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エスペラントな日々

エスペラントを学び始めて28年目である。この言葉をめぐる日常些事、学習や読書、海外旅行や国際交流等々について記す。

脱初級への道

2015-06-13 | エスペラントの学習


 La Revuo Orienta 6月号で「脱初級への道」を特集している。
 「継続は力なり」的なことを書いている人もあり、それはそれで当然なのだが、「少なくとも巡行高度に達するまでは、フルスロットルで全力疾走する必要があ」る(藤巻さん)、「初級脱出には短期決戦」(山岸さん)にまず共感をおぼえる。
 私自身、独習を始めて2か月程度で初級終了レベルに達していた。もっとも「もう初心者ではない」と思えるまでには3年の継続が必要だったが。
 「短期集中」というのは、必ずしも最初の何ヶ月かでなくてもいいかもしれない。数ヶ月、または数年経ってからでも、どこかで集中する期間が必要なのではないかと思う。
 これは私の個人的な感想なので、誰にも当てはまるものではないと思うが、集中するための覚悟のようなものがいる。それは「エスペラントの難しさ」を自覚することではないか。エスペラントは民族語に比べるとはるかに易しい言葉だが、それでもモノにするのはそれほど易しいものではない。エスペラントが易しいと思っているうちは、エスペラントはいつまでたっても易しくならない。
 私の場合、20代の時に少しだけ独習をしてすぐに挫折したことがあり、50台に再度始めた時にはそれだけの覚悟をもって取り組み始めた。「難しさ」を自覚していたことで集中が持続できたのだと思う。
 「エスペラントの難しさが分かってきた時が私にとっては脱初級の時」(桐山さん)である。

   
写真はアルゼンチン・カファジャテ渓谷
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私の作文学習法

2013-03-19 | エスペラントの学習


 コピーは私の作文ノートである。私がエスペラントの学習を始めたのは1997年1月、JEI の機関誌 La Revuo Orienta の「やさしい作文」もこの時からずっと読んでいる。実際に投稿を始めたのはその年の5月号の問題からである。
 エスペラントだけではなく、重要なものはノートをとるようにしているが、この作文についてはずっとこのようなノートをつけている。右上の赤い数字はその時の私の成績。解答例は交換可能な語句をカッコでくくっている。オレンジ色のメモは文法的なこと、緑色のメモは単語について。
 毎月1ページずつだが、これを15年も続けていればいくらか力もついてきた・・・のではないかと思う。
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deziri と voli

2012-05-17 | エスペラントの学習


 以前から deziri と voli の使い方が気になっていた。初心者でなくても、何となくこの区別がきちんとしていない人が多いように思うが、うまく説明できなかった。そこで辞書で調べてみた。
 ・エス日辞典:
  deziri:<好ましい事象の生起や物の入手を情動的に願う>
  voli:<何らかの達成欲求や意志を持っている>
  ------ これでわかるのだろうか?
 ・エス日辞典の「類語比較」:
  voli が「意志・意向」を表すのに対し、deziri はより感情的な「欲求・欲望」を表す。
  ------ やっぱりよくわからない。
 ・阪直「エスペラント類義語集」
  deziri:心の中に描いていることを実現しようと切に望む・・・「気持ち」に力点
  voli:何かを実現しようと努力する。・・・「意志」に力点
  ------ 少し(かなり)わかってきた。
 ・PIV:
  deziri:Konscie emi al io, aspiri posedon aux gxuon de io
  voli:Pli-malpli energie uzi la mensajn fortojn, per kiuj efektivigxas la agoj
     Koncentri sian atenton al la ideo de ia ago, por ke gxi efektivigxu
  ------ これでよくわかる。「類義語集」にある「望む」と「努力する」がうまく説明しているように思う。

 ネットで PIV が使えるようになった。単語を打ち込んでいくと候補となる単語(派生語も含めて)の一覧が出てきて実に使いやすい。エスペラント日本語辞典が出来てから PIV を使う機会がめっきり減っていたのだが、今回 PIV の価値を再認識した。

   
写真は岐阜市長良川河畔から望む伊吹山
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文法+大量のインプット+使うこと

