こんぴらさんを後にして、高松に帰って来る。さてこの後どうしよう。
時間は14:30。ホテルにこのまま帰るには少し早すぎだし……。
しかし高松で屋内の観光地が見当たらない。
行くか。屋島へ。
屋島はそれほどメジャーな観光地ではないと思うが、若干思い入れがある。
平家物語としては那須野与一の名場面があるし、平泉好きとしては佐藤継信の終焉の地でもある。
屋島寺は四国巡礼のなかの一つだしね。今回四国に行くのに、八十八ヶ所のうち、
行けるとしたらここくらいだし。
しかし時間がぎりぎり。高松から屋島駅に着いて15:00。
屋島は山で、駅から山頂までのシャトルバスが出てるそうだ。
バスの時間を確かめたところ45分待ち。けっこう先だなー。
ガイドブックを見たところ、徒歩5分くらいのところにうどん屋さんがある。
まだうどんを食べてないし、ここで食べとこうか。

「わら家」なるうどん屋さん。

うどん。
……うどんは普段からほとんど食べないので、美味いのかどうなのかよくわからない……。
宮田珠己というエッセイストがいて、わたしは彼が好きなのだが、彼が香川のうどんを絶賛していた。
普通の人が絶賛しても、ふーん、という感じだけれども、彼は食に興味がないと断言する人で、
“食事なんて面倒なことをせず、錠剤か何かで生きていけるようにならないものだろうか”とか
書いているため、そんな人が絶賛するうどんって、とてもスバラシイ味がするものだろうと思っていた。
ハードル上げ過ぎですか。まあそうでしょうね。
というか、味がどうこういうよりも、出てくるのが遅くてイライラした。
シャトルバスまでの時間つぶしを兼ねて来ているので……うどん食べててバスに遅れたなんて言ったら
本末転倒の上に、すでに時間が遅くなっているので困る。
でもうどんって、ゆで上がるまで時間がかかる食べ物なんですねー。
わたしのうどん経験は、ほんのたまさかセルフのうどん屋さんに行く程度なので、
うどんといえば素早く出てくるものだと思い込んでいた。
うどん屋さんを出たところ、豪雨。
バス停でバスを待っててけっこう濡れた。傘も晴雨兼用のちっさい傘であんまり役に立たない。
ようやく来たバスに乗って屋島山上へ。降りた時の駐車場の景色がこれ。

周り見えませんがな。
まあ台風が台風が、と昨日からずっとニュースで言ってたもんね。今までもったのがむしろ幸運かも。
屋島寺に行ってもこの状態。

さすがにこの雨ではちとツライ……。どこか屋内に避難したいなーと思ったところ、
屋島寺には宝物館があった。ちょうどいいのでここに入ろう。雨が弱くなるまで雨宿り。
……と思ったらアナタ!この宝物館がすごく良かった!!
撮影禁止だったので、残念ながら写真はないんだけどさー。
いいブツが揃っていた。平安時代から鎌倉時代くらいの。薬師如来とか釈迦如来とか不動明王とか。
曼荼羅も鮮やかできれいだったなー。これはあまりにもきれいすぎて、いつの時代のものかわからない。
今出来のものにも見える。細かくて。
他にも古薩摩の焼き物とか備前とか、この辺のことは良く知らないけど、素人目にはとてもきれいに見えた。
それこそ屋島の戦いの遺物もあったけどそれはオマケっぽい。
小さな宝物館だったけど大変見ごたえがあった。思わぬ収穫でした。
雨が降ってなければここには入ってないから、雨のおかげの出会いと言えるかも。
宝物館を出た頃には雨も若干小ぶり。歩いてもツラくない程度になっていた。

屋島の西側から高松市方面。
帰りのシャトルバス、17:25が最終。(だったと思う、たしか)
来た時に乗って来た運転手さんと同じ人で、他に客もなく、世間話をした。
昔は修学旅行生がたくさん来て、ホテルも多かったが、今は民宿が2軒残っているだけとか。
テレビでも時々映るミステリーゾーンとして有名なところがあり、坂道を上っている感覚なのに、
実際は下り坂だとか。実際にニュートラルにしてやってみせてくれた。
屋島古戦場は、運転手さんの小さい頃は塩田で、今はだいぶ埋め立てられているそう。
屋島の対岸の向こうは庵治石という石の産地で、墓石などで有名なんだとか。
運転手さんは、栗林公園にはぜひ行った方がいいと言っていた。きれいだからって。
その後、夕飯に天むすを買ってホテルに帰りました。ここは名古屋か。
あと、地元の有名お菓子らしい「かまど」という「ひよこ」的な味のお菓子。これは夕飯として。
ホテルで翌日の行動予定を検討したんだけどさあ。
何しろ台風がどうなるかで、さっぱり読めない。運転手さんにも薦められたし、
栗林公園に行きたいところなんだけど、雨が強ければ日本庭園を見に行ってもなあ、という気もするし。
とりあえず四国から本州には早めに戻っておきたい。瀬戸大橋を台風と並んで越えるなんてのは
ぞっとしない。
どうしようかなあ。
時間は14:30。ホテルにこのまま帰るには少し早すぎだし……。
しかし高松で屋内の観光地が見当たらない。
行くか。屋島へ。
屋島はそれほどメジャーな観光地ではないと思うが、若干思い入れがある。
平家物語としては那須野与一の名場面があるし、平泉好きとしては佐藤継信の終焉の地でもある。
屋島寺は四国巡礼のなかの一つだしね。今回四国に行くのに、八十八ヶ所のうち、
行けるとしたらここくらいだし。
しかし時間がぎりぎり。高松から屋島駅に着いて15:00。
屋島は山で、駅から山頂までのシャトルバスが出てるそうだ。
バスの時間を確かめたところ45分待ち。けっこう先だなー。
ガイドブックを見たところ、徒歩5分くらいのところにうどん屋さんがある。
まだうどんを食べてないし、ここで食べとこうか。

