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映画『名探偵コナン 世紀末の魔術師』

2019-03-24 06:13:07 | 映画評
2019年4月12日公開の『名探偵コナン 刺青の拳』を目前に、新作にも登場する「怪盗キッド」が映画初で登場した同作を観ました。

娘がコナンの映画、漫画が大好きで、一緒に見たので、エピソード記憶で記憶に残りそうです。

一言で言って、「予想以上に面白く、最後まで一気に観れる」映画でした。

ポイントは3つです。

1)ユニークな設定と興味深いキャラクター
シリーズのベースにある工藤新一と江戸川コナンの設定の他にも、灰原哀、服部平次、毛利蘭といった、興味深くも愛すべきキャラが出てきて、また、そのキャラを魅力的に発揮しています。

また漫画や映画を見て、このキャラ達に会いたい、と思える魅力的な登場人物が複数いるところが、魅力的でした。

2)ロシア王朝に関わる壮大なミステリー
ロシアのロマノフ王朝の最期に関わる異聞たんをベースにした、とても壮大なストーリーです。怪しいと思われる登場人物がたくさん出てきて、ミステリーとして、とても楽しめます。

3)怪盗キッドが格好いい
これは、ネタバレに少しなりますが、
怪盗キッドとの対決の映画なのに、怪盗キッドは映画の前半でスナイパーに撃たれて、出てこなくなります。表舞台に出てこずに事件を見守るキッド。最初のシーンと最後のシーンへの登場の仕方、いずれも、とても格好がいいです。

はじめて最初から最後までコナン映画を観ましたが、本当に面白かった。またアマゾン プライムに作品が出た時は、片っ端から見てみたいと思いました。

『TOEIC(R)テスト300点から990点へ、「7つの壁」を突破するブレイクスルー英語勉強法』(清涼院 流水著)

2019-03-22 08:20:43 | 書評
京都大学出身(中途退学)、小説家で作家の清涼院先生のTOEICの本。英語が苦手でいながら、読んだマンガがきっかけで単語集を手に取り、そこから、TOEICに挑戦して、990点を取るまで、そして990点を取ってからについて書かれた本です。


作家先生が書いている本が書いていて、さらに、自分の実体験をもとに書いているものであるため、とてもおもしろいです。TOEICのノウハウ本を読む際は、自分の勉強法に比較して他の攻略本を「研究する」という視点で読みますが、この本は違う。やはり、著者のストーリーを書く力が違うからでしょう。

清涼院先生がどんなきっかけでTOEICに挑戦して、990点達成を目標にしていったか、そこにいたるまでの、家族との出来事が、とても熱い想いで書かれています。人気小説家でありながら、TOEICになみなみならぬ情熱を傾けられたんだな、と、本当に感動してしまいました。

面白い反面、この本を読んでいると、すごい情熱で6年以上かけて990点を目指す人がいる、ということに感動するとともに、20年ぶりの受験で1回目の受験で990点をとろうとしていた私のことが、少し図々しく感じてしまいます。

とはいえ、基本的な勉強法には、とても似ている部分が多いです。

この本の題にある「7つの壁」とは、600点、730点、800点、860点、900点、950点、990点の壁です。それぞれの壁に対して、「壁の正体」と「壁の攻略法」が書かれており、その構成がまた、とてもわかりやすいです。

7つの壁の7つの攻略法の中で、もっとも共感できて、私も徹底したいと思えたのが、以下の3つです。

800点の壁の攻略法:毎回のTOEIC学習を習慣化し、日本語を介さずに「英語の音」「イメージ」の連結連想回路をつくる。

たぶんTOEICの学習をしたことがこれを読んだら、「なんのこっちゃ!」ということになると思いますが、この本を読めば、理解できます。

ここでのキーワードは「習慣化」と「イメージ」です。習慣化して継続することで、確実にTOEIC英語力をつけます。また、日本語訳をするのではなく、英語そのままで理解することを心がけるのです。

860点の壁の攻略法:正解と不正解の理由を理解して、学習の質を上げて、「わかったつもり」をなくす

奇しくもこの本で860点という高得点の壁をクリアするための攻略法と挙げられており、私もとても大切だと思うことです。TOEIC試験に限らず、問題を解いて間違った箇所については、なぜ間違ったか、すれぞれの選択肢について、正誤の要因を徹底的に分析する必要があります。同じ問題を繰り返し解くと、次回以降は正解の確率が上がりますが、それは「答えを覚えている」という要因によることもあります。なぜその選択肢が正解なのか、なぜ他の選択肢は間違いなのかを理解しなければ、次回 類似の問題がでた時に正解できないのです。