2011-02-19 | エスペラントの学習


 時制についての考察はまたの機会にして、今回はもう一人の講師、山川さんの話から
 エスペラントの学習者の多くが、本を読みたい、手紙やメールを書きたい、そして話せるようになりたいと思っている。エスペラントは他の言語に比べて習得しやすいと言われるが、それでも自分がうまく話せないと思う人は多い。ここでは話せるためには文法が大事だと言うことを示したい。ただし、ここで言う文法とは、論理的な文法体系のことではなく、単語を組み合わせて文章を作る際のルールである。
 英語学習の重点が次第に変化している。「読めても話せない」という企業からの批判に応えて、「文法・読み」から「会話」へ、会話するには「聞き取る力」が必要、そして、英語を耳で理解するには単語の知識や文章を理解する力が必要であるとして、「多読・速読」がはやった。最近は再び「読解・文法・作文」が見直されている。
 私自身、英語を勉強する上でいくつかの効果的な方法があったが、もっともよかったのは動詞を一つ一つマスターしていったことである。文の基本は動詞にあり、動詞がどのような文型をとるかがわかれば、最低限のことは話せる。
 語学学習には3つの要素がある。1) 基礎知識、2) 大量のインプット、3) コミュニケーションの必然性、である。基礎知識というのは入門・初級・中級で学ぶ語彙や文法の基礎知識である。この基礎知識さえあれば、後は実際に使うことで上達する。
 語彙が大切なのは言うまでもないが、文法では動詞(と文型)・前置詞・接続詞が重要で、いわば骨にあたる。名詞・形容詞が血肉である。中級の文法は、文の組み立て方が中心になる。いくつかの優れた参考書があるが、「エスペラント日本語辞典」はすばらしい学習書である。ありとあらゆる文法・語法上の注意事項が書かれているから、文章を書くときには意味を知っている単語でも使い方を確認するために調べるとよい。また読む辞書として、文法の勉強に使うこともできる。

 この話を聞いて私がまず思ったのは「おぉ、いつも私が言っていることではないか!」である。これに私は「基礎知識は初めの1,2か月の集中学習で終わってしまおう」と付け加えたい。このブログの「エスペラントの学習」「入門・初級教科書を作る」カテゴリーではそんなようなことが書いてある・・・つもりである。
 次に思ったのは、最近自分自身があまりきちんとした勉強をしていない、ここらで気を引き締め直して日エス辞典やPMEGをじっくり読んでみようか・・・である。今読んでいる「水滸伝」が終わったら計画を立てよう。

   
写真は秋の高山・桜山八幡宮(2010年)
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想像力

2008-12-09 | エスペラントの学習
 これはほかの言語でも(日本人が日本語で書く場合でも)同じことが言えるだろうが、エスペラントの文を書く場合、言いたいことを正確に伝えなければならない。当たり前のことだが、これが結構難しいことがある。読んだ人がどういう情報を受け取るのかを考える想像力が必要である。
 有名なエスペラント学習サイトの一つに「オンライン講座:週刊やさしい作文」があるのはご存じの方が多いと思う。タイトルどおり、毎週作文課題が出され、応募すると一週間後に詳しい解説と採点がされる。自分がどこで間違えたのかもよくわかる。以前にも書いたが、運営している阪先生は日本語の使い方も厳密である。
 今週の「週間作文」には先週の問題の解説が載っているわけだが、40人の応募者があって、珍しく100点満点が一人もいなかった。課題は「Helenaは,刃物を持った男が部屋に入り込む前に,ドアを閉めました。」というものである。私の解答は「Helena fermis la pordon antau^ ol la viro, kiu portis tranc^ilon, enirus en la c^ambron.」 これは98点。減点が2カ所である。まず、viro に冠詞をつけたのは文法ミス。たぶんほとんど全員が間違えたのは en la mano の欠落である。
 「刃物を持った」は、kun tranc^ilo, havanta tranc^ilon, kiu havis tranc^ilon などが考えられる(porti も可)が、これだけではポケットに入れていたのか手に持っていたのかわからない。ここでは「手に持っていた」という意味だから、en la mano が必要なのだ。
 日本語の「持つ」には様々な意味があり、辞書を引くと「(手・腕などで)物の重量をささえた状態を保つ。」(goo辞書)が最初に出てくる。一方、havi にも porti にも「手で持つ」という意味はない。
 そこで、阪先生の示された正解例:
 Helena fermis la pordon antau^ ol viro kun tranc^ilo en la mano envenus en la c^ambron.

