とにかくね。今回の南フランスはね。
人当たりが良くてメシが美味い!!
フランスは10年以上前に2週間くらい北の方を回ったことがあるだけで、
その時の印象だとまあやっぱりフランス人はお高くとまっている……
というより、普通に親切な人はだいたい他の国の人と同じくらい親切なんだけど、
何十人かに一人、何か話しかけた時に「NO!」と裂ぱくの気合いで
コミュニケーションを拒否する人がいるので……
平均を出した時にアイソなし、と感じる。
そのイメージで今回プロヴァンスに行ったところ、
――そのあまりの人当たりの良さに驚愕した。
話すときに常に笑顔、というのにびっくりする。
うーん……ホスピタリティの国イギリスでは、要所要所に対外的な最高の笑顔の備えがあるなあ、と
感心したことがあるけれど、今まで行って来た国で、基本設定が笑顔というところはなかった。
微笑みの国タイあたりだとどうなのだろうか。タイに行ったことないのでわからんが。
これはねー、旅行者にとっては相当にありがたいことだ。
おかげでゆったりした気分で旅が出来る。まあ今までも旅先で会った人はたいてい感じがいい人で、
多々お世話になっているわけだが、会う人がみな笑顔だと緊張がほぐれます。
たまーに無愛想な人がいたりすると、久々なので「おお!」とびっくりしたり。
しかしプロバンス人がこれほど笑顔、笑顔なのは一体どういった経緯があるのかね?
そしてゴハンが美味い。
今まで行ったなかでの最高峰、チェコと双璧。
何しろ普通のメニューが普通にとても美味しい。それは、高い料理や凝った料理が美味しいことより、
贅沢なことではないだろうか。
日本でいえば、大トロや松坂牛が美味いのは当たり前、
その辺の定食屋のご飯とみそ汁が美味しければ、そっちの方が感動する。
ほんとわたしの食べたものなんて、1000円ちょっとのランチメニューがほとんどで、
ただのステーキ、ただの魚のムニエル、とかその程度のものだったよ。それが美味かった。
普段海外だと、緊張しがちでキュッとしている感触のわたしの胃が、今回はのびのびしていた。
食べ物が合うとくつろぐよねえ。
つまりね。プロバンスはね。
ひたすらのんびりするつもりで、くつろげる程度にいいホテルに泊まって、
適度な観光とゆったりとしたホテルライフを送るのが正解。
何しろ、観光的にここは必見!というところは……実際のところはあんまりないから。
たとえば、ローマなら何をおいてもバチカンは見ないとせっかく行ったかいがないし、
パリならルーブルとノートル・ダム寺院、モンマルトルの丘(←個人的に)だし、
ロンドンなら大英博物館には這ってでも行け!という感じだけど、
わたしが行った、アルルとアヴィニョン、ニームにしても、
まあ観光の目玉は法王宮殿だったり、アヴィニョン橋、各種円形闘技場、古代劇場とあることはあるけど
(そしてアヴィニョン行って法王宮殿にいかなかったらやはり「何しに行ったの!」ではあるけど)
必見かどうかという観点からは、どうしても行かなきゃというほどではない。
ポン・デュ・ガールは行ってないので語れないけれども。
そして、そういうのんびりした場所では、あまり語るべきエピソードがない。
ゆえに今回の南フランス編、いつもの旅行より相当記事数が少ないです。
チェコやイタリアは削って削って40前後だったのに、今回はゆるゆると書いて20ちょっと。
どちらが良いという話でもありませんが。
のんびりできる旅行もそれはそれで良し。
印象に残った場所。
1.リル・シュル・ラ・ソルグ。(水の村、カモのご夫婦)
2.ヴィルヌーブ・レザヴィニョン(風が強い城砦)
3.カマルグ湿原。
印象に残った食べ物。
みんな美味しかったので、とりわけこれ!というものがない。
まあとにかくマカロンは巨大でした。
あと特筆すべきは風の強さですね。5月でこれだから、まだ季節が浅い時期に行く人は覚悟が必要。
でも今年は異常気象的に寒かったらしいので……
通常の5月だったら、わたしには暑すぎたかもしれない。
風が止むと日差しがきつかったもの。
今回の後悔はマルセイユのノートル・ダム・ド・ラ・ギャルド教会です。
あそこはじっくり見てくるべきだった。
マルセイユはほとんど見てないので、機会があればまた行って、2、3泊したいですね。
あと南フランスはカルカッソンヌにはとても行きたい。
長い間、お読み下さってありがとうございました。
では次の旅行までごきげんよう。
人当たりが良くてメシが美味い!!
