刈入れの終わった田圃に食らいつくようにびっしり生えていた。
間違いなくカヤツリグサ属の一種に違いない・・・・。
しかし草丈は良く有っても10cm足らず、曰くミニカヤツリグサ・・・・。
根元より分岐した5cmぐらいの花径頂部に薄平たい三複葉の様な小穂を付けている。
多分今までにも見ていたのだろうが全く気にも留めずに通り過ぎていた。
撮影2014.10.29
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カヤツリグサ科カヤツリグサ属
関東~九州の水田、あぜなど湿地に生え、茎は葉の間から密に叢生し、高さ10~20cm、根本と茎の下部に少数の線形の短い葉をつける。
茎の先の葉状の包葉の基部から長さ5~10cmの花序枝を3~6個だし、その先に掌状に淡緑色の長さ5~12mmの小穂を3~8個つける。
小穂には10~30個の花をつけ、鱗片は長さ約1mm、小穂の中軸にやや開出してつき、中肋の背はざらつき、先端の芒は外曲する。
果実は倒卵形で3稜がある、長さ0.5mm、表面は微小な凸凹があり、柱頭は3岐、果期は7~10月。