ぐるぐる自転車どこまでも

茨城県を自転車で散歩しながら,水戸藩の歴史について考え,たまにロングライドの大会に出場,旅する中年男の覚書

佐渡ロングライド(サイクリングヤマト便かカンガルー自転車便か)

2019-01-16 22:08:12 | 自転車
サイクリングヤマト便の規約が一昨年に改訂されていたようだ。
うっかり気づかずにいた。

私は日本サイクリング協会に所属している。
そのもっとも大切な理由の一つは,サイクリングヤマト便が使えることであった。

サイクリング・タッグを購入し、ヤマト運輸㈱の営業所に依頼すると輸送料金が割引になるのだ。
配送料はヤマト便60kg運賃が適用される。

佐渡島ロングライドに参加するときに,サイクリングヤマト便を使った。
記憶がおぼろげだが,
片道3000円くらいで茨城から佐渡島まで遅れた気がする。
それに比べると,他社の宅配便で送ると7000円〜8000円もかかった記憶がある。

今から2年前には,梱包のサイズには特別うるさくなかった。
なので,シーコンのエアロコンフォートプラスで自転車を送っていた。
これは,前輪,後輪を外すだけのケースだ。
使用していたが,かなり快適だった。

ところが,先日,規定を確認したら,三辺の合計が203cmまでに制限されている。

説明はこうなっている。
「自転車は、前後車輪を外してフレームなどを緩衝材(タオル・ダンボール・プチプチ等)で保護のうえ、輪行袋、ハードケース、段ボール箱のいずれかに入れてください。ヤマト便の改定により梱包後の重さは30kgまで、三辺合計が203cmまでとなりました。
市販の輪行袋に入らない形状のもの(お買い物用自転車、電動アシスト自転車、タンデム、その他特殊形状等)は対象外です。
ヤマトボックスパレット(1,040×1,040×1,700mmサイズ)で送るため、縦置きになる場合があります。」

シーコンのエアロコンフォートプラスは完全に制限オーバーである。
もう使えない。

では,ペラペラの輪行袋ではどうか。
それなら寸法はクリアできる。
しかし,かなりしっかりとフレームを梱包しなければならない。
ディレラーの保護も完璧にしなければならない。
それでも,不安がつきない。
以前に,ヤマト便で輸送中にディレーラーが壊れてしまった経験があるからだ。
行きではなく,帰りでよかった。
行きだったら大会に参加できないところだった。

では,輪行袋ではなく,段ボール箱はどうか。
自転車店にある,自転車を輸送するための箱はどうだろうか。
たぶん,ペダル,ハンドル,サドルは必ずはずさなければ自転車は収まらないだろう。
これらを外すのが面倒だ。

できれば,外すのは,前輪,後輪くらいでかんべんしてほしい。
前輪,後輪を外しただけで,安全に運べて,しかも三辺の合計が203cm以内に収まる箱はないのだろうか。
あったら,ぜひ,使いたい。


それとも,サイクリングヤマト便はあきらめて,別の宅配便を利用すべきだろうか。

西濃運輸にも自転車の宅配便がある。
http://www.cycle-seino.jp
調べたら料金はサイクリングヤマト便の倍くらいになる。
だが,
三辺の合計は280cmになる。
梱包のイメージ図がこのHPにある。
「自転車の前輪とサドルを外し、箱に自転車本体(フレーム)を入れ、空いているスペースに外した前輪とサドルを入れてください。
すべてのパーツが箱に収まるよう、ハンドルを傾けることがポイントです。」
サドルは外すようだ。
こう考えると,
サイクリングヤマト便との差は,おそらく,ハンドルを外すかどうかだろう。

思案のしどころだ。