ぐるぐる自転車どこまでも

茨城県を自転車で散歩しながら,水戸藩の歴史について考え,たまにロングライドの大会に出場,旅する中年男の覚書

水戸歴史探訪サイクリング~チャリで巡る

2012-10-07 08:16:30 | 自転車
地元にいながら水戸の史跡巡りはあまりしていなかった。
なぜかと考えたのだが、自動車で巡るのが面倒くさいからだ。
田舎は自動車が普及している。
田舎では、大人になれば1人一台クルマを持つ。
贅沢だと思うが、公共交通機関が発達していないので、生活のアシはクルマしかないからだ。
クルマを乗ってしまうと歩かなくなる。
どこへ行くにもクルマで行く。
そうなると、クルマで行きにくい場所には行かなくなる。
こんかい、自転車で史跡巡りをして、クルマで行きにくい場所があるのだと感じた。
例えば、路地、小道がそうだ。
昔ながらの街だと幅が狭いことが多い。クルマできつい。
歩きだと、距離があるため、史跡巡りをしようという気にならない。
自転車だと街中ならクルマよりも機動性がある。
自転車を乗るようになって、史跡巡りにピッタリな乗り物だと気づいた。
で、どんなチャリにするかだが、街中の史跡巡りにはロードバイクは向いていない感じがしている。
ロードバイクの速度域が速すぎるのだ。のんびり、ぶらぶらという感じがしない。ロードバイクだと風を切って走らないといけない。そうでないと、バイクに申し訳ない気がしてくる。走ってしまうのだ。
史跡巡りだと、歩く時間が多くなる。
あちらこちらと歩かないと史跡を感じることが出来ない。
クリートがついていると歩きづらい。バイクから降りて歩くきもちになりにくい。どうも経験的にロードバイクは向いていない感じがしている。
ただし、遠距離ツーリング的要素のある旅は別です。
で、街中探索ならロードバイク以外の自転車なら何でもいいという気がしている。
意外とレンタルのママチャリなんかはいいかもしれない。
高価なチャリと違って盗難の危険もなく、お気軽だからだ。
ちなみに、私は街中探索のときは折りたたみ小径車を使用している。
小径車。
ポタリングにいい。
自転車が速く走ろうと急かさない。
まったりと景色など味わいながら走ることができる。
というわけで、これから歴史探索サイクリングは小径車を相棒にすることに決めた。




水戸歴史探訪サイクリング~水戸黄門神社

2012-10-07 07:59:54 | 旅行
水戸駅から徒歩3分ほど、自転車なら1分の距離に、水戸光圀公生誕の地がある。
神社という名称だが、祠堂であり、小さい。
光圀公は父頼房公の命によって水にされるはずだったが家臣の三木が引き取って自分の子としてこっそりと育てたという。ここは三木家の屋敷跡。
神社の裏の台地は水戸城ニノ丸。城のすぐ下の屋敷で、光圀公は幼年時代を過ごしたわけだ。
後に、光圀公はこの地のことを思い出し、歌を残した。その歌碑がある。
歌を読み、光圀公の心を感じるのもよい。
あまりに小さい神社なので、過大な期待は禁物だが、一度は訪れてもよいでしょう。