ぐるぐる自転車どこまでも

茨城県を自転車で散歩しながら,水戸藩の歴史について考え,たまにロングライドの大会に出場,旅する中年男の覚書

電動自転車をレンタルしてみました。

2019-01-12 07:49:35 | 自転車
水戸駅の北口に電動自転車のスポーツタイプをレンタルしてくれる場所があります。

北口からペデストリアンデッキを渡って銀杏坂の上り口のところにスナオシカメラがあります。その向かいに、地下の駐車場があります。そこで、1日500円で借りることができます。

電動アシスト付き自転車に乗ったことがありません。
1回は乗ってみたいと思い、借りてみました。



これは観光用ポタリングのための自転車です。
泥除けがついています。
前カゴがついています。
ちょっとした荷物を入れられるようになっています。
前カゴの前に車体番号のプレートがデカデカとつけられていて、レンタル自転車であることを明確に主張しています。
これはちょっと走っていて、気恥ずかしいですが、まあ、レンタルですからしかたがありませんね。

試しに、両手で車体を持ってみました。
うわっ。重い。片手ででは持てません。
15キロはあるでしょうね。

そして、ハンドルには、電動システムの操作板がついていました。
いくつかのモードを選択できるようです。
パワーモードもあるのですが、エコモードにすると、電池の消費が少ないと聞いたので、エコモードにしました。
電池はどのくらいもつのかというと6時間くらいはもつと言われました。



変速ですが、シマノがついていました。
前は1枚、後ろがたしか8枚くらいついていたと思います。

さあ、さっそく、走り出してみます。
受付のおじさんから、走り出す際の注意を聞かされました。
ケンケン乗りは絶対ダメだそうです。
なぜでしょうか。
まあ、とりあえず、自転車にまたがり、走る出すことにします。

右足でペダルを踏み込んでみました。

グイッ。
いきなり、加速しました。
たった1回踏み込んだだけなのに、グイッと押し出される、持っていかれるそんな奇妙な感じです。
驚きました。
これではケンケン乗りはできません。
もし、ケンケン乗りをしたら、車体がグイッと先へ行ってしまい、身体が置いていかれてしまい、転倒してしまうでしょう。

右足足の次に、左足も踏み込んでみました。
踏み込むといっても、軽く足を下方向に押したくらいです。
また、グイッグイッと加速します。

妙な感じです。

普通の自転車は踏み込む際に、ペダルに重さを感じます。
そして、だんだんと何回か踏み込んでいくと加速し、それに伴いペダルが軽くなっていく感じです。
そういう加速に伴い重さが軽くなっていく感じがないのです。
ペダルの重さ、軽さと速度感が一致していないのです。

あっという間に加速できます。
15キロくらいまではほんとに軽々でした。

しかし、20キロ付近からは加速が鈍くなりました。
重い、重い。
ロードバイクだとこの速度域からも軽く加速できるのですが、この電動バイクは重くなる。

後で調べてみました。

この図を見てください。



時速10キロまではアシストは1:2
これを超えるとアシストが減少します。
24キロを超えるとアシストは切れてしまいます。
24キロからは、普通の自転車になるということで、いや、この電動自転車は車重があるので、普通以上に重い自転車になるということです。

ちなみに、平地だけでなく、坂道も上ってみました。
らくらくです。
普段なら立ちこぎしなければならない坂道も座ったままで軽く上れます。

結論。

電動アシスト付き自転車は、軽いポタリング向きです。決してロードバイクのように走ろうなどと思ってはいけません。
時速15キロくらいで、タラタラ走るといいと思います。

電動アシスト付きのロードバイクやマウンテンバイクがあります。
たぶん、マウンテンバイクなら上りでアシストが活躍して、面白い気がします。
ロードバイクは坂道をどれだけ登るかによるでしょうか。




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