   写真は中津川市加子母の農村舞台内部
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エスペラントを美しく話すために

2007-05-11 | エスペラントの学習
 話す言語として使うためには、ある程度の速さで話すことが必要である。文を個々の単語の集まりではなくて、ひとつのまとまりとして、いわばひとつの単語であるかのように話す。
 このあたり、このまとめ方で的を射ているのかやや自信がないが、講義では易しい詩の朗読をしながら練習した。「朗読」は話すことに慣れる練習として効果的である。ふだんから読むときには声を出す。自分の声を耳で聞いて再確認するので、単に目で読む場合よりも頭が働いている。ひとつの作品を、自分でいろんな話し方を(感情を込めて、素っ気なく、ていねいに、出来るだけ流ちょうに・・・)して、それを録音して繰り返し聞く。気に入った作品は暗唱できるまで聞き込む。どこかで大きな声で実際に朗読(出来れば暗唱)する。
 「私がエスペラントをうまく話すといわれるのは、それだけの努力をしているのです」・・・K講師自身の言葉である。頑張らなくっちゃ!

 もう一つ必要なのは明瞭な発音である。日本語とエスペラントは同じ母音(アイウエオ)を持つといわれる。しかし、両者の母音の発音が同じなのは「E」の音くらいで、残りは同じではない。日本語にはこの5つしか母音がないから、多少あいまいな発音をしても許される。21個の母音を持つ韓国語は別格としても、もっとたくさんの母音を持つ言語は多い。そういう言葉では、エスペラントの「A」がどんな「A」なのか明瞭にできる。日本語同様、エスペラントでも多少あいまいに発音してもおおむね許容範囲なのだが、美しく話すには、明瞭に発音した方がよい。外国で、簡単な単語が通じなかった経験は私にもある。
 日本人は instituto の発音が苦手である。鏡を見て発音してみると、唇の形がほとんど同じままだとわかる。A(ア)の音は口を大きく、下あごをしっかり下に下ろして発音する。I(イ)の音は唇をしっかり横に引く。この2点に気をつけるだけでかなりきれいになる。U(ウ)は唇を円くして突き出す、O(オ)は唇を円く。
 子音ではLの音に注意が必要である。舌の先を上の前歯につける。少し舌の先が出るくらいにする。
 これらを意識して練習したら、唇や舌を動かすのが忙しくてスピードについて行けない。早く話そうと思うと舌がもつれて噛みそうになる。道遠しと感じた次第である。

   写真は上海の「日本人街」で見たポスト
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言語と会話

2007-05-09 | エスペラントの学習
 エスペラントセミナリーオ(5月3~5日)で学んだことをまとめておく。今回の講師は、ザメンホフの演説の朗読(暗唱)で有名なKさん。テーマは「世界大会の受付業務」である。受付は参加者が最初に来るところだから、良い印象を与えるために大切な仕事である。そのために、「美しいエスペラント」で対応することが求められる。
 というわけで、まずはエスペラントの話し方である。

 「言語」と「会話」は全く別物である。言語は文法と単語であり、左脳の働きである。一方、会話はメロディーで右脳の働きである。会話に大切なのは、はっきりした発音と速さである。言語として理解していることと、話すこととは全く別のことなのだ。
 エスペラントの唯一の欠点は、話せる人が少ないことであり、我々は美しいエスペラントを聞く機会がほとんどない。メロディを聞き慣れていないから話せないのだ。ザメンホフや模範的なエスペラントのCDやテープを通勤の車などで繰り返し聞く、エスペラントのシャワーを沢山浴びることが大事である。
 というわけだが、これは私の一番弱いところをズバッと指摘された感じだった。このブログの日刊の最後に「学習についての総まとめ」を書いたが、あれはほとんど「言語としての学習」だったし、そのためとくに「聞く」ための訓練が弱かった。私自身があまりその訓練をしていないから仕方がないのだが、「聞く」訓練をおろそかにしておいての「話す」訓練には限界があるのだった。
 この日の出張本屋さんでは、勧められたラペンナの演説CDがすぐに売り切れてしまった。講師と本屋さんが事前に打ち合わせをして、もっと沢山持ってくればいいのに!
 去年の「林間学校」のTさんの講義でも思ったことだが、すぐれたエスペランチストの講義はとても勉強になる。「美しいエスペラントの話し方」については次回に。

