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中小企業診断士 藤田雅三 ブログ

~コンサルティングblog~ざっくばらんにいろいろ書きます。

3人マーケティング

2012年03月06日 07時12分33秒 | マーケティング・販促

 

おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。

先日の日経MJに次のような記事がありました。

「3名様狙え」
・飲み会も旅行も暮らしも3人。「おひとり様」に視線が集まる裏で、3人組に商機が広がっている。外食店や宿泊施設は1人と2人が基本単位だが3人対応が広がり始めた。
・~~~居酒屋「かまどか秋葉原店」を訪れた。3人は同じ学科に所属する同級生。「何となく2人より3人の方が気楽」
・「かまどか」約90店の来店客数(組数)に占める3人組の割合は1月には46%を占めた。
・ホリデイスポーツクラブには3人で申し込む「グループ会員制度」という制度がある。一例では「ペア会員」が1人8400円なのに対し、グループ会員は1人7350円と割安だ。全国12万人の会員の3分の1がグループ会員。グループ会員の退会率は全体平均より低いという。
(引用:2012/02/22 日経MJより)

とのこと。

なるほど分かる気がしますね。

おひとり様ブームでもありますが、1人は寂しく、2人だと気を遣う、3人なら気が楽だし孤独でない。

たしかに2人で旅行するとか、2人でサシで飲むっていうのは、ちょっと構えてしまうところがありますね。

以前コンサルティング会社に勤務していたときに、ヒューマンエラーの改善プロジェクトをしていたことがありますが、ヒューマンエラーを防ぐのによく知られているのが、指差呼称とか喚呼応答。喚呼応答は単にオウム返しするのではなく、いわゆるダブルチェックでないと意味がないわけですが、ダブルチェックだけでは飽きたらず、3人でトリプルチェックならもっと良いのでは?といった意見がでてきました。

しかしながらいくつかの実験データによるとダブルチェックの効果よりもトリプルチェックの方が確実性が低いといったデータもあったりするようです。

これは単に人数を増やせば確実性が高まるかというとそうでもなく、逆に誰かがちゃんとチェックしているだろうと考えて、気が楽になってしまう。いわゆる「社会的手抜き」という現象であると言われたりしています。

ヒューマンエラーのお話しと3人マーケティングが同じではありませんが、2人だと緊張感があったり、気をつかったり、人数が増えると気は楽になるけれど・・・。3人だとちょうど良い単位、という感じはたしかにありますね。

3人を単位にしたマーケティング、いろいろ考えてみると良いかも知れません。

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