いきなりですが、この記事のタイトルの文を英語にしてみてください。
そんなのカンタ~ン!..... A week is seven days.でしょ?.....ブーッ、残念!
.....正解は A week has seven days.です。
この問題、ほとんどの中学生ができません。
「です」を見ると自動的にbe動詞を使いたくなるようです。
単純に「1週間は です 7日」の順に並べて英語にすればいいと考えるんですね。
では、A week is ~だと何が問題なのか、検討してみましょう。
ほとんどの教材にbe動詞は「=」の意味だと書かれています。
a week と seven days は果たしてイコールでしょうか?
一瞬その通りと答えたくなりますが、よく考えると違うような.....。
たとえば日曜日ばかり7日間集めても seven days ですが、これを1週間とは言いませんよね。
ん?でもこれだと「7日は1週間です。」がおかしいことの説明にしかなってないか.....。
1週間は必ず7日間ですもんね.....。
seven days を主語にすると Seven days are ~になります。
さっきは is だったのに.....。
そもそも単数と複数をbe動詞「=」で結ぶことに文法的な無理があるということかな?
そうすると Two weeks are fourteen days. ならOKなんでしょうか.....?
などといろいろ考えていたら、疑問が湧いてきました。
be動詞って本当に「=」なんでしょうか?
当たり前のようにそう言われていますが、どうも納得できません。
数学で使う「=」を厳密に解釈すれば、左辺と右辺を入れ替えても式は成り立つはずです。
I am Kiri. は Kiri is me. とも言えますが、He is a doctor. は逆にしたらおかしいですよね。
be動詞の後に happy や from China が来る場合は文自体が成立しません。
日本語で考えてもそうです。
「私は医者です。」と「医者は私です。」は違う意味です。
「○○は××です。」というとき、決して○○=××ではないですよね。
なのになぜ、英語ではbe動詞を「イコール」と定義したがるのでしょう。
「イコール」の場合もあるでしょうが、むしろそうでない場合の方が多いと思います。
勤務時間中はShe is a teacher. でも、家に帰れば She is a mother. だったり、またある時は She is a volleyball player. だったりするわけです。
She is happy. の日もあれば、She is sad. の夜もあるでしょう。
すなわち、be動詞で表現しているのは、ある時・ある場面での主語の一面でしかないと思うのです。
これを「イコール」と言ってしまうのは少々乱暴な気がします。
「イコール」と言うより、「存在している」という意味を主に考えてはどうでしょう?
ある時は教師として存在し、ある場面では母親として存在している。
嬉しい状態で存在している日もあれば、悲しい状態の存在のときもある。
「イコール」のような矛盾は出てきません。
ただ、事物が主語になって真理を表すときには「イコール」の方がふさわしい場合もありますね。
Twice two is four.(2×2=4)は twice two の一面を表しているわけではなく、four以外になりようがありません。
要は、be動詞はみな「イコール」という短絡的な解釈は危険ではないかと言いたいだけです。
もっとも、どう解釈しても A week is seven days. が誤りである説明には説得力がたりません。
これってやはり意味的な理由ではなく、上記のような文法上の理由ですか?
どなたか教えてください!
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そんなのカンタ~ン!..... A week is seven days.でしょ?.....ブーッ、残念!
.....正解は A week has seven days.です。
この問題、ほとんどの中学生ができません。
「です」を見ると自動的にbe動詞を使いたくなるようです。
単純に「1週間は です 7日」の順に並べて英語にすればいいと考えるんですね。
では、A week is ~だと何が問題なのか、検討してみましょう。
ほとんどの教材にbe動詞は「=」の意味だと書かれています。
a week と seven days は果たしてイコールでしょうか?
一瞬その通りと答えたくなりますが、よく考えると違うような.....。
たとえば日曜日ばかり7日間集めても seven days ですが、これを1週間とは言いませんよね。
ん?でもこれだと「7日は1週間です。」がおかしいことの説明にしかなってないか.....。
1週間は必ず7日間ですもんね.....。
seven days を主語にすると Seven days are ~になります。
さっきは is だったのに.....。
そもそも単数と複数をbe動詞「=」で結ぶことに文法的な無理があるということかな?
そうすると Two weeks are fourteen days. ならOKなんでしょうか.....?
などといろいろ考えていたら、疑問が湧いてきました。
be動詞って本当に「=」なんでしょうか?
当たり前のようにそう言われていますが、どうも納得できません。
数学で使う「=」を厳密に解釈すれば、左辺と右辺を入れ替えても式は成り立つはずです。
I am Kiri. は Kiri is me. とも言えますが、He is a doctor. は逆にしたらおかしいですよね。
be動詞の後に happy や from China が来る場合は文自体が成立しません。
日本語で考えてもそうです。
「私は医者です。」と「医者は私です。」は違う意味です。
「○○は××です。」というとき、決して○○=××ではないですよね。
なのになぜ、英語ではbe動詞を「イコール」と定義したがるのでしょう。
「イコール」の場合もあるでしょうが、むしろそうでない場合の方が多いと思います。
勤務時間中はShe is a teacher. でも、家に帰れば She is a mother. だったり、またある時は She is a volleyball player. だったりするわけです。
She is happy. の日もあれば、She is sad. の夜もあるでしょう。
すなわち、be動詞で表現しているのは、ある時・ある場面での主語の一面でしかないと思うのです。
これを「イコール」と言ってしまうのは少々乱暴な気がします。
「イコール」と言うより、「存在している」という意味を主に考えてはどうでしょう?