   写真は中国・成都のパンダ園
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言語的不完全

2007-04-16 | エスペラントの学習
 JEI(日本エスペラント学会)の機関誌「エスペラント:La Revuo Orienta」の「やさしい作文」に、もう10年も投稿し続けているが、いまだに満点を取ることは難しい。毎回必ずひとつは減点事項がある。
 3月号はとりわけ成績が悪かった。4問中完璧な答えがひとつもなかったのだ。どう考えてどう間違ったのか、反省のために記しておこう。

1.あなたはブーツを何足持っていますか。
 Kiom da paroj da botoj vi posedas?
 「何足」に誤魔化されてしまったが、ここは Kiom da botoj... でよい。しかしここはまだ間違いではない。
2.君はいつ訪ねても、家にいないね。
 Kiam ajn mi vizitis vin, vi ne estis hejme.
 現在は「君」と対面している。未来のことはわからないから、確かなのは過去において家にいなかったことである。こう考えて過去形にしたのだが、「現在を中心として繰り返されている行為」だから現在形でなければならない、というわけで減点。
3.Haruoの父親は、小売店の経営者です。
 La patro de Haruo administras butikon.
 「経営する」というのはどういうことか? 誰かの委託を受けて経営しているのかもしれないし、自分で所有しているのかもしれない。コンビニチェーンのマスターなど、自分の所有であっても独立して経営しているとは言い難い実情もある。えーい、「経営」だけにしておけというわけだが、「administri には所有の意味がない、posedi などにすべきである」と減点。「小売店の経営」といえば、小売店を所有していることだというわけだ。butikisto にしておけば無難だった。
4.Marko は菜食主義者なので、肉は決して食べません。
 C^ar Marko estas vegetarano, neniam mang^as viandon.
 これははっきりと文法ミス。後半の文に主語が必要である。私としたことが・・・である。

   写真はチベット・ラサ、ポタラ宮の外壁
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物質名詞

2007-03-02 | エスペラントの学習
 名詞には普通名詞・物質名詞・抽象名詞がある(藤巻謙一「まるごとエスペラント文法」)。一般的に物質名詞と抽象名詞は複数形になったり形を表す形容詞はつかない。
 物質名詞は切れ目や形のないものを表すので、例えば黄色い水、熱い空気といった言い方は出来るが、四角い水とか円い空気といった言い方を普通はしない。これはおおむね日本語の感覚からわかるので特に苦労することはない。しかし、日本語の感覚と合わないものもある。
 例えばパン。パンは切ってもちぎってもパンには変わりなく、物質名詞である。だから3個のパン(tri panoj)とは言わず、前置詞 "da" を使って3片のパン(tri pecoj da pano)と言う。しかし、日本語的な感覚ではむしろ「あんパン」といった製品としてのパンのイメージが強いのではないか。だから日本語では「3個のパン」で違和感はない。
 こんなことを書いたのは、実は最近私も失敗したからである。
 日本エスペラント学会の機関誌「エスペラント La Revuo Orienta」の今月号では日本の文化を特集している。同様の日本についての記事を3回ほど特集して、1冊にまとめようという企画の一環である。私も「折り紙」について簡単に書いた。
 最初に書いた原稿の一部に自信のないところがあって、S先生に聞いたのだが、全くちがうところを指摘されてしまった。折り紙は普通「正方形の紙:kvadrata papero」を折って作ると書いたのだが、紙は物質名詞だから形を決める形容詞をつけることは出来ない、例えば「kvadrataj folioj de papero」などとするべきだというのだ。言われてみればその通りなのだが、書いたときには全く気づかなかった。結局そう直したが、あとで「kvadrata paperfolio」の方が良かったかな、と思った。

   写真はチベット・ラサの人力車
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中級練習「聞く」(4)その他

2007-02-09 | エスペラントの学習
 実のところ私自身、聞く力が一番の弱点であり、まだあまり練習もしていないのでよくわかってもいない。次にあげるのは「こんな練習方法もある」と聞いたことである。

 聞きながら繰り返す。なんでもいいが、エスペラントの音声を聞きながら、ほぼ同時にそれを繰り返す。イヤホンを使うといいと思う。中味が理解できてもできなくてもいい、とにかく聞いたとおりに発声するのである。これは私にはまだあまり上手くできない。友人のHが見事にやってのけるのでびっくりしたことがある。

