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Mo.の事件簿 A diary of Mo’s trips

事件簿などという大層なタイトルだが、実は単なる旅行記です。

6.事件発生。

2009-10-10 | チェコ・9月1日
だがしかし、事件は現場ですでに起こっていたのだった。



その1.謎の荷物男。

空港で市内行きのバスを待っている時に、なんだかおっさんが近づいてきて話しかける。
わからなかったので多分チェコ語。(わからなくても英語、という可能性も多々あるが)
なんか自分が持ってきたスポーツバッグを指しながら熱心に話してるんだけど、
こっちはさっぱりわからない。わからないから顔をしかめて「は?」と言ってみる。
そうすると、「いいからいいから」という雰囲気で、
持っていたバッグを地面に置いてとっとと歩き去ってしまう。

……なんだよ。一体。
表情としぐさは、「このカバン、ちょっとここに置いといて」という感じだったのだが。
しかしそういうことなら、どこからどー見ても旅行者であり、話も通じてなさそうな
わたしに言わなくても良さそうなもんだ。だいたい場所的に、こっちがバスを待っているのは
わかるだろうし、バスが来たら行ってしまう人にそんなこと頼んだって仕方なかろう。

置いて行ったカバンを横目で見てみる。
かなりくたびれたスポーツバック。ジッパーは開いていて、小さい段ボール箱が突っ込まれている。
新品の何かが入っている感じではなくて、箱自体は開封済みだったように思う。


やだなあ。アヤシイ人だったらどうしよう。
まあ、この状況で麻薬の運び屋にされることは考えにくいが……
有り得るとしたら、さっきの男とグルのニセ警官が現れて「この荷物はどうしたんだ!!」とか
まくし立て、こちらにプレッシャーを与えてから金品を強奪するとか。
爆発物が入っているとか。
好奇心に駆られて荷物を覗いたところで、びっくり箱が作動して、――どっきりカメラとか。


いろんな可能性(?)を考えてみたが、すでに男が去ってから15分くらい経っている。
ニセ警官と爆発物の可能性は消えたな。ニセ警官なら、15分も待たせずに現れるだろうし、
爆発物も同じ。残る可能性はどっきりカメラ?

結局バスが来たからわたしはそれに乗り、カバンはそこに放りっぱなしですけどね。
このシチュエーションで善管注意義務を求められるとは思えないし。
しかしあのカバンはどうなったんだろうなあ。一体あの男は何がしたかったんだろう。



その2.1500円事件。

地下鉄を下りて、夜ごはんを買おうと思った。
オナカも空いていないし、機内食のパンをキープしていたので、
これにマクドナルドあたりのチキンナゲットがあればちょうどいい。
地下鉄フローラ駅には小さなショッピングモールが繋がっている。
お、マクドナルド、あるじゃん。3階まで行くの面倒だけど、ここで買わなきゃ。

が、マクドナルドの手前のデリカテッセンが気になる。海産物メインのデリで、
少し高そうだが美味しそう。こっちでいいか。プラハまで来てマクドナルドに固執する必要はない。
ムール貝のマリネを選ぶ。量り売り。プラスチックカップに軽く一杯という量で、194コルナ。

わたしは500コルナ札を出した。だが、返ってきたお釣りは6コルナ。
札であと300コルナ返ってくるはずなのに、何もない。
「500コルナ渡したでしょう」と言っても、お店のおばさんは、最初わからないという
ジェスチャーをし、何度か言っても全く受け付けない。
結局お釣りは返ってきませんでした。1500円の損失。

これはね。正直気分的に後々まで響いた。
何しろ着いて早々だからねえ。「しょっぱながこれか……」とがっかりする。
釣銭詐欺はありがちなことだと言われるけど、わたしは今まであまり遭遇したことがない。
さっきの荷物男の件も合わせて、相当微妙な気分になる。

ちなみに最終日空港の免税店でも50コルナ誤魔化された。最初と最後が釣銭詐欺かい!





The mussels.One of shop assistants shortchanged for this. What a shame!


問題のムール貝。
2つ3つ食べたあとなので、もう少し量は多かった。味は美味しかったんだけどね……。



ただその後、安く計算を間違えた人も2人いたので、もしかしたらうっかり者が
とても多い国民性である可能性もゼロではない。
(上記に関しては、安く間違ったのではなく、オマケしてくれた可能性もゼロではない。)





その3.真夜中の饗宴。

初日はすでに十分ケチがついた気がするし、翌日は朝早く起きて行動する予定だし、もう寝ちゃおう。
22時頃にベッドに入る。その後わりあいスムーズに寝入ったのだが……

……すごく大きな笑い声に目が覚める。時計を見ると23時。
って、何よ、この声?

