エスペラントな日々

エスペラントを学び始めて27年目である。この言葉をめぐる日常些事、学習や読書、海外旅行や国際交流等々について記す。

上海の日本人街

2006-01-07 | 中国旅行
 2004年8月8日 上海第1日
 夕べは久しぶりに気持ちよく寝られた。朝食は6人のエスペランティストが一緒になって、我々だけ洋式。2人は今朝すぐに出発して、残りの4人で近くの「文化人街」(旧日本人街)へ行くことにした。I.Mと、フランスの女性ゾフィア、オランダの男性ピーターである。
 足の悪いI.Mがタクシーで行くというのでみんなで乗り込んだ。道を間違えて少しウロウロしたが、目的地はホテルから100mほどの所にあった。帰りはもちろん歩いた。ここはいくつかの骨董品や陶器店があるが、著名な文化人の銅像が路傍に建つ落ち着いた通りである。
 ゆっくり歩きながら、骨董品店に入ってみる。骨董品にはあまり興味がないし、適正な値段で買う自信もないが、旅に出ると必ず買う猫の置物やマグカップを探す。いいものは見つからなかった。
 景徳鎮の店でフタつきのカップを見つけて買った。その店ではI.Mが古い茶碗を見つけた。1060元の値段が付いている。15000円くらいである。昔全く同じものを見たが、日本円で10万円以上していたとか。よく見るとヒビが入っているから安いらしい。I.Mが、傷物だからもう少し安くしろと交渉、700元でいいというのを、私が横から500にしろと言ってやる。店員が電卓を持ち出してきて650、わたしが550・・・I.Mはどうしても欲しいから横でハラハラしているが、私は他人の買い物だから気が楽である。結局600元で手を打ったが、安いのか高いのかよくわからない。
 落ち着いた喫茶店を見つけて入る。コーヒー一杯が3~40元とやたらに高い。ピーターが一人で払うと言ってきかないのでごちそうになることにした。3人が参加したエスペラント世界大会の大会後遠足・三峡下りのコースは、川下りの後は上海周辺の観光をしたという。ゾフィアが毎日絹織物の店に連れて行かれたと怒っている。
 いったんホテルに戻って、日本に帰るI.Mを見送る。
 3人で昼食に出る。レストランではやっぱり言葉が通じなくて往生した。一度注文したものを取り消して別な食べ物に変更したのだが、両方来てしまった。それを全部平らげた2人のヨーロッパ人にもびっくり!
 ここでこの2人とは別れて、腰が痛くなってきた私は部屋に戻って休むことにした。

   写真は「文化人街」

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