 自分の声を聞く。自分で朗読して録音し、それを聞くというもの。まだやってみたことはないが、聞く訓練というよりは発音の訓練になりそうな気がする。

 さて、エスペラントの「学習」について、私の経験からざっとまとめてみたところがこんなところである。まだまだ学習途上の身なので、的外れなこともあったかと思うし、重大なことが抜けているかもしれない。私もこれだけのことを全部やってしまったというわけではもちろん、ない。やってたらもっと上達している・・・たぶん。
 このブログのごく初めの頃の記事に、私がどんな風に学習したを書いた。具体的な参考例になるかと思う。

 これで私のブログネタは尽き果てた。エスペラントで言えば、elc^erpita というやつだ。したがって、今日を最後に日刊を終了する。今後は週に1回をめざしたいと思うが、どうなることやら、である。次回の更新は来週の木曜日あたりにしたい。
 こんな私のブログであるが、ずいぶんたくさんの方に訪れていただいている。最近は1日平均130人(IP)である。最後までコメントをいただけなかった人が大部分だが、全国合宿や世界大会などで出会ったら、ぜひ声をかけていただき感想などを聞かせてほしい。

   写真はチベット・ラサのセラ寺にて
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中級練習「聞く」(3)たくさん聞く

2007-02-08 | エスペラントの学習
 今は毎日のエスペラントラジオ放送やポッドキャストがあるから、インターネットに接続できればいくらでも聴くことができる。代表的なのは中国放送と、最近ポッドキャストに移行したポーランド放送である。他にもオーストラリアの3ZZZやキューバ放送、バチカン放送、Radio Verda などなどたくさんある。これらの一つを毎日聞いている人もいると思う。
 わかるまで繰り返して聞くのもいいし、わからなくても何でもどんどん聞き流すのもいいかもしれない。実のところ、私自身はまだあまり聞き込んでいないので、これを聞き流していて本当に聞く力がつくのかよくわからない。
 ラジオ放送以外の聞く資材としてカセットテープ10巻の「Najtingalo」がある。これは1992年から95年にかけて日本で発行された音の季刊雑誌である。ユーゴ内戦直後の現地での声など当時の貴重な記録も入っている。制作されたレザさんはイラン出身で、今は台湾で活躍されているが、この人のエスペラントはとてもわかりやすい。このテープを例えば台所で炊事や片付けの作業中ずっと流しておいて聞く力をつけたという話を聞いた。テキストもあるからじっくり聞き込む練習にも使える。
 同じレザさんの作品で「Leteroj el Japanio」というテープもある。日本に来たイラン人の印象記だが、とても楽しく聞ける。やっぱりテキストもある。

   写真はチベットにて
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中級練習「聞く」(2)徹底的に聞き込む

2007-02-07 | エスペラントの学習
 わかるまで何度も聞き、単語を調べて徹底的に聞き込むのは沼津の通信教育・中級である。講師が吹き込んだテープを聴いて書き取るのだが、最初はパニックになるほど大変な作業だった。5,6課も進むとだんだん慣れてきて、卒業間近になると講師の発音の癖がわかってくる。
 同様の練習はどんな音声資料を使ってでもできる。聞いて書き取る練習は、易しい入門書でも、ラジオ放送でもできる。
 もうひとつ、聞き取り用の教材を紹介しよう。以前にも紹介したことがあるが「C^u vi au^dis ke...」である。これは良くできた教材だと思う。短い話が25編収められたテープと、小冊子がセットである。冊子の方には問題と答え、そして本文が収められている。まずテープで一つの話を聞く。内容がつかめるまで何回でも聞く。まだ辞書は使わない。だいたいわかったら問題を見てみる。問題を読むだけで、自分が聞き損なっていたところに気づく。こんどはそこに注意しながらまた何回か聞く。この段階で初めて辞書を引く。自信の持てる回答が出来上がったら、答えを見る。違っていたところに注意しながらまた聞く。最後にテキストを読む。さらに、この話を自分の力や好みに応じて組み立て直し、学習会などで話して聞かせる。
 かなりの集中と努力が必要だが、これにしっかり取り組めば相当に力がつくことは間違いないと思う。この教材の良いところは、朗読しているのが一人ではないこと、初心者用に遠慮せずに「普通の」速度で読んでいること、などである。

   写真はチベット・ラサのノルブリンカにて
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中級練習「聞く」(1)

