エスペラントな日々

エスペラントを学び始めて27年目である。この言葉をめぐる日常些事、学習や読書、海外旅行や国際交流等々について記す。

世界遺産ハンピ(2)

2008-05-13 | インド旅行
 2月25日、やっぱり暑い。明け方になっても30℃を超えている。11過ぎに寝たが、4時頃には目が覚めていた。6時45分頃からホテルの周辺を散歩。おばさんたちが掃除をしていてものすごいホコリが舞い上がっている。豚や馬(ロバ?)・牛などがうろついている。すぐ近くに大きなバスターミナル。道路はすでに行き交う人々であふれていて、店も開店準備にかかっているところが多く、 床屋さんはもう仕事をしていた。こんな早朝に、なにやら人が集まって賑やかなのは結婚式らしい。
 今日もハンピを回る。ハンピは広いので、車で要領よくまわっても2日かかる。個人旅行の場合はタクシーをチャーターするか、自転車を借りるのもいいらしい。今日まわったところは建物がほとんど崩壊して、基礎部分だけが残っているところが多く、日陰がなくて参った。
 地下に造られた寺院、プラサーナ・ヴィルパクシャ。そこから徒歩で遺跡の発掘作業現場を見て、展望台へ。ここからさらに歩いて、ハザーラ・ラーマ寺院、地下室を持つ王宮跡、水道の跡と階段池、大きな水浴場などを見学、大きな段の上に登り、巨大な石扉を見て、最後は女王の水浴場。当時の都市計画やいわゆるインフラ整備がかなり進んだものであったことが分かる。階段池も水浴場もそうだが、水の量が多くても少なくても使えるように作られている。とくに階段池の幾何学的な構成は見事である。
 昼食後、少し長い休憩。皆さんお疲れ。最後は博物館。金属板や木片・紙などの古文書、金属器などなど、なかなか面白かった。
 一緒に行動していた韓国の Sezamo と明日はお別れである。彼女はアジア大会の前に北インドを1か月1人で旅行してきたという。この旅行の後で再びインドを訪問し、ブータンにエスペラントを広げる活動をしている。

   写真は階段池
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