950点の壁の攻略法:誰かに解説できるまでに完璧に理解し、リスニング、リーディング、スピーキング、ライティングの複合技能を同時に高めてい

ここで「誰かに解説できるまで」というのが、とても説得力があります。やはり満点をとるまで極めるには、自分でわかっているだけではなく、言葉にして誰かに説明できることが必要だ、というのがとても説得力があります。解説する相手がいない場合はどうするか?著者は、その場合は自分に解説することを薦めています。

ぜひやってみたい、と思える、攻略法です。

この本をおすすめしたいのは、TOEICに挑戦しても足踏みしてなかなか得点が上がらない人に対して、です。みんな壁にぶつかっていること、壁をブレークスルーする方法はあるということは、とても励みになります。TOEIC挑戦が長期化している人に、是非、ご紹介したい本です。

書評『アンドロメダの猫』(朱川湊人著)

2019-03-20 08:41:15 | 書評
勉強法、資格試験、時間管理、習慣化、集中力といったテーマを決めて、書評を紹介していますが、私も、心を豊かにする、楽しめる読書もします。

特に大好きなのが、朱川湊人さんの作品です。朱川湊人さんの初期の作品は、昭和ノスタルジック・ファンタジーが多かったのですが、最近の作品は『冥の水底』『無限のビイ』といった、その設定とストーリー展開に引き込まれる、どんどん先が読みたくなる作品が多い。

TOEIC試験が終わったごほうびに、図書館で借りて、読みました。

ストーリーは、公私共に幸せな生活は送れていない20代の少し身長の高い女性が、ふとした出会いときっかけで、大胆な逃亡生活を行うことになる。その中で、自分について、家族について、人生について考える。朱川作品では、それぞれ一長一短ある愛すべき登場人物を丁寧に描写して、作品に愛着を持たせてくれます。この作品も、いろんな登場人物に興味が持てる内容でした。

ストーリーは途中からは、読めてしまいました。それでも、最後まで興味をもてるのは、ひとりひとりの人物を丁寧に書くこと、そして、人と人との関わりで作られていく人生を丁寧に描いていく朱川さんの作品だからだと思います。

同性愛の扱いについてなど、挑戦的なところはあり、それ自体は、私もそんなに良い印象を持ちませんでしたが、それでも最後まで楽しめました。

勉強の合間に、このような心を豊かにする、小説などの趣味の読書をする、それは自分をいたわること、自分を大切にすることであり、それはそれで、大切なことだと思うのです。

『半径3メートル以内を幸せにする』(本田晃一著)

2019-03-20 07:49:14 | 書評
半径3メートル以内を幸せにする
本田晃一
きずな出版



『半径3メートル以内を幸せにする』(本田晃一著)


ハッピーに生きる秘訣を情報発信して講演会、コンサル、執筆を行っておられる本田晃さんの本です。題名と、1歳位の子供と犬がたわむれる写真があまりに愛らしくて買いました。


幸せに生きることをテーマにした自己啓発の本です。幸せに生きるためのノウハウがつまっています、。

資格試験に挑戦するのは、今よりも幸せになるためです。では、資格試験に合格するまでは幸せでなくてもいいのか?そういうわけではありません。資格試験に意欲的に取り組み、そして、集中することにより効率的に勉強するには、やはい、今も幸せである必要があります。そして幸せな気持ちで資格試験に取り組むことが、資格試験に短期合格するための重要な要因なのです。

幸せになるための考え方をいくつも紹介していますが、その中でも、特に私に気づきを与えてくれて、幸せな生活を送るきっかけを作ってくれたのは、以下の3つの考えです。

1.チャンスはすべて「人」を介してやってくる。

著者の経験から、ご縁のありがたみを忘れず、周囲の人を大切にしている人ほど、大きく成功しているとのことです。

人との関わりの中で幸せを感じるのであるから、やはりチャンスを、そして幸せを運んできてくれるのは「人」だと思います。

著者がアドバイスしているように、「あの人のおかげだな」と思い返す時間をもっていきたいと思います。

2.「素敵な自分になる許可」を自分に与えると、すんなり、そうなれる。

素敵な人間、幸せな人間になるには、まず自分がそうなれることを自分に対して許可しなければなりません。こんな私が素敵になれるはずがない、と思っていたら、ネガティブなことを引き寄せてしまうのです。