2007-02-06 | エスペラントの学習
 最後は「聞く」訓練である。本で独習した私にとってもっとも苦手な分野である。これもやっぱりていねいに聞く練習と、どんどん聞く練習とに分けて考える。
 私が最初に読んだ「エクスプレス エスペラント語」にもカセットテープがついている。テキスト通りなので分かりやすいが、じっくり聞き込むという感じにはならない。他にもテープやCDつきの入門書がいくつかある。
 初級者用の読み物でテープやCDつきのもあり、その代表的なものが「C^u vi parolas esperante?:あなたエスペラントを話しますか?」である。若い奥さんを主人公にした、ちょっぴりミステリアスでコミカルな楽しい物語である。会話だけで話が進むが、最も簡単な文からだんだん難しくなるように構成されている。
 最近、初級読み物の代表格である「Gerda malaperis:ゲルダが消えた」のCDも発売された。その初めの部分を以前紹介した Lernu! というサイトで聴くことができる。なおこのサイトでは他にもいくつかエスペラントを聴くことができる。
 もう一つ、未見ではあるがぜひ紹介しておきたいのはアメリカで制作されたエスペラント入門ビデオ「Esperanto, Pasporto al la Tuta Mondo」である。最近日本語字幕入りのDVDになって、値段も4分の1になった。今月号の「エスペラント」誌(日本エスペラント学会機関誌)に詳しく紹介されている。

   写真はチベットの風景
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中級練習「話す」(6)話すための講習会

2007-02-05 | エスペラントの学習
 「会話力向上」をうたった講習会がいくつかある。例えば、毎年8月に八ヶ岳エスペラント館で「Nuresperanta kunvivado:エスペラントだけで生活する会」が行われる。2泊3日で、この間、夜遅くだけを例外としてエスペラントだけで生活する。この間に、参加者が1人ずつエスペラントで話をする。時にはグループに分かれておしゃべりをする。
 こういう場に置かれると、意外にスムーズにエスペラントで話しているものである。講習会ではないが、定期的な「エスペラントで話す会」がいくつかあり、たいていは誰でも自由に参加できる。
 年に何回か各地で行われる合宿学習会には全国から数十人が集まる。もちろんベテランも沢山参加しているから、こちらからエスペラントで話しかければなめらかなエスペラントが帰ってくる。「緑の学校」のようなほとんど遊ぶのが中心の集まりでも、その気になればエスペラントの会話を楽しむことができる。
 一度は国際的な講習会に参加してみたい。私の参加したのはNASK(北アメリカ夏期講習会)、3週間のエスペラント講座である。これについてはこのブログの「アメリカ旅行」カテゴリを見てほしいが、講習だけでなく食事など生活のすべてがエスペラントだけである。
 オーストラリアでも毎年2週間の「夏期講習会」がある。南半球だから1月に行われる。寒い日本の冬から逃れる絶好の機会でもある。

   写真は空港からラサへのバスの中から撮ったチベットの風景
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中級練習「話す」(5)会話練習への橋渡し

2007-02-04 | エスペラントの学習
 学習会で1人ずつ順番にエスペラントで話をして、そのあと質問や関連する話題でおしゃべりをする。原則としてすべてエスペラントである。これは会話練習そのものだが、話題が提供されているので話に入りやすい。
 学習会で「エクスプレス エスペラント語」や「La Unua Kursolibro」を読んだことがある。ざっと読んで文法事項などを確認した後、役割を決めて模擬会話をする。このときできるだけ本を見ないようにする。余裕があればアドリブを入れる。アドリブといっても場面が設定されているから対応するのはそれほど難しくはない。
 このように、何らかの状況を設定してその条件の中で会話をするのはいい勉強になる。
 同様の学習会を、全国合宿の中級講座でも経験した。やはりK.Kさんの指導だったが、例えば風景写真などのカレンダーを持ち出して、誰かがその場所について説明する。もちろん架空の話をでっち上げるわけだ。他の講習生は話を聞いてから質問をする。
 このK.Kさんの講習生は、夜の全体会(演芸会)で「何でも知っている案内人」という出しものを演じることになっている。代表になった講習生が、参加者全員を架空の場所に連れて行く。最初に場所の説明をした後、参加者の質問に答える。上級の講習生や講師たちも参加しているからかなり意地の悪い質問も出る。私の時は皆さんを地獄に案内した。かつて江戸時代に案内して切腹を演じた講習生があったとか。

   写真は中国・成都の都江堤にて
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