深キ眠リニ現ヲミル

放浪の凡人、中庸の雑記です。
SSなど綴る事アリ。

中庸の日常③

2006年06月29日 | 日記
晴れ。
 今日は中央図書館に調べ物をしに言った後、夕刻、大学の劇団海星館の公演を見に行く。題名は
「下僕戦隊ゴホウシ5~ちょっと待ってよご主人様~」
 いろいろツッコミどころ満載の素晴らしいエンタテイメントでした。しかし、僕の趣味からは離れていたかな。僕は昔からヒーローものと言えば、戦隊ものや仮面ライダーシリーズ、ウルトラマンなどではなく、時代劇のヒーローだったから。それに、どうせだったら、最初から戦隊ものっぽさをいかんなく発揮したもっとお馬鹿な話が良かったな。演出としてどこまで戦隊もの特有の大袈裟さとか、セオリーを辿ったのか分からないけど、それにしても不完全燃焼の感が否めない。
 実際見ていた私は幾度か集中が途切れてしまった。台詞が全然はいってこない、という場面がしばしばあった。役者陣は僕より全然芸達者な人が勢ぞろいしていたけど、少し首をひねってしまいました。……早く展開進んでくれよ、とか思うシーンがあったり、え!それだけで終わり?みたいなシーンが消化不良をもたらしました。
 などと、不平を述べるのは簡単ですが、自分がそれを克服したものを作れるか?と言われたら、冷や汗をかいてしまうくらい難しいと思う。それに、この劇を見ていて、僕が1年の頃にやった「屏風ヶ浦で会いましょう」を思い出して、懐かしい気分に浸ったりしましたよ。まだまだこれからさ、彼(←脚本演出の人)は。今後も頑張ってくれ!

 帰り道、駅の出口でティッシュ配りの兄ちゃん。受け取らずに頭を下げて、かわすと、突然舌打ちして、怒声をあげて、ティッシュを地面に投げつけました。
 逆切れか?と首をかしげながら、無視して道を行く。
 そこで、ニンマリと微笑む余裕シャクシャクの大悪党は結構好きだが、残念ながらそれくらいで気を散らしてしまう小物にはうんざりする。どっちの方向でもいいから、もっと大物になってくれ。

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