イマカガミ

こころにうつりゆくよしなしごとを・・・

昼は

2005-11-19 21:45:21 | 食べ物
大岡山駅付近の大岡山しま坂へ。
にぎやかな通りから少し入ったところです。

12時半頃着いた。待たずに入れた。
らーめんを注文。800円。
同時にぞうすいも頼もうか迷ったけれど、
ラーメンを食べてから考えることにする。
器は、灰色で直径が大きく、平たい。
レンゲも木でできた楕円形のもの。
あちこちにこだわりのある店構えだ。

店の隅にはどうもフードライターっぽいおばさんがいた。

らーめんが出てくるのを待っていると、
未就学児を二人連れた女性が入ってきた。
三人分の席がなかったので、私が一つずれてみた。

(母親)「あら、よかったね。席があいたよ。」と子供に。
(私には一言もなしか。

しばらくすると子供はトイレに行き、なにやら泣き叫んでいる。
耳障りな音に、運が悪いなぁと思っていると、その子供が戻ってきて
カウンターにある割り箸をいじりはじめた。
(母親)「やめなさい。例えばあなたの右隣のお兄さんが
いじっていたとしたら、そんな箸なんか使いたくないでしょ?
だからあなたもやめなさい。」

(ん?)思わず母親の顔を覗き込む私。
「おたくの豚児、トイレで手を洗ったのかね?」とか、
「見知らぬ無礼なおばさんにいきなり汚いものの例えにされるなんて嫌でしょ?
だからそんなこと言ってはいけません。」という言葉が
のど元まで出掛かっていたけれど、自制。

ここで私のらーめん登場。
スープには不思議な組織が浮いていました。
あとで柚子片だということが分かりました。
醤油系のとんこつかな?
こってりしているけれど、柚子が入っていることからも分かるように
すっきりとした、でも濃い目の味でした。
壁に貼ってある口上によると、麺の量は通常の2倍だそうな。
細い。チャーシューは一枚。メンマちょこちょこ、のり2枚。
ねぎはひげ状のものが載っているけれど、
お好みでカウンターにある刻みねぎを投下する。
こちらの容器には水がたまっていた。ちょっとな。

隣の団体は、母親に一杯、子供二人に一杯頼んだらしく、
子供用に器を二つ。
あらかじめ麺は子供用の器に入って出てきた。それをみて、
(母親)「あら、気が利くわね。」
食べ始めると、ねぎが嫌いな様子の子供に向かって
「しっかり食べなさい。一生懸命作ってるでしょ。」
再び割り箸入れをいじり始めた子供に向かって
「(同上)左隣のおじさんが(同上)」
今度は反対隣のおじさんが標的ですか・・・。

出口が開いていて、風が入ってきたのだろうか、
「あら、寒いわね。あそこのお兄さんに閉めてもらいましょう。」
そこにはお客のお兄さんしかいませんけど・・・。(私ではない)
しかもあなたから店のドアまで2mないですよ。

スピードを上げて食べ続けたので味のことはよく覚えていません。
もちろん雑炊を頼むのはやめました。
カウンターのティッシュを探したら、私の目の前にあったはずのものが
親子の占有物になり豚児が鼻紙芸をしている。
え、それは叱らないの?

どこかのお嬢様が庶民の食べ物を食べに来たのだろうか。
それにしても、子供は親を選べないからな、と軽く豚児に同情して店を出た。
それに、あの親も土曜日の昼ごはんに育ち盛りの子供二人を連れて
ラーメン屋に来ているけれど、将来の納税者を二人生んでいるわけだし、
まあ、なんとか。

麺類同好会の今週の活動はかくの如し。
サービス券をもらったけれど、多分もう行かないだろうな。
いや、遠いからですよ。
そういえば、木月にあるはっちの入り口には「未就学児童同伴お断り」とあったなぁ。
そういえば、はっちの店主は元東大生だったなぁ。
なるほど・・・。

夕方買い物に行ったスーパーで、
とあるおばさんが惣菜売り場の店員に鍋セットはないかと聞いていた。
店員が鍋セットの内容物を聞ききかえしたところ、
おばさんは激怒ですよ。
「鍋セットって言ってるでしょ。」
いや、それは言っているとは言わないよ。
だって意図しているところが相手に伝わってないんだもの。
言いたいことを言うのと、伝えたいことを言うのでは全然違うよ。
私は惣菜売り場から即座に離脱しました。
そのせいで夕食用のサラダを買い損ねてしまった。

げんなりして帰宅。

今日は

2005-11-19 21:33:18 | 日記
坂井先生の60歳記念研究会に出るため、東工大へ。
海外からもお友達が来ていた。
名前は知っていたけれど、はじめてみる人も。

久しぶりに会った先輩たちは、私の近況を気遣ってくれている。
ありがたい。

弦理論は何を予言できるのか、などということを考えながら話を聞いていました。