
La Revuo Orienta 6月号で「脱初級への道」を特集している。
「継続は力なり」的なことを書いている人もあり、それはそれで当然なのだが、「少なくとも巡行高度に達するまでは、フルスロットルで全力疾走する必要があ」る(藤巻さん)、「初級脱出には短期決戦」(山岸さん)にまず共感をおぼえる。
私自身、独習を始めて2か月程度で初級終了レベルに達していた。もっとも「もう初心者ではない」と思えるまでには3年の継続が必要だったが。
「短期集中」というのは、必ずしも最初の何ヶ月かでなくてもいいかもしれない。数ヶ月、または数年経ってからでも、どこかで集中する期間が必要なのではないかと思う。
これは私の個人的な感想なので、誰にも当てはまるものではないと思うが、集中するための覚悟のようなものがいる。それは「エスペラントの難しさ」を自覚することではないか。エスペラントは民族語に比べるとはるかに易しい言葉だが、それでもモノにするのはそれほど易しいものではない。エスペラントが易しいと思っているうちは、エスペラントはいつまでたっても易しくならない。
私の場合、20代の時に少しだけ独習をしてすぐに挫折したことがあり、50台に再度始めた時にはそれだけの覚悟をもって取り組み始めた。「難しさ」を自覚していたことで集中が持続できたのだと思う。
「エスペラントの難しさが分かってきた時が私にとっては脱初級の時」(桐山さん)である。
写真はアルゼンチン・カファジャテ渓谷