到着するまで知らなかったんだけど、このホテルは外廊下になっている。
アパートみたいな構造。だがアパートと違って中庭を囲むコの字型になっており、
外とは塀で隔てられているし、防犯上は問題ないようだ。
部屋のメインドアがガラスなのも気になったが、曇りガラスだし、視線はカーテンで遮られている。
別に実害はなさそう。


しかしこんな落とし穴があるとは思わなかった。こういう構造だと、中庭での笑い声が
部屋までダイレクトに伝わってくるのだ。ドアがガラスなので余計。







Small courtyard in the hotel.
I couldn't sleep till midnight because drunken people made big noise there.Horrible.



翌日撮った写真。手すりの外の白いのが、中庭を覆っている四角いパラソル。
その下に椅子とテーブルがあり、宿泊客が歓談する場所になっている。
わたしの部屋は2階。




頼むよ。勘弁してくれよー。

何人くらいだろうか。笑い声は男女双方のものが聞こえるが、人数としては
それほど大勢ではないようだ。3人とか5人とかがお酒を飲んで喋っている雰囲気。
楽しそうで、そりゃ結構なんだけど、なにしろ外人さんは横幅がある分、声がでかい……。
「ウァハッハッハ!」という傍若無人な笑い声が間歇的に響いて来る。

いや、ほら。
小さい頃、家に親戚が集まって大人たちが飲むような時って。
襖の向こうで酔っぱらって騒がれたって、結局眠れたじゃない。
そういう感じだと思えば、大丈夫、いつかは眠れるはず。
少なくとも楽しそうなんだから、雰囲気的な不快感はないのだし。

そう思って我慢して寝ようとした。
でもやっぱりダメ。ウトウトっとすると「ウァッハッハ!」。
特に女性の声が、トーンが高い分ツライ。しかも音量は男性に劣らない。
腹式発声がちゃんと出来てるような笑い声。鳴り響く。オペラ歌手に向いてるかも……

うー。西欧人って一応伝統的に公共心が高い人々ではなかったのか?
グループのうちには少なくとも自分たちの声を気にする人々もいるらしく、
何度か静かにはなるのだが、またそのうち声が大きくなる。それを5、6回繰り返す。
時間が時間だから、彼らもそろそろ寝てくれるんじゃないかなー、という淡い期待を抱いて30分。


ダメだ。もう我慢出来ない。朦朧とした頭でフロントに電話する。
「はい?」
「……すごいウルサイ。」
「うるさい?ああ……」
「お願い」
「んー……OK」

フロントの人の対応はすぐだった。中庭から人がいなくなる気配がして、あとは静か。
ああ、これで眠れる。不穏な1日目も終りだ。
今度こそ、おやすみなさい。


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5.プラハ到着。

2009-10-07 | チェコ・9月1日
プラハ空港は首都の空港としては小さくて、仙台空港のせいぜい2倍程度。
でもそれは別に珍しくないですけどね。成田とか仁川空港が特に巨大なだけ。
チェコは国の大きさも日本よりずっと小さいわけだし。





Prague Air Port.

プラハ空港。


まずATMを探す。現地通貨を手に入れる方法はいくつかあるが、
わたしは今までずっとトラベラーズ・チェック派だった。
それで特に不満はなかったんだけど、今回「T/Cはいずれ消えていく運命にある」と
実感したので、別な方法を試してみようと。それがカードキャッシング。

カードキャッシングは、現金・T/Cなどと利息、手数料を比べるとそれほど差がない、
現地通貨で直接入手出来て時間もかからず楽、土日・夜も引き出し出来る(多分)。メリットは多い。
でも結局明確な借金なので、イメージが悪いんだよなあ。
(カードキャッシングの多用は自己破産の第一歩です!気をつけましょう)

……一応日本でカードキャッシングの練習をしてから行った。
ATMは英語表示だったけど、特に問題もなく、わたしは2000チェコ・コルナを手にする。
ふーん、やっぱりけっこう簡単なもんなんだなあ。パスポートも出さなくていいし。
カードキャッシング、いいかもしれない。