自分のことを大切にしたら、周囲にも大切にされる。

自分のことを大切にしたら、周囲の人を大切に扱える。

まずは、自分を大切にする。評価する。自分に優しくする。

仕事で忙しい人中、資格試験を受験する人は、いずれも自分に厳しい方が多いと思います。

そんな中、自分を大切にすることができたら、より、集中して勉強できると思います。

3.日々の小さなこと、過去のことに「幸せだな」「ありがたいな」「幸せだったな」「ありがたかったな」と感じる練習をする

これは、私は、普段から意識していることです。

でも、もっと、やってみたいと思いました。

以前は幸せに感じていたことが、いつの間にか当たり前になってしまって、感謝できなくなるという感覚。

これ、すごくよくわかります。

私も、とても大きな悩みが、解決に向かったとき、涙を流して感謝しました。でも、だんだん、それに対する感謝を感じる間隔が長くなってきた気がします。

著者のいう「小さなことを幸せだなと感じる練習」、必ず毎日行いたいと思いました。

***

資格試験の勉強とは直接関係の無いテーマの本ですが、とても素敵な本でした。資格試験に挑戦する方々も、この本を読んで、まず、試験勉強のベースになる、幸せな生き方を実践していただきたいと思いました。

90日の勉強でTOEIC990点に挑戦! 3月10日の問題難易度と私の予想点

2019-03-20 07:45:45 | TOEIC
2019年の2月に50歳になった私が、20年ぶりのTOIEC受験で990点を目指す。2018年12月に勉強を開始、2019年3月10日に受験しました。

TOEIC試験では、Official Score Certificate(公式認定証)は、試験日から30日以内に郵送されます。また、インターネットで受験申込手続きをした人は、その1週間前からインターネットでスコアを確認できます。

インターネット申し込みをしていると、1週間前から結果を確認できる。これは、断然、インターネット申し込みがお得ですね。

私はインターネットで申し込みをしたので、4月2日に結果が出ます。では、その難易度は?予想得点は?

難易度は公式問題集4と同程度
TOEICの問題は、2016年度の5月から新形式になりました。より問題が難しくなった(難化)したと言われています。新形式になってから、4冊の公式問題集が出版されていますが、最新発行、2018年10月に発行されたのものが、「公式TOEIC Listing&Reading問題集4」です。

公式問題集は1~4まで、どんどん数が増えるほど難易度が高くなってきたと、言われています。私は試験対策に、公式問題集3と公式問題集4を使いました。(公式問題集1と2については、勉強したことも見たこともありません。)

今回の試験の難易度は、公式問題集4と同じ程度だったと思っています。

公式問題集4よりも少し難しいな、と思ったパートがリスニングのPart2 (テキスト問題なし。読み上げの質問に対して、読み上げの選択肢から回答)と、リーディングのPart5(文法、語彙)です。

公式問題集4よりも少し簡単かな、と思ったのが、リスニングのPart1(写真を見て、読み上げの選択肢から回答)と、リーディングのPart7です。

毎回のように難化が進んでいると言われる、TOEIC L&Rテストですが、2019年の3月の時点では、最新の公式問題集で対策していたら十分な難易度といえると思います。

予想得点は、980点
TOEIC L&Rでは、正解数で得点が決まるわけではありません。Listingについていえば、2問程度間違っても、満点である495点が取れるようです。それとは対象的に、Readingは、1問間違ったら490点、2問間違ったら485点、と、ほぼ、正解数で得点が決まるようです。

私の予想点。それは、Listining 490点(3問 誤答)、Reading 490点(1問 誤答)の980点です。

ListiningはPart2で2問、Part4で1問、間違っているかもしれない、と思った問題がありました。このうち、2問間違っていると仮定して、さらに、1問はマークミスしてしまうと仮定しました。。合計3問の間違いと自己採点しました。

Readingは、Part5で、間違っているかもしれない、と思った問題が1問ありました。マークミスの可能性もあるので、あわせて1問は誤答と自己採点しました。

予想得点を大きく下回るなら、再度チャレンジです。
テストの結果、970点以下の場合は、再チャレンジです。TOEIC試験は、続けて受けたら有利なテストですが、4月の公開テストの申し込みはしませんでした。「背水の陣」として、受験したのです。

あくまで990点を目指して受験しましたが、自己採点は980点。980点取れたら、目標は達成できないものの、勉強方法を確立する、という意味では、まずまずの結果だと思います。ただし、975点を割り込む、すなわち970点以下であれば、再チャレンジしたいと思います。