いつもの散歩道、コンクリート擁壁のひび割れに根を降ろし一株だけ生えていた。
間違いなくヨモギの仲間には違いないけど葉が針のように鋭く細い。
草丈約1m余り、花も普通のヨモギに変わりなさそう・・・・
検索してみるとクソニンジン(糞人参)と云うらしく、日本には江戸時代末期に渡来した帰化植物らしいが僕の知ってる限り、近くに群生地は無い。
撮影2016.9.12
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キク科 ヨモギ属
和名は、特異な異臭を持つこと、および葉がニンジンの葉に似ていることによる。
全体に強い匂いがあり、茎は直立し、高さ 1 m から 2 m ほどになり、無毛、下部は太さ 1 ㎝ に達し、木質化する。
上部ではよく分岐、若いときは緑色だが後に褐色、葉は互生し、長さは 2~7 ㎝、3回羽状に深く裂け、最終裂片は幅 0.3 mm 程度に細かくなる。
原産地はユーラシア大陸であり、アジアから東ヨーロッパにかけての広い地域に分布する。
日本には薬用植物として渡来し、現在は野性化して本州以南の畑、牧草地、荒地、市街地の道端などに生える。