(参考までに、ネット上で見つけた換金率比較

ちなみに今回の旅行中、1コルナは5.3円の見当。


次に一日乗車券を買う。売り場は目立つところにあるのでわかりやすい。
一日乗車券は市内のバス・トラム(路面電車)・ケーブルカー共通で、24時間乗車可。
普通の乗車券だと、スーツケースなどの大きな荷物に対しても別にチケットを買わなければ
ならないが、一日券だとスーツケース分は含まれている。
翌日の日程を考えた上で一日乗車券を購入。100コルナ(≒530円)。
ついでに市内へのバス乗り場も教えてもらう。


それにしても、暑いな。
チェコは地元よりも寒いはずだったのだが……この気温は真夏ですな。
まだ9月1日なんだし、緯度が高いせいで18時半頃のこの段階でまだ陽は出てるし、
暑いのも当たり前なのかもしれないけど。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


バスに乗って、窓の外の風景やバスの中をきょろきょろと見回していたわたしは、
なんとはなしの違和感を持つ。どこかが不自然。
なんだろう……と考えて、しばらく経ってから思い当たる。

バスの中の他人と目が合わない。

人間は普通、動くものに反射的に反応するでしょ。
だとすれば、わたしが急に振り向いた時に、こちらを見る何人かがいてもいいはず。
でもバスに乗っている30分弱の間、もしかしたら誰一人とも目が合わなかったかもしれない。

全く興味がないのか。わざと見ないようにしているのか。
空港からのバスのわりには、ざっと見たところ、アジア系はわたし1人だ。
うっすらと寂しい気がした。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


空港から119番の市バスにのり。
地下鉄デヴィツカー駅で降り、地下鉄A線に乗って、フローラ駅で降りる。
フローラ駅からホテルまでは1キロちょっと。道もわかりやすいはずだし、
何度もグーグルアースで確認してるし、ふっ、余裕だ。

……と思ったが、やはりネット上と現実は違う。迷いました。


どこでもそうなんだけど、地下鉄の駅って基本的に交通の要衝にあるもんじゃないですか。
具体的に言えば四つ角に。
四つ角って困りものなんですよねえ。地下から出てきた時に方向が取れない。
ヨーロッパでは、角に道路の名称がプレートで表示されているのが一般的なので、
それさえあればわかりやすいのだが、これが徹底している国としていない国がある。

イギリスは徹底している。オランダも大丈夫だったと思う。チェコは?
……あったりなかったりかなあ。こういうもんは、あって欲しい時にはないもんなんですよね。

3人くらいに道を訊く。地図を印刷していって見せながら訊いたので、みんな親切に教えてくれる。
しかし、夕方急速に暗くなる時間帯に他人に道を訊く状態には少々焦りを感じる。
それでも何とかグーグルアース的に見覚えがある道の並びに辿りつき。
ここをこう行ってこう行ってこう行けばホテルがある。ここまで来れば大丈夫。
自信満々で進んで行き、ホテルを探しながら行ったのだが……


ない。








は?……へ?……ほ?

いやいやいや、ここからこう来てこの道なんだから、絶対にさっきの角からここの角までの間に
あるはずなんですよ。なぜ無いのだ?
一夜にしてホテルが消滅したとか?急に夜逃げしてしまったとか?

一番ありそうなのは、マップの間違いだなー。
時々あります。ホテルの位置が、通り一つ間違えて表示されてたり、別のホテルと逆になってたり。
以前、国内旅行でネット予約をした時にそんなことがあり、けっこう苦労しました。

もう足はずいぶん疲れていた。スーツケースを引いてもう一往復するより、まず人に訊こう。
手近なパブの店員さんに「この辺に、このホテルない?」と訊いたら、1人目は
知らなかったんだけど、もう1人が「多分、あの青い看板の向こう辺り」と指さしてくれる。
……わたしはたった今、あそこの前を通ってここに来たんですが。
でも地元の人が言うなら。とりあえず行ってみよう。

青い看板は銀行。その隣にはメガネ屋さん。その向こうはカーテンを引いたガラス窓。
どう見ても営業時間を過ぎた何かのお店。……って、入口がある。……ここだ。

いや、これはわからん……
だって入口は小さいし地味だし、中は薄暗いし、そもそも看板の類が全くない。
横看板を探しながら行ったわたしは、ホテルに気づかず思いっきり通り過ぎていた。
そう言えば、ありますね、小さいホテルでは。入口がものすごい地味な場合が。
びみょーな気分になりつつ、20:15、チェックイン。





ホテルの部屋。ホテル・サイフェルト







Hotel Seifert in Prague.

