
久しぶりの読書ノート。ドリトル先生シリーズの2冊目、エスペラントのネット上の図書館 Libro で見つけてダウンロードしたものである。この図書館には大量のエスペラントの本があって、ダウンロードできる本もたくさんある。ドリトル先生は好きな話なので楽しく読めた。この本が紙の本で出版されているのかはわからないが、PDF 版のこの本は欠陥本である。本文の間に挿絵があって、この挿絵が独立した1ページになっている。そのため、本文がそこで途切れて、挿絵ページを挟んで次のページに飛ぶことになる。そのせいで1ページが2〜3行で終わってしまうところもある。そして、1番の問題は、後半の3分の1くらいが欠けているのである。そこまでしかエス訳しなかったのか、PDFにする段階で欠落したのか?
エス文は割に読みやすいが、時々ちょっと変わった表現に出会う。英語からの翻訳だからであろうか?
例えば、”Jadi" という感嘆詞。「大変だ!素晴らしい!、驚きだ!」くらいの意味らしいが、英語なのかどうかわからなかった。jadiegi! なんてのも出てくる。jadi-eg-i ? ちょっと変だよね。
その他、ちょっと戸惑った表現をいくつか:
ankaŭ estis leteroj kiujn de sendis al kaj ricevis de birdoj kaj bestoj en la tuta mondo.
sendis al と ricevis de を kaj で結んだものらしいが、de が一個余分な気がする。
li rapidegis el la ĉambron kaj supren laŭ la ŝtuparo.
部屋から飛び出して階段を駆け上がった。こういう場合、 ĉambro に対角語尾を付けるのか?
Ĉirkaŭe-ĉirkaŭe li iris supren, ĝis li pretis fali pro kapturniĝo.
周り階段をぐるぐる回りながら登ったので目が回った。ĉirkaŭe って変じゃない?
si multe ekŝatis lin, multe malplaĉante sian edzon
自分の夫が嫌いになって、子豚(lin)が大好きになる。plaĉi の使い方はこれでいい?
その他ちょっと面白かった表現:
Je saltanta fromaĝo! ネズミが発した感嘆詞。
tutdume: その間中ずっと
bardaŭege: bardaŭ に-eg をつけたのは初めて見た。