はじめまして、農林局林業振興・普及第一課の藤井です。
今回は先日6月15日に隠岐島後管内で行われた労働安全パトロールについて書いてみようと思います。
林業は他の業種と比較して労働災害の多い業種です。刈払機やチェーンソーなどを取り扱う必要があり、危険な作業を伴うこともしばしばです。機械の取り扱いはもちろんのこと、伐採時や倒木時など気を付けないといけないことが数多くあります。そこで普及員として林業事業体が正しく安全に事業を行っているか指導する必要があります。今回は労働基準監督署の方や林業・木材製造業労働災害防止協会の方々と一緒に、林業事業体が安全面に関して気を付けているか、実際に現場に行き指導しました。
写真はチェーンソーを使い木を伐採しているところです。
①正しい服装で作業しているか
②伐採時に安全確認を行っているか
③チェーンソーの使い方は正しいか
④切り込みの手順は正しいか
現場ではこの4点を確認しながら指導しました。
伐採手法については各事業体概ね良好でした。
ほかにも緊急時の連絡体制はどうなっているか、蜂に刺された際の対応方法はどうなっているか、チェーンソーの1日の使用状況はどうなっているか、給水は適度に行っているかを確認し指導しました。
特にこれからは真夏になるので水分を良くとり熱中症に気を付けていきましょう。
それではまた。