翌日撮ったホテルの外観。黄色っぽいクリーム色の建物。
通りの反対側からアプローチすれば迷うことはなかったろうが。
横看板が全くない。1階の窓にカーテンが下がっていて中が暗かったら、
ホテルって感じじゃないじゃないですか……



チェコの1日目(というより到着日)、終了。


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4.嵐を呼ぶ女?

2009-10-04 | チェコ・9月1日
そんなこんなするうち、出発の日が近づいて来る。

……そして台風も近づいて来る……。
出発2日前に突然天気図に出現した台風○号(何号だったっけね?)を見て
わたしはひっくり返る。なぜまるで狙ったように現れる?

顧みれば去年も出発の日は台風で、夜行バスがちゃんと空港まで着けるかどうか、
飛行機が飛ぶかどうか、ずいぶん心配したものだった。なんでこうなるかね。

大学時代、一部限定的に私の綽名は「嵐を呼ぶ女」でした……


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


でもまあ、台風が来ててもそれほど大事には至らず。

いつもの夜行バス(ポーラスター)で成田空港へ到着、
いつもの甘栗で小腹が空いたのを抑えつつ、
いつもの(というほどではない。去年から二度目の)お茶漬け屋で朝ごはんを食べる。

だがしかし、今回は成田の離陸が9:25と早く、混んでもいたので時間が押してしまい、
今度こそ見ようと思っていた成田空港の折紙博物館は見そびれる。うう。
実際に見ればそれほど大したものではないだろうけど、見てみたいよう。



インフルエンザのことも気になっていた。
基本的に「罹る時にはどうせ罹る」と思っているので、本人はまあいいのだが、
自分が伝染って、それを他人様に伝染すことになるとやっぱりちとヤバイ。
念のため、マスクは持って来てみていた。出発の数日前、買おうと思って薬局に行くと、
軒並み(多分3軒ぐらい)品切れだったので、家族から貸してもらい持ってきたヤツが。

でも成田空港でマスク組はほとんどいませんでした。
流行初期にマスコミが煽りたてた頃は、成田空港でもほとんどがマスクの映像だった気がするが。
熱しやすく冷めやすい国民性ゆえか、やっぱり他の人も「どーせ伝染る時には伝染る」と
開き直っていたのか。まあ、すでに全国でも流行っているしね。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


成田―ソウル間、およそ2時間半。ソウル・仁川空港到着。
大韓航空は10年以上前に使ったことがあるきりなので、8年前に出来た仁川空港は初訪問。
8年前開港のわりに施設が新しく見える気がする。




Inchon Air Port,Seoul.






Big potteries.

ツボの飾り方がちょっといい感じ。



成田―ソウル間の担当キャビン・アテンダントのお姉さんの笑顔は美しかった……。
感動的だった。見ているだけでシアワセな気分になるほど「心から」な笑顔。
プロフェッショナルな笑顔はいくらでも見かけるけど(それはそれでエライと思うが)、
自然体の笑顔をああいう職業の人が浮かべるのは、むしろ稀有なことではあるまいか。


この時点でのここでの大事な任務は日本円を韓国ウォンに両替すること。
少し多めに2000円の両替。返ってきたのが約25000ウォン。12.5分の1見当ですな。
手に入れたウォンで早速リプトンティーのペットボトルを買う。
3000ウォンなので240円。少し高いか。まあ空港価格だしな。

そうそう、今回初めて携帯電話を海外で使ってみた。
あ、初めてではないか。以前旅行の時だけ携帯をドコモから借りて持って行ったことがある。
今回の携帯は自前。今年の7月に10年近く使い続けた携帯に別れを告げ、
新しくした携帯は、値段が最安で機能的にこれという売りはないが
(テレビとかも見られない)、海外で使えるのでウレシイ。

自宅へ電話をかけたらはっきりくっきり聞こえ、とても海を挟んでいるとは思えない。
メールも当然出来る。うーん、世界は狭くなったねえ。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


13:50(ソウルと日本の間に時差はなし)仁川空港発。
でも飛行機に乗ってからずいぶん待たされ、実際に離陸したのは1時間くらい
経ってからだった気がする。本を読んでいたのであまり気にならなかったけど。



機内で特筆すべきは、ビビンバ。





bibimbap(traditional Korean food),as airline meal. 



