真っ赤なロードスター♪

恥ずかしながら松田聖子のファンだった。
いや、大ファンだった。
彼女の結婚前のアルバムは全部持っているし、
シングル以外の曲もほとんどすべてソラで歌える。

初期の松田聖子のアルバムはアイドルのそれとは思えないほど、
一流のアーティストが楽曲を手がけていて、
つまりは捨て曲が一つもなくてみんないい曲ばかりで、
中でも「ユートピア」と「ティンカーベル」は名盤だと思うが、
その「ティンカーベル」というアルバムの１曲目を飾るのが、
今回の記事のタイトル「真っ赤なロードスター」である。

軽快な車の排気音で始まり、
♪男たちにテールを振って走る赤いロードスター♪
という歌詞で終わる爽快でポップな曲だが、
この曲を聴いて以来、ロードスターは僕のあこがれの車となった。

そして数年後、マツダから手が届くロードスターが発売される。
ユーノスロードスターである。



僕は車道楽でこれまでたくさんの車を乗り継いできた。
新車で買わないと嫌なのでそれこそたくさんのお金を使ってきた。
しかし、あこがれのはずのロードスターには乗ったことがなかった。
理由は簡単、なぜならば「２シーター」だからである。

家族のいる僕にはさすがに２シートのオープンカーは無理な話で、
だからエルグランドとかに乗っていたわけだけど、
娘もこの春に旅立ってしまって今は奥さんと二人暮らしなので、
つまり、いよいよ２シーターの車も現実味を帯びてきたのである。

そして、そんな時にちょうどタイミング良く発表されたのが、
４代目のマツダロードスターが来年発売されるというニュース。



飛びついてしまったのよ、これに。
もう僕の心はこの新型ロードスターに釘付け状態。
ほんとミーハーなのよ（笑）。

そして僕は一度欲しいと思うともう我慢できない性分なので、
だからもう僕の中では買うことは決定事項で、
あとは、いかに奥さんを説得するかだけ。

いくら二人暮らしとはいえさすがに２シートの車は不便だろうし、
だから扱いとしてはロードスターはセカンドカーになるわけで、
となるとメインの車がもう一台いるわけで、
今は奥さんは普段は軽自動車に乗っているが、
さすがにその軽自動車をメインにするのは頼りないので、
となると、いま僕が乗っている車をそのまま持ち続けるか、
あるいはロードスターと同時にもう一台、
コンパクトカーでいいから新車を買うか、
それでも二人暮らしで３台も車があるのは多すぎると思うし、
でも、やっぱりどうしてもロードスターは欲しいし、
あー、何だか文章が長くなってきたし、色々と悩む。

で、それをどうしてこの一口専用のブログに書いたかというと、
もしも本当にロードスターを買ったなら、
それはたぶん夏すぎになると思うけど、
ということはちょうど来年の募集時期と重なるわけで、
つまりは資金的に馬への出資に何らかの影響が出るだろうと、
今から予想されるのである。

車を買っていたら一口に回す金額が減るだろうし、
買っていなかったらそのぶん一口にたくさん回せるだろうし。

ただ、発売までまだ１年ぐらいあるので、
その頃までにはまた気が変わっているかもしれない。
コロコロと気分が変わるお天気屋なので。

このお天気屋な面には奥さんもずっと苦労してきただろうけど、
しかし今回ばかりはその奥さんも、
僕の気が変わることを心から祈っていることだろうと思う。