これも野面散歩道、借り入れの終わった田の畦に小群生。
見た目はスタンダードなカヤツリグサに過ぎないが、槍の様な細い花穂をの塊を付、ハマスゲの花穂を黄緑色に変えた感じ・・・・
スタンダードなカヤツリグサとは似ても似つかない。
ハマスゲに似てキハマスゲとも呼ばれ、 名の通り大きな塊茎を食用にする。
細い細い槍の頭から白い蕊を覗かせていた
撮影2014.10.21
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カヤツリグサ科カヤツリグサ属の多年生植物、和名は塊根を食用にできることから名づけられた。
ハマスゲに似て、花序が黄色のため、キハマスゲとも呼ばれる。
食用にするのは塊茎の大きな栽培品種だが、日本に入ってきたものは塊茎の小さい野生型である。
ハマスゲより全体に大きく、地中に根茎を伸ばし、先端に長さ5~10㎜の球形の塊根をつくる。
茎は単生し、基部は赤色を帯び、葉は幅約5㎜、花序の高さ以下、花序は複生し、花序軸には刺がある。
小穂は長さ5~20㎜、幅約1㎜の倒披針形~線状惰円形、黄褐色で、熟すと次第にわら色に変わる。鱗片は長さ約2㎜。
痩果は長さ1~1.5㎜の倒卵形。花柱は長さ0.5~1㎜、柱頭は長さ1~2㎜。雄しべ3個。
在来種のハマスゲは道端など乾いたところに生え、花穂の色が赤褐色で、塊根がアーモンド形。