実は楽しみにしていた。辛いのが苦手なわたしは特に韓国料理好きというわけではないけど、
空の上で食べるビビンバって何か面白そうじゃないですか。
どんな風に出てくるんだろうなー、と思っていたら、具とご飯は別に出てきて、
自分で混ぜるようになっている。チューブに入っているのはコチュジャンで、
説明書によれば「半分量だとマイルド、全部使うとホット」。
わたしは5分の1くらいで充分でした……
ワカメスープもついていた。美味しかった。


食べ終わって一息つくと、目的地に到着するまであと7時間くらいになっている。
あら、もうそんなもん?
意外に早い。ソウル乗り換えだと方向的にロスが少ないってことなんだろうなあ。
さらに、成田―ソウル間もソウル―プラハ間も、空いていたので2席を1人で使えた。
これはかなり有難い。実は10年前もそうだった。なかなかいいかも、大韓航空。

ただし機体は古いらしく、長距離便なのに個人モニターが付いていない。
そういう機体は何年ぶりか。次に乗る時にはモニター付きでお願いします。



……しかし、なーんか漫然と飛行機に乗ってるなあ。
ぼーっとしたままここまで来てしまった感じ。
テンションが上がっていないというか。飛行機がアジア系のせいかな。
航空会社によって身構え度が違う気がする。
ヨーロッパ系の航空会社だと、飛行機に乗った途端外国。
日系・アジア系の飛行機だと、なんとなく安心するのかなあ。
もしくは、お疲れなのかもしれないね。



着陸直前。多分プラハ市街上空。リアルグーグルアース。




Maybe this is Prague centre.




現地時間18:10、プラハ・ルズェニェ空港着。



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3.旅行前はバタバタ。

2009-10-01 | チェコ・9月1日
実は今回、旅行前の段階で動揺が激しい。これは旅行の波乱の前哨戦だったのか?


まず航空券。
いつも航空券は旅行代理店から2ヶ月位前に買っていたのだが、
今回初めてネットで取ってみた。いつもよりも少し早目、3ヶ月ちょっと前に。
使ったサイトはトルノス。ここは遊んでるだけでもけっこう楽しい。

買う日はもうドキドキでした。ネット購入自体にもそれなりのリスクがあるし、
「日付うっかり間違ってないよね?」「パスポートの番号登録大丈夫だよね?」とかも考えるし。
間違っていても誰も教えてくれないからね。
しかもその日、「よし!買おう!」と決心して探したら、ずっと目をつけていた航空券が、
……ない!前日夜中まであっただろう!このタイミングで売り切れるか!?

動揺しまくり。いや、普通ならそこまで焦らなくてもいいのだが、
自分が選んだのが少々特殊なルートのチケットで、他のサイトでは取るのが難しそうだったので。
思わず出発日を2日早めた便で予約する。
一応、日程をざっと組みなおした上で何とかなりそうだと思い、木曜日出発の予定だったのを
火曜日出発にしたのだが、これが結果的には多少スケジュールの重荷になったかもしれない。



今回は大韓航空。



Korean Air.


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


次にホテル。
ホテルもネットで予約した。こっちは予約するのに航空券ほどは緊張しない。金額的に。
5月下旬に4ヶ所のホテルを3つのホテル予約サイトを使って取り、
無事に予約確認のメールなどが来て、お金も払った7月上旬のこと。

何の気なしにホテル予約サイト3つのうちの1つ、ホテルザウルスのページを開いた途端、
「……は?」
目を疑う。


   お知らせ
   申し訳ありませんが、ホテルザウルスはサービスを終了いたしました。
   長年にわたりご愛顧いただきありがとうございました。

   すでに成約済みのご予約につきましては、現行のバウチャーでご宿泊いただけます。
   ご予約済みのお客様には、順次メールにてご連絡させていただきます。

   ご不明な点等お問い合わせの際は、恐れ入りますが下記までメールにてご連絡ください。


ええええっ!なにこれ!

ツブれたのか!?ってか、なんでこのタイミング!?
このサイトは前回も利用しており、検索しやすく、料金も安く、写真もきれいなので好きだった。
旅行日程が決まる前にも、あちこちの都市のホテルを見て色々遊んでいたのに。
実際行く2ヶ月前に、なぜこうなる!

これがネットの落とし穴か……。
まあでも、今ならばまだ、他のホテルを取り直すことも出来る。
4ヶ所のホテルのうち2ヶ所を取ったところだから金額的には少々痛いけど、それでも2万円位。
カード会社に相談したら、支払いを止めてくれるかな?

