イマカガミ

こころにうつりゆくよしなしごとを・・・

昨日の夜から

2005-11-28 23:01:33 | 
エリヤフ・ゴールドラット著「ザ・ゴール」にはまる。amazonの該当ページ
よく話題になっていたし、いろいろなところで見かけるので
気にはなっていたのだ。
気づいたら、知り合いのMBAの本棚にもあったし。
日本語訳を図書館で見つけたので読み始めてみると頗る面白い。

著者は物理学者で、閉鎖寸前の工場の効率を主人公と愉快な仲間たちが
改善していく、という小説だ。
やっていることは全くもってリーズナブルな作業だ。
つまり、習慣による視野狭窄を打破し、問題を洗い出し、
対処する、ということだ。
私や、私と同じようなバックグラウンドを持っている人には
当然に思えるけれど、
それでもこの本が面白く感じられるのは著者の筆力だろうか。
工場の生産プロセスの改善に関しては、オペレーションズリサーチで用いられる
いわゆるPERTというものだから、この本以前にも知られていたことだろう。
となると、この本で新しく導入された概念は、
ローカルにPERTにより最適化されたユニットについては、
外的な企業戦略や評価尺度が拘束条件になりうる、という点だろうか。

ちなみにこの本は、著者の会社が販売している
ソフトウェアの方法論の宣伝のためにかかれたそうな。

午前中

2005-11-28 21:03:13 | 日記
東工大の研究会に顔を出し、
午後はこれまた東工大の衛藤くんを矢上に呼んでセミナー。
いろいろ質問できて有益でした。

そんなわけで今日の弦理論セミナーはお休みにしてもらいました。