ある時は教師として存在し、ある場面では母親として存在している。
嬉しい状態で存在している日もあれば、悲しい状態の存在のときもある。
「イコール」のような矛盾は出てきません。
ただ、事物が主語になって真理を表すときには「イコール」の方がふさわしい場合もありますね。
Twice two is four.(2×2=4)は twice two の一面を表しているわけではなく、four以外になりようがありません。
要は、be動詞はみな「イコール」という短絡的な解釈は危険ではないかと言いたいだけです。
もっとも、どう解釈しても A week is seven days. が誤りである説明には説得力がたりません。
これってやはり意味的な理由ではなく、上記のような文法上の理由ですか?
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be動詞という概念がすぐには理解できませんでした。
ふうむ。確かに難しい問題ですね。単純なものだけに、逆に説明がつけづらい・・・。こんな質問をしてくる生徒がいたら、おそらく感動しちゃうでしょうね。
でも、たぶん、英語の先生でもなかなかまともに答えられない問題だと思います。だから、けっこういい加減に「こうなるんだよ!」と威張ってみたりして・・・。
ちょっと待ってください。私なりに考えてみます。他の人がもっといい答えを出してくれるかもしれませんが。
He is a doctor.は「彼は一人の医者として存在している」と考えればいいわけですよね。
be動詞のイメージを「存在」とすれば,
~です→~として(~という状態で)存在している。
~いる・ある→文字通り存在を表す。
~になる→~という存在になる
となり,意味の使い分けさえ「存在」しなくなります。
パソコンメンテナンスももうすぐ終了かなあというところです。システムの再設定が異常なぐらい大変でして....。
やり続けてわかったのが、英語って日本語に訳してから考えていてはだめなんですよね。そのまま入っていくと、逆に訳すのがおっくうになるぐらいがベストかと。え~、最初に英語教育の中学の段階で、教え方に問題があるのでしょうね。
うーん、めちゃ快適!
確かに初心者にbe動詞の概念は教えにくいですね。日本語の主語+述語との違いがわかりにくい.....。おまけに日本語でも「主語」がわかっていないことが少なくないので.....。
「こうなるんだよ!」で片づけてしまいたくなることもありますね。一番ラクです(笑)。
ぜひDunsanyさんの見解をお聞かせください。待ってま~す!
同じ意見の方が身近に「存在」することを知り、嬉しい限りです。
そうなんです、私も何とか「使い分け」をなくしたいんです。
またいろいろ教えてください!
中学での和訳がきちんとした日本語にこだわりすぎなんです。頭から訳していけばいいのに、後ろから戻ってあちこち行っているうちに訳がわからなくなる.....。
英語を話す人種と同じ流れで解釈していく練習が必要だと思います。
「一般動詞(doの動詞)は主語が何かする。haveしたりrunしたりしている。
be動詞は、主語の状態の何かを指示する。何かしていなくても、Jonがmanだったりbigだったりfannyだったりするんだから、そこを取り出して説明するためにbeを置く。」
進行形が出た時に何ていえばいいか、考えてませんでした。「進行形はもはや動詞で無い」とか言ったら、またドツボにはまりますな。
頭の中では答えは出ているのですが、それを言葉にするのがとても難しい・・・そんな状況です。
とりあえず一通りの文法的な説明を考えてみたのですが、あまりにも長すぎてしまったため、私のBlogの文法のコーナーで、改めて整理して述べてみようと思います。
今回はその要点まで。
(1)beは「存在」と「状態」に分ける。「存在」はあとに場所を表す副詞を置いて、「~にある、いる」の意。「状態」は補語を伴い、「~(という状態)である」の
意。文型が異なるので、この二つは分けなければ説明ができない。
(2)「イコール」とは、補語か目的語かを識別するための、「考え方」にすぎず、「イコールだから、beが使える」という判断のための概念ではない。あくまで方便であって、数学的なものではない。
(3)A is B.のBは主格補語。名詞はよいとして、形容詞の場合は「叙述用法」。名詞の前につく「限定用法」とは用法が異なる。
(4)修飾語を省いた時、weekは集合名詞、day(s)は普通名詞。元々別種の名詞。A week has seven days.は親が子を、大が小を内に含むイメージ。同じステージの名詞ではない。
(5)数学の計算における数詞は概念であって、抽象名詞。したがって、常に単数扱い。
(補足)進行形、受動態におけるbeは完了形のhaveと同様、助動詞扱い。
・・・これだけではあまりにも説明がしきれていませんので、また改めて。
すいません、中途半端でf(^^;)。