いやいや、先走るな。一応「現行のバウチャーでご宿泊いただけます」と書いているんだから、
普通に泊まれるはずだよね?

でもわたしはその文言をほとんど信用していない。
サイト閉鎖=夜逃げのイメージが強くて。
こんな風に書いているけど、それは混乱を少しでも小さくしようとするホテルザウルス側の
姑息な手段であって、実際は踏み倒しているに違いないと思いこむ。


しかし何もしなければ何もわかりませんわな。冷静になってみよう。
えーと、まず。ホテルザウルスの問合せメール以外に何か出来ることはあるか。

サイトの運営者の連絡先をネットで探す。
大阪の旅行会社らしい。電話番号がある。間違い電話を装ってかけてみる。
……うん。大丈夫。ちゃんと名乗って出たし、受け応えもまともそうな男の人だったし、
この会社自体がどうこうということは少なそうだ。

ここで多少安心。しかしわたしの予約がどうなっているかは直接にはわからない。
問合せメールで訊いたとして、サイト側から大丈夫ですと言われても信用出来ない。
反対側から、つまりホテル側から確認してみよう。

ホテルザウルスで取った2ヶ所のうち、片方は安宿、もう片方は基本的には老舗ホテル。
(とまで言っていいかはわからんが、地元で例えれば仙台ホテルか?)
老舗ならそれなりの対応をしてくれるだろうし、予約が入っているかどうか訊いてみよう。

メールで問合せ。しかしホテルからの返答は……「残念ですが、あなたの予約は確認出来ません」。
うう……。やはりそう来たか……。
天を仰いで嘆息する。あとはホテルザウルスに直接訊くしかない。
「こう言われたけど、どうなっているのか」問合せのメールを出す。




結果として。

全然問題なかったのでした。
ホテルの方で予約が確認出来ないと言ったのは、個人名をサイトから相手ホテルに知らせるのは、
実際に泊まる数日前が普通であるかららしい。ゆえに、2ヶ月前の段階でホテル側に
わたしの名前が伝わってなくても当然。
ホテルザウルスは迅速な返信をくれ、上記の説明をした後に、すぐに名前を相手ホテルに
伝えるので、もう一度確認して下さいと言われる。
そしてこちらから確認する前に、ホテル側から「連絡が来ました」とのメール。
以上。サイト閉鎖を知ってから、2日間で解決。メデタシメデタシ。

……ずいぶんオタオタして、大騒ぎしてしまいました。
とはいえ、大丈夫かどうか心配したまま過ごしても精神力の無駄だから、仕方ないですけどね。
対応してくれた皆さん、(多分ワタシの声は届かないと思いますが)ありがとう。



メールで確認したホテル。ブルノという街のグランドホテル。



Grand hotel in Brno.


やれやれ、ですよ。


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2.なぜチェコなのか。

2009-09-28 | チェコ・9月1日
「今度はどこに行くの?」
「チェコ。」
「……チェコ?……なんで?」

今回の旅行前、何度も訊かれた。どうしてチェコなのかと。
その度に色々な答え方をしたのだが、なんのことはない、明確な理由は特になかったんです。

なんとなく。建物もきれいらしいし。暑いところは去年6月のギリシャで懲りたし。
プラハは美しい街だと聞いていたので、いつかは行ってみたいと思っていた。
チェスキー・クルムロフも。旅番組でよく見るけど可愛い町だよね。


でも実はもう一つ、ささやかな理由があった。
“黄金小路”に行きたかったんです。

黄金小路。これは、Zlata ulickaというチェコ語の訳で、「黄金の小道」と訳されることも多い。
プラハ城内の一画。小さな二階建が立ち並んだ場所で、テレビや写真で見ると、
それぞれの家はカラフルに塗り分けられ、可愛らしい。童話の中の場所のようだ。
しかしわたしとしてはその部分はツボではない。

何がツボかというと、黄金小路の名前の由来。
なぜ「黄金小路」と呼ばれるかというと、その昔、錬金術師たちが住んでいた所だからだそうだ。
うーん。……いわく言い難い神秘的な雰囲気を感じるなあ。

夜、窓々の明かりが暗く灯り、家の奥で動くちらちらとした影が目に入る。
窓からそっと覗くと、暗いマントの妖しげな人影が、秘密めいた慎重な手つきで薬品を調合し
その物体の変容を一心に見つめているのが見える。