「わら家」なるうどん屋さん。

うどん。
……うどんは普段からほとんど食べないので、美味いのかどうなのかよくわからない……。
宮田珠己というエッセイストがいて、わたしは彼が好きなのだが、彼が香川のうどんを絶賛していた。
普通の人が絶賛しても、ふーん、という感じだけれども、彼は食に興味がないと断言する人で、
“食事なんて面倒なことをせず、錠剤か何かで生きていけるようにならないものだろうか”とか
書いているため、そんな人が絶賛するうどんって、とてもスバラシイ味がするものだろうと思っていた。
ハードル上げ過ぎですか。まあそうでしょうね。
というか、味がどうこういうよりも、出てくるのが遅くてイライラした。
シャトルバスまでの時間つぶしを兼ねて来ているので……うどん食べててバスに遅れたなんて言ったら
本末転倒の上に、すでに時間が遅くなっているので困る。
でもうどんって、ゆで上がるまで時間がかかる食べ物なんですねー。
わたしのうどん経験は、ほんのたまさかセルフのうどん屋さんに行く程度なので、
うどんといえば素早く出てくるものだと思い込んでいた。
うどん屋さんを出たところ、豪雨。
バス停でバスを待っててけっこう濡れた。傘も晴雨兼用のちっさい傘であんまり役に立たない。
ようやく来たバスに乗って屋島山上へ。降りた時の駐車場の景色がこれ。

周り見えませんがな。
まあ台風が台風が、と昨日からずっとニュースで言ってたもんね。今までもったのがむしろ幸運かも。
屋島寺に行ってもこの状態。

さすがにこの雨ではちとツライ……。どこか屋内に避難したいなーと思ったところ、
屋島寺には宝物館があった。ちょうどいいのでここに入ろう。雨が弱くなるまで雨宿り。
……と思ったらアナタ!この宝物館がすごく良かった!!
撮影禁止だったので、残念ながら写真はないんだけどさー。
いいブツが揃っていた。平安時代から鎌倉時代くらいの。薬師如来とか釈迦如来とか不動明王とか。
曼荼羅も鮮やかできれいだったなー。これはあまりにもきれいすぎて、いつの時代のものかわからない。
今出来のものにも見える。細かくて。
他にも古薩摩の焼き物とか備前とか、この辺のことは良く知らないけど、素人目にはとてもきれいに見えた。
それこそ屋島の戦いの遺物もあったけどそれはオマケっぽい。
小さな宝物館だったけど大変見ごたえがあった。思わぬ収穫でした。
雨が降ってなければここには入ってないから、雨のおかげの出会いと言えるかも。
宝物館を出た頃には雨も若干小ぶり。歩いてもツラくない程度になっていた。

屋島の西側から高松市方面。
帰りのシャトルバス、17:25が最終。(だったと思う、たしか)
来た時に乗って来た運転手さんと同じ人で、他に客もなく、世間話をした。
昔は修学旅行生がたくさん来て、ホテルも多かったが、今は民宿が2軒残っているだけとか。
テレビでも時々映るミステリーゾーンとして有名なところがあり、坂道を上っている感覚なのに、
実際は下り坂だとか。実際にニュートラルにしてやってみせてくれた。
屋島古戦場は、運転手さんの小さい頃は塩田で、今はだいぶ埋め立てられているそう。
屋島の対岸の向こうは庵治石という石の産地で、墓石などで有名なんだとか。
運転手さんは、栗林公園にはぜひ行った方がいいと言っていた。きれいだからって。
その後、夕飯に天むすを買ってホテルに帰りました。ここは名古屋か。
あと、地元の有名お菓子らしい「かまど」という「ひよこ」的な味のお菓子。これは夕飯として。
ホテルで翌日の行動予定を検討したんだけどさあ。
何しろ台風がどうなるかで、さっぱり読めない。運転手さんにも薦められたし、
栗林公園に行きたいところなんだけど、雨が強ければ日本庭園を見に行ってもなあ、という気もするし。
とりあえず四国から本州には早めに戻っておきたい。瀬戸大橋を台風と並んで越えるなんてのは
ぞっとしない。
どうしようかなあ。
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