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岡崎直司の岡目八目

歩キ目デス・ウォッチャー岡崎が、足の向くまま気の向くまま、日々のつれづれをつづります。

東雲学園、みつばハウス。

2007-06-10 13:38:46 | まちづくり


昨日、9日土曜日に、松山の東雲学園にある「みつばハウス」が初めて一般公開された。

全く著名な建物ではないので少し説明をすると、元々昭和初期にJ.H.モーガンによる設計で建てられていた宣教師館が、昭和20年7月の松山空襲で焼失し、その基礎をそのまま使って戦後昭和24年(1949)に、今度はボーリズによって復旧された建物。
学園の戦後復興に尽力された、当時のジレット校長ご夫妻が住まいとして使われたままの佇まいが残されている。ただ、近年は次第に使用されなくなり荒れていたが、学園にとっても地域にとっても掛け替えの無い貴重な建築物なので、何人かの有志で保存活用への道を働きかけてきた。
多くの方の協力があり、屋根の上に積もった長年の落ち葉を片付け、内部の掃除をして、ここ二年ばかり会合も何度もしてきて、やっとの展開。

学園側でもまだ完全ではないが屋根を補修し、正面の外観塗装を整え、内部の床を一部張替え、最初の頃に較べると随分と見違えるようになってきた。

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