……いや、こういうことにならないのは、もうテレビで見てわかってるんですけどね。
何しろ人気スポットなだけに、狭い小道に観光客がごっちゃりひしめいているのを、
テレビの映像で何度も見ている。今はほとんどの家がお土産屋さんになっているようだし。
そんなところで神秘的も何もあったものではない。
でもなんかちょっと……期待しちゃうなあ。


ちなみに、錬金術師が住んでいた、というのは単なる風説で、
住んでいたのは金細工師(言葉として錬金術師と近いので混同された)だったという話と、
金細工師も住んだことがあるかもしれないが、基本的にはプラハ城の下働きの人たち
(メイドとか下男とか)が住んでいたのだ、という話もある。
……どんどん当初のイメージから離れていく。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


ちなみにみんなに訊かれたのが、「チェコは何語なの?」ということ。
チェコはチェコ語です。
「チェコ語ってどんな言葉?」……訊かないで下さい。わかりません。
ガイドブックを読む限りでは、発音は難しくなく、素直にローマ字読みをすればいい、とのこと。
とりあえずわたしは「ドブリーデン(こんにちは)」と「ジェクイ(ありがとう)」だけを押さえる。
それ以上を覚えても、どうせ相手のチェコ語がわからないのだから、
チェコ語で話しかけられても困る……。


とりあえずチェコ語が書いてあるもの3枚。


Czech letters.



プラハの水道局、とかなんとか書いてあるんでしょうね、多分。
あ、これマンホールの蓋です。







地下鉄のプラットフォーム。なかなか洒落たデザインだと思う。






中華料理屋さんの看板。4階だと書いてあるのだと思われる。
CHINA RESTAURANTの部分は英語ですね。チェコ語だとRESTAURACEと書き、
読み方はレスタウラツェらしい。



単なるアルファベットだけで構成されてないところがミソ。
フランス語なんかもそうだけど、記号がついた文字はどう読めばいいのかさっぱりわからん。
もっと困ることにパソコンで出せないので、文字を拾って来るのに苦労する。
今後、ズルしてアルファベットのみで書いてしまうことも多々あるかと思いますが、ご容赦下さい。
というか、記号付き文字は機種依存なので表示できません……


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1.旅行日程および関連サイト。

2009-09-23 | チェコ・9月1日
今回はチェコ。広さは北海道より少し大きいくらいの国だそうです。
チェコスロヴァキアという国名の方が耳になじんでいる気がするが、
1992年にチェコとスロヴァキアは穏やかに分離し、現在は別の国。


8月31日  夜行バス(22:50発)にて成田空港へ            (バス中泊)
9月 1日  成田(9:25離陸)→ソウル・仁川空港(11:50着・13:50離陸)
       →プラハ空港(17:50着)                 (プラハ泊)
9月 2日  プラハ市内                          (プラハ泊)
9月 3日  プラハ市内                          (プラハ泊)
9月 4日  プラハ→ブルノ  モラフスキー・クルムロフへ         (ブルノ泊)
9月 5日  ブルノ→チェスケー・ブディヨヴィツェ  フルボカー城へ (ブディ以下略泊)
9月 6日  ブディ→チェスキー・クルムロフ              (クルムロフ泊)
9月 7日  クルムロフ                        (クルムロフ泊)
9月 8日  クルムロフ→プラハ プラハ市内 プラハ空港(19:35離陸)  (機中泊)
9月 9日  →ソウル・仁川空港(12:35着)→ソウル・金浦空港(16:40離陸)
       →羽田空港(18:45着)→帰宅(22:45着) 



Itinerary.(Sep.2009)

31st From my house to Narita Air Port.By night bus.
1st Narita(9:25)-(11:50)Seoul/Inchon Air Port(13:50)-Prague(17:50) /// stay at Prague
2nd Prague
3rd Prague
4th From Prague to Brno                  ///stay at Brno
5th From Brno to Ceske Budejovice /// stay at Ceske Budejovice
6th From Ceske Budejovice to Cesky Krumlov /// stay at Cesky Krumlov
7th Cesky Krumlov
8th From Cesky Krumlov to Prague /// Prague Air Port(19:35)
9th Seoul/Inchon Air Port(12:35)-Seoul/Gimpo Air Port(16:40)
-Tokyo/Haneda Air Port(18:45)-Home(22:45)




では、波乱の?チェコ旅行、はじまりはじまりー。
……多分例によって相当長いですが、お暇な折にお付き合いください。



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◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



