ターフの風に吹かれて

一口馬主の気ままな日記です。
キャロットクラブの会員です。

ふざけるな、シルク! (その1)

2015年03月04日 | ブログ
ちょっとシルクが調子に乗っている。
関西弁で言うところの「いちびっている」状態だ。
もうマジで怒り心頭である。

ということで、シルクに対して腹が立っていること、
つまりは改善してほしいことを今日から2回に分けて書く。

おっと、よくこういうことを言ったり書いたりすると、
「嫌ならやめればいいのに」なんて言う人がいる。
典型的な馬鹿の思考である。
どうして馬鹿なのかは、馬鹿にいくら説明しても
理解できないと思うので書かないが。

また、これから書くことは人によっては気分を害するので、
そうなるだろうと予想される人は以下を読まないでね。
そうなる、つまり気分を害する可能性が高いのは、
今回はシルクの馬名について書くので、
名付け親になった人たちである。


さて、本題。

僕は馬名に関してはできるだけ批判はしないように心がけてきた。
それは自分がリアルインパクトで随分と批判されたからだ。
ただ、今回はちょっといくら何でもひどすぎると思うので書く。

ただし、それは命名した人を非難しているのではない。
クラブの姿勢についてである。

そう、先日シルクの馬名が発表されて、
ちょっとこれはいくら何でもどうよ?と思う名前がいくつかあった。
今までも変だなと思う名前はあったが、
今回はちょっとそれが度を超していると思った。

本当にクラブの姿勢を疑ってしまう。
会員とどれだけ真摯に向き合っているのか、
会員の気持ちをどれだけ本気で汲もうとしているのか、
馬のことをどれだけ大切に思っているのか、
それらに大きな疑問符が付く今回の命名だった。

特にひどいと思ったのが、あえて名前を挙げるが
シロインジャーとロッテンマイヤーだ。

もちろん、それをひどいと思うのは個人の価値観であり、
それらの名前を素敵だと思う人も中にはいるだろう。
しかし、はっきりと断言できるがそれは少数だ。
しかもかなり少数だ。
稀有と言ってもいい。

例えばそれが個人馬主の馬で、
その馬主が名付けたのなら誰も文句はない。
それこそ個人の価値観であり個人の勝手である。
個人馬主なら珍名は有りだ。

しかしクラブの馬はシルクで言えば最大500人の出資者がいる。
それぞれ強い思い入れをもって出資したはずである。
不特定多数に受け入れられる無難な名前がベストだとは言わないが、
少なくとも出資者たちの多くが受け入れられる名前に、
多くの人が不快に思わない名前にするべきだろうと思う。
それが「馬主」が一人ではなく大勢いるクラブの馬の名前の、
必要かつ絶対条件だと思うのである。

名前は、実際に自分の子どもに付けるときでもそうだが、
その子の幸せを願って、真剣に一生懸命考えて心を込めて付ける。
同じように、もちろん自分の子どもほどではないにしても、
出資者は出資馬に対して色んな思いを込めて名前を考える。

僕個人でいえば、今年は例年よりも時間をかけなかったとはいえ、
それでもやっぱり随分と考えたし悩んだし、
これが去年までならもっと膨大な時間をかけて名前を考えていた。

それら各出資者の思いがこもった馬名が集まってきて、
たぶん1頭につき100以上の名前が送られてくるのだろう、
その中で果たして本当に、
シロインジャーとロッテンマイヤーが最高の名前だったのか。
あとの数多の名前は、それらよりも下だったのか。

シロインジャーは確かに面白い名前だ。
それを「良し」とする人も中にはいるだろう。
しかし、面白いは逆にいうとふざけているとも受け取れる。
そう、シロインジャーを選んだ人はふざけているのである。

応募した人が悪いわけではない。
その人は面白いと思って応募したのだろう。
それはその人の価値観だ。
応募するのは自由である。

しかし、選んだ人は違う。
ふざけているのである。
それは出資者全員に対して非常に失礼なことである。

選んだ人、あなたは本当にシロインジャーを素敵だと思ったのか?
あなたが馬主だとして自分の出資馬にシロインジャーと付けるか?
もしも本気でその名前がいいと思ったのなら、
そんなセンスのない人に馬名を選ぶ係になってほしくない。
即刻やめてもらいたい。

個人的にはロッテンマイヤーのほうがタチが悪いと思う。
ビワハイジ、アーデルハイトときてロッテンマイヤーと来たら、
当たり前だが「アルプスの少女ハイジ」つながりだ。
アルプスの少女ハイジは名作として未だに支持か高く、
CSなどで何度も再放送されて今の子どもたちにも人気がある。

例えば、そんな子どもたちにハイジの登場人物の人気投票をしたら、
たぶん、いやきっとロッテンマイヤーは最下位だと思う。
そう、割といい人だらけのハイジの登場人物の中で、
しかしロッテンマイヤーだけは唯一の嫌われ者といっていい。
最終回あたりで少しだけ改心するが、基本的に物語上は悪役である。

嫌われ者という意味では、
例えばビートル→バタフライと虫つながりで来て、
ゴキブリと名付けたようなものである。
しかも、うら若き乙女じゃない。
ロッテンマイヤーはおばさんだ。
いや、ロッテンマイヤーさんにも乙女の頃はあったのだろうが。

万が一もしかして、変な名前は話題になるからとか、
これ面白いじゃん!なんてふざけた気持ちで選んだのだとしたら、
それは会員に対する重大な背徳であり、冒涜である。

もしかして少しでもふざけた気持ちがあったとしたら、
僕はシルクというクラブを許せない。
そして、実際に選ばれた名前は、
ふざけて選んだとしか思えないような名前なのである。

たかが馬名、されど馬名。

繰り返しになるが、クラブの姿勢の問題である。


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