イマカガミ

こころにうつりゆくよしなしごとを・・・

いつもどおり

2005-11-22 23:26:46 | 
学校へ行き、机に向かう。

そういえば、書き忘れていたこと。
藤原和博著「リクルートという奇跡」を読む。amazonの該当ページ
恥ずかしながら、リクルートにはあまりいい印象は持っていませんでした。
あのリクルート事件のせいです。
とはいえ、一兆円の借金をあっという間に返済しつつあることや、
リクルート出身の人をよく見かけるので気にはなっていました。
これを読んでみて、リクルートの株を買ってみたくなりました。
でも、未上場なのね。
著者の書いているところによると、リクルート事件は大部分の社員とは
全く無関係なところで起こったようだ。
その辺は私にはわからんのです。

この本を読んだので、次に
松永真理著「iモード以前」を読む。amazonの該当ページ
ずっと前に同じ著者による「iモード事件」を読んだことがあります。amazonの該当ページ
二番煎じかと思っていたので読まずにいました。
こちらはリクルートでの仕事について書かれている。

正直に言うと、リクルートという会社のビジネスモデルや、
収益性がすばらしいというのは分かる。
でも、この二人の非凡さがよく分からない。
就職情報誌というチャンネルからアプローチして、
顧客企業の採用戦術にまで関与していくということは、
今では常識だろうし。
いや、それが20年近く前のことだったからすごいのだろうな。きっと。
多分、藤原氏について言えば進取の気性に富んでいるということが
非凡なところだったのだろう。

藤原氏の本にある、上司が部下や就職活動中の学生に、
自分たちが手がけている事業のすばらしさを積極的に見せていくという、
「感動のビタミンを継続的に与えていくこと」には、はっとさせられた。
大学院なんかでもそれは重要だな。
でも、今の業界には閉塞感が漂っているように思えて仕方ない。
あなたはロマンや夢を語れますか?