ターフの風に吹かれて

一口馬主の気ままな日記です。
キャロットクラブの会員です。

馬体論4 後肢

2012年12月04日 | 馬体論


まずはBの脛だが、ここを重視する人も多いようだが、
個人的にはあまりというかほとんど見ない。
というのも、馬体の他のパーツ(特にトモ)と比して、
ここだけ妙に発達している馬もいないし、
ここだけ妙に貧弱な馬もいないからだ。

ただ、筋肉があるほうがいいのは確かだし、
ここは成長で筋肉が付かない部分らしいから、
ないよりはある馬を選んだほうがいいことは確かだろう。
しかし繰り返しになるが、僕は馬を選ぶときにここは見ない。

それよりもAの飛節のほうがかなり大事。
よく直飛・曲飛といって角度を気にする人がいるが、
個人的には角度はそんなに気にせず、
それよりも大きさが大事だと思っている。

とにかく飛節は、骨格がしっかりしていて大きい馬がいい。
この大きさをあまり気にする人はいないかもしれないが、
これはしっかりと見たほうがいい。
よく歩かせて飛節の伸びを見る人も多いが、
別に歩かせなくても写真で分かる。
大きくて力強い飛節を選べばいいのである。

大事なことなので繰り返す。
飛節は「角度」よりも「大きさ(力強さ)」が大事である。

それから、CとDのラインのズレも気にする。
飛節の角度と撮影時の立ち方によってこれは違ってくるから、
1枚だけでは判断しかねるが、できればCとDは重なるほうがいい。
逆にいうと、どの写真を見てもずれている馬は敬遠したほうがいい。

後肢の繋ぎは全く気にしない。
立っていようが寝ていようが長かろうが短かろうがどうでもいい。
これはもう本当に全く見ない。

それよりも、左後一白のほうが気になる。
上のオルフェーヴルもそうだし左後一白というだけで3割増しだ。
まあこれに関してはオカルトというか迷信になってしまうが、
しかし確かに名馬には左後一白が多いことも事実。
確率を調べていないので単なる思い込みかもしれないが。

尻尾もどうでもいいね。
まあ下に付いているより上に付いているほうがいいのだろうが。

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