようですが、そのうちに自分が内科医になるのではないことが感じられるようになって家庭医の仕事というものが見えてきますよ。
 と同時にアメリカの家庭医療の現状が見えてきて日本からの熱血漢研修医には
がっくりすることもあるかと思います。
 要するに、留学の成果は留学する前にすでにその50%は到達しているのであり、すべては自分の家庭医療への情熱と理想をどこにいても燃やしかかげ続けられるかどうかみたいです。ドンキホーテそのものです。
 話は変わりますが、レストラン大和に行ってきました。ご主人と奥さんとなつかし話をしてきました。是非景ちゃんも行って上げてください。八幡浜名物鯛めしを食べてみて。
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RE: Barbara Apgar,MD (Wolverine in Paris) (familymed758)
2008-09-24 15:39:01
Wolverine in Parisさん、いつもコメントありがとうございます。AAFPエンジョイされたようですね。
Apgar先生とのマンツーマンの指導、経験後に是非報告したいと思いますが、ブログにかけるかどうかは分かりません・・・
ちなみにご指摘の通り、最近のローテーションは内科系病棟が多く、「内科的」な気分です。ちなみに来週から循環器病棟です。
来年のAAFP、是非いきたいですがSTFMにもいきたいですし、休暇との絡みで難しい選択です。
大和は先日いったのですが、鯛めしのことは分からなかったので、鉄火丼を頼みました。次回は是非、「鯛めし」ですね。
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