Mo.の事件簿 A diary of Mo’s trips

事件簿などという大層なタイトルだが、実は単なる旅行記です。

16.島根県立美術館。

2018-07-28 | 鳥取・島根/Tottori,Shimane:2018
宍道湖温泉駅まで戻って来て、次は島根県立美術館に行きます。
市内観光循環バスのレイクラインは一方通行だから、ここからだと動線がいいの。



15:30、島根県立美術館着。

現在やっているエキシビは「エヴァンゲリオン展」。
正直、欠片も興味がない。ここでいいエキシビに当たると嬉しかったんだが。







アンタ、そんなダジャレ……。そんなキャラ?


でも常設展もなかなか良かったんです。少なくとも宮城県美術館の常設展よりははるかに好き。
宮城県美術館の現代アート責めは何とかならんか……
(まあ昨今は多少、他の作品も揃ってきたようだが。しかし出してると限らんからなー。)












竹田霞村なる人の「渓山海辺図」。出雲の画家らしい。これ好きだった。
屏風なので、折り曲げて置くでしょ。その折れ曲がったところに岩や山の立体感がちょうど出て良い。
正面よりも横から見て吉。








麻生征子(あそうゆくこ)「エリーゼのために『風』」。
若干不気味系の絵だが。雰囲気があったね。
図形線があることで世界観が変わる。














シニャック「ロッテルダム、蒸気」
レンズを通してアップにした時の点描の迫力に驚いた。肉眼で見るより凄味が増す。
が、写真ではその凄味は全く出ていません(^^;)。







リュック=オリヴィエ・メルソン「エジプトへの逃避途上の休息」。
光っている赤子はイエス・キリストです。手前のボロキレのようなのは多分ヨセフが寝ている。
背後にうっすら遺跡っぽい影がある。現実的には色々つっこみたい気がするけど、
神秘的な雰囲気の絵。












出雲焼。ちょっとタイトルを撮ってくるのを忘れてしまった。
薩摩焼に通じるような細密な焼き物ですね。
写真だとだいぶ暗くて良さが出ていないが、超絶技巧的細かさ。
薩摩焼ほど華美ではなくて、それもいいかもしれない。

落ち着いて見られる美術館でした。スペースに対して、もう少し収蔵品が多くてもいいかも。



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そして、この美術館は宍道湖湖畔で、夕陽の名所。










しかし16:30過ぎのこの時点では、夕陽の欠片もない。暑い。超暑い。







美術館の庭にあるこのウサギは藪内佐斗司が作った現代アート。
藪内佐斗司はわたしが目の敵にしているゆるキャラ「せんとくん」を(おそらく高い税金を使って)
デザインした彫刻家なので、それが作った作品なんて……と思ったのだが、







実は、2番目のウサギをなでると幸運が訪れるらしい。
近づいて熟考した結果、……撫でてきました。ウサギに罪はない。多分。


17:00、レイクラインで県立美術館発。












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