普通なら参考文献の紹介は巻末ですが、何しろ書き終わるのがいつかわからない上に、
もしかして旅行のためにチェコの情報を集めている人が
このブログに辿りつく可能性もあると思うので、
わたしが参考にしたサイトのリンク集を先に置いておきます。お役立て下さい。
(なお、リンク先の閉鎖・移転についてはフォローしない予定です)


ユウさんの「チェコ旅行記」

旅行データを盛り込みながらの旅行記は非常に参考になった。
チェコに対する愛が溢れている。わたしは旧社会主義国であることで少々腰が引けていたのだが、
このサイトを読んで解消。普通に旅行が出来そうだと思えた。



Yahoo!トラベル海外エリアガイド プラハ

ここで毎日チェココルナと天気予報をチェック。レートに一喜一憂する日々。
<外部リンク>の週間天気予報は、「プラハと日本の主要都市との天気比較」の
最高気温と最低気温のグラフがとても役立った。チェコってけっこう最低気温低いので注意。

もう一つレート関連。

7月21日の動きがよくわからない……。


○トルノス(海外航空券その他検索サイト)

リンクはしないが、今回の航空券はトルノスで取った。
というか、初めて航空券をネットで取った。ドキドキ。
JTBの関連会社ってところも多少の利点だったが、なんといっても
時間と金額がびっちり出てくるのが良い。トラベルコちゃんではその辺わからない。
検索もぎりぎり、使いやすい部類に入るしね。
あとはもう少し値段が安ければ最強。(だろうと思う)

ただしホテル検索はまだちょっとアヤシイ。マップが大きく間違っている可能性がある。非推奨。



チェコのバスと電車の時刻検索

サイトタイトルが読めないが(^_^;)。
これは実に役に立った。該当部分をプリントアウトしていくべき。
ゆったりした日程なら別だが、ある程度予定があるなら、移動手段の時刻表は
事前に確認した方がいいと思う。わたしのイメージよりは移動に時間がかかった。
ブルノからチェスキー・ブディヨヴィツェまでせいぜい200キロ程度だろうに、
4時間半もかかるもんかねー。



Cesky Krumlov hotels

チェスキー・クルムロフの宿はここで取った。
このサイトを見つけた時には、作りのきれいさに舞い上がり、ものすごく熟読してしまった。
わりあいに幅広い予算を網羅した良いサイトではないかな。
部屋を指定して予約出来るのも長所かも。


amapy(チェコの地図)

多分チェコメインの地図だと思う。一番ズームアップすると、飲食店の名前まで出てくるので面白い。



グーグル地図も当然有用。グーグルアースも当然有用。


○ホテル予約サイトはここも利用。ホテルクラブ


辞書サイト。
チェコ語はわからないねえ。


○銀行とか店とかの位置が網羅的にわかる。Nelso
役に立つというほどではないが、ちょっと見て面白かった。





以上総論。以下各論。

○モラフスキー・クルムロフの情報がとても少ない。
訪れたいと思う人はわりあいに多いと思うのだが……。ガイドブックには載せるべきだよなあ。
以下モラフスキー・クルムロフとスラヴ叙事詩に関するサイト。

shinesuniさんのブログ
行き方はここが一番詳しいかな。

kieranさんの旅行ブログ

英国ボソボソ暮らし
とりあえず現時点で移転しそうな気配はありません。

モラフスキー・クルムロフ城のサイト(英語)

ユウさんの旅行記にもモラフスキー・クルムロフの訪問部分あり。



○チェスキー・クルムロフのホスポダ、ナ・ロウジのメニュー。

日本にいながらこんなことまで調べられるとは……。世界は狭いね。


○同じくエッゲンベルグのサイト。(英語)

ここはサイトデザインを変える前は、レストランのメニューとビアホールのメニュー、
どちらも載せていたはずなのだが。ビアホールの方が若干値段が安かった気がする。


○プラハ・国民劇場前のカフェ・スラヴィアのサイト。(英語)



フルボカー城のサイト。(英語)


チェスキー・クルムロフ城のサイト。(英語)




以上。良い旅を。





予告。

2009-09-15 | チェコ・9月1日

2009年9月チェコ編始動!

COMING SOON!

STAY TUNED!


……なんかノリが変だな(^_^;)。
9月1日~9日の旅程で、今回はチェコに行きました。
また長々と書き連ねようと思ってますので、時々覗いて頂けると嬉しいです。

9月の連休中に、記事を1つくらい上げようと努力しております。
先は長いので、まあのんびりと……