フランスは10年以上前に2週間くらい北の方を回ったことがあるだけで、
その時の印象だとまあやっぱりフランス人はお高くとまっている……
というより、普通に親切な人はだいたい他の国の人と同じくらい親切なんだけど、
何十人かに一人、何か話しかけた時に「NO!」と裂ぱくの気合いで
コミュニケーションを拒否する人がいるので……
平均を出した時にアイソなし、と感じる。
そのイメージで今回プロヴァンスに行ったところ、
――そのあまりの人当たりの良さに驚愕した。
話すときに常に笑顔、というのにびっくりする。
うーん……ホスピタリティの国イギリスでは、要所要所に対外的な最高の笑顔の備えがあるなあ、と
感心したことがあるけれど、今まで行って来た国で、基本設定が笑顔というところはなかった。
微笑みの国タイあたりだとどうなのだろうか。タイに行ったことないのでわからんが。
これはねー、旅行者にとっては相当にありがたいことだ。
おかげでゆったりした気分で旅が出来る。まあ今までも旅先で会った人はたいてい感じがいい人で、
多々お世話になっているわけだが、会う人がみな笑顔だと緊張がほぐれます。
たまーに無愛想な人がいたりすると、久々なので「おお!」とびっくりしたり。
しかしプロバンス人がこれほど笑顔、笑顔なのは一体どういった経緯があるのかね?
そしてゴハンが美味い。
今まで行ったなかでの最高峰、チェコと双璧。
何しろ普通のメニューが普通にとても美味しい。それは、高い料理や凝った料理が美味しいことより、
贅沢なことではないだろうか。
日本でいえば、大トロや松坂牛が美味いのは当たり前、
その辺の定食屋のご飯とみそ汁が美味しければ、そっちの方が感動する。
ほんとわたしの食べたものなんて、1000円ちょっとのランチメニューがほとんどで、
ただのステーキ、ただの魚のムニエル、とかその程度のものだったよ。それが美味かった。
普段海外だと、緊張しがちでキュッとしている感触のわたしの胃が、今回はのびのびしていた。
食べ物が合うとくつろぐよねえ。
つまりね。プロバンスはね。
ひたすらのんびりするつもりで、くつろげる程度にいいホテルに泊まって、
適度な観光とゆったりとしたホテルライフを送るのが正解。
何しろ、観光的にここは必見!というところは……実際のところはあんまりないから。
たとえば、ローマなら何をおいてもバチカンは見ないとせっかく行ったかいがないし、
パリならルーブルとノートル・ダム寺院、モンマルトルの丘(←個人的に)だし、
ロンドンなら大英博物館には這ってでも行け!という感じだけど、
わたしが行った、アルルとアヴィニョン、ニームにしても、
まあ観光の目玉は法王宮殿だったり、アヴィニョン橋、各種円形闘技場、古代劇場とあることはあるけど
(そしてアヴィニョン行って法王宮殿にいかなかったらやはり「何しに行ったの!」ではあるけど)
必見かどうかという観点からは、どうしても行かなきゃというほどではない。
ポン・デュ・ガールは行ってないので語れないけれども。
そして、そういうのんびりした場所では、あまり語るべきエピソードがない。
ゆえに今回の南フランス編、いつもの旅行より相当記事数が少ないです。
チェコやイタリアは削って削って40前後だったのに、今回はゆるゆると書いて20ちょっと。
どちらが良いという話でもありませんが。
のんびりできる旅行もそれはそれで良し。
印象に残った場所。
1.リル・シュル・ラ・ソルグ。(水の村、カモのご夫婦)
2.ヴィルヌーブ・レザヴィニョン(風が強い城砦)
3.カマルグ湿原。
印象に残った食べ物。
みんな美味しかったので、とりわけこれ!というものがない。
まあとにかくマカロンは巨大でした。
あと特筆すべきは風の強さですね。5月でこれだから、まだ季節が浅い時期に行く人は覚悟が必要。
でも今年は異常気象的に寒かったらしいので……
通常の5月だったら、わたしには暑すぎたかもしれない。
風が止むと日差しがきつかったもの。
今回の後悔はマルセイユのノートル・ダム・ド・ラ・ギャルド教会です。
あそこはじっくり見てくるべきだった。
マルセイユはほとんど見てないので、機会があればまた行って、2、3泊したいですね。
あと南フランスはカルカッソンヌにはとても行きたい。
長い間、お読み下さってありがとうございました。
では次の旅行までごきげんよう。