ターフの風に吹かれて

一口馬主の気ままな日記です。
キャロットクラブの会員です。

母馬優先という第二章

2017年09月29日 | ブログ
先週、キャロットの出資馬ヘヴンリーブライド(ビアンカシェボンの15)が新馬戦で負けて、とりあえずカナロアとは思えない見所のないレースぶりで、将来に黒々と暗雲が立ちこめているのだが、まあこの馬は安馬だし、募集時の馬体評価もC+だし、こういう結果も想定内といえば想定内。

また、この世代のもう1頭の出資馬ブルーメンクローネ(ブルーメンブラットの15)も、色々と頓挫があって未だデビューのめどが立っていない。この馬は馬体が良く見えたので(募集時の馬体評価はB+)、ブルーメンの仔どもの中でも最高の成績を収めてくれるのではないかと期待していたが、どうやら雲行きが怪しくなってきた。

ということで、現2歳世代は悲惨な状況になる可能性もあるのだが、そうそう毎年よいことばかり続くはずがないと思って達観している。それが世の常だ。

それに、仮に、本当に仮の話だから他の出資者は怒らないでほしいのだが、仮に2頭とも未勝利引退となったとしても、僕はそんなにショックじゃない。なぜならば、どちらも牝馬だからだ。彼女らには母馬優先という第二章が待っている。

そう、キャロットには母馬優先の制度があり、彼女らは母としてまたキャロットに戻ってくる可能性がある。まあ正直ヘヴンリーブライドのほうは、未勝利で終わると血統的に繁殖に残れるかどうかは怪しいが、ブルーメンクローネのほうはまず大丈夫だろう。いやブルーメンブラットにキンカメだから、繁殖として大成功する可能性がある。お姉ちゃんのクラシックリディアももう競走馬としては限界が見えているが、ハービンジャーだからこれも繁殖として楽しみにしている。祖母が活躍馬というのはよく走る。

キャロットは、もう今の段階で全ての馬が満口になろうとしている。もしかしたらこの記事をアップする頃にはそうなっているかもしれない。そんな状況の中で、絶大な威力を発揮するのが母馬優先である。母馬優先さえ持っていれば、ほぼ取り放題だ。

意図してそうしたわけではないが、結果としてブルーメンの仔どもたちが優秀なお母さんになってくれたら、そして母馬優先で楽しませてくれたら、そんな嬉しいことはないと思う今日この頃である。

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トライアルの意味

2017年09月27日 | ブログ
レイデオロが神戸新聞杯を快勝して、それはそれで嬉しいのだが、ひとつ引っかかっていることがあって、それはレイデオロは菊花賞へ行かないということである。

神戸新聞杯は菊花賞トライアルである。3着までに菊花賞の優先出走権が与えられる。レイデオロはその菊花賞トライアルに出走し、そして優勝した。なのに菊花賞には行かずにジャパンカップに向かう。僕は間違っていると思う。

いや、レイデオロの一出資者として個人的にはJCへの参戦は大賛成だ。レイデオロの適性を考えた素晴らしいローテーションだと思う。というより、菊花賞は出資馬にとって嫌な思い出しかないので、できるだけ出ないでほしいと思っている(見るのは大好きなレースだけど)。

ただし、トライアルというものの存在意義を考えたとき、やはりここは菊花賞に出るべきだと思うのだ。繰り返しになるが個人的には出てほしくはないが、トライアルで権利を取った以上、出るべきだと思うのである。というより、だから、菊花賞に出る気がなかったのなら、最初からトライアルである神戸新聞杯に出るべきではなかったのだ。

まあ、レイデオロにとってローテや距離、その他もろもろを考えたら神戸新聞杯がベストの選択だったとは思うが、それは神戸新聞杯がトライアルではない場合の話で、そこはいくら好条件であったとしてもぐっと我慢して、別のトライアルではないレース、例えば京都大賞典なんかにするべきだったと思う。

これは、あえて今、レイデオロの出資者だからこそ書いた。

基本的にトライアルレースは、本番を目指している馬しか出てはいけないと考える。もちろん馬は生き物だから、権利を取ったが結果的に出走を断念するというケースもあるだろうが、ハナから本番には出る意思のない馬が、別のレースの叩き台としてトライアルを使うのは慎むべきである。

防止するのは簡単だ。トライアルで権利を取った馬は、原則として必ず本番のレース(今回で言えば菊花賞)に出なければならないというルールを作ったらよいのだ。もしも様々な理由で本番を棄権するなら、例えば3か月間は他のどのレースにも出走できないというペナルティを設ける。3か月という期間は適当だが、叩き台として使いづらくするという意味でこれぐらいが妥当ではないか。

とはいいながら、万が一藤沢先生がこれを読んで考えを改めて「菊花賞に出る!」なんて言い出したら、僕は全力で反対するけど(笑)。

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「1枚の写真で何がわかる」に反論する(再掲)

2017年09月21日 | ブログ
一口という趣味の最大の楽しさは何だろうか。

出資馬がデビューするときか。あるいは、出資馬が勝ったときか。もちろん、それらも最高に楽しい瞬間だが、僕は、募集馬パンフが届いて、そして出資馬を選んでいる時間がいちばん楽しい。どんな商品にしろカタログショッピングは楽しいものだが、その中でも一口は、最高に楽しい通信販売だ。

さて、では、一体どんな基準で出資馬を選んでいるのか。出資馬を選ぶ時、そこには様々なファクターが存在するが、多くの人が「血統・馬体・厩舎」の3つを重視しているだろう。ただ、各人で違うのがその優先順位だ。血統をいちばん重視する人、厩舎で決める人。

僕は、だんぜん馬体だ。もちろん、馬体だけで出資馬を決めているわけではなく血統も厩舎も重視はするが、一番は馬体だ。

昔は、つまりは一口を始めた頃は、馬体の見方なんてぜんぜん分からなくて、だから、その頃は全く走らない馬にもよく出資していた。今、その頃の募集馬パンフを見返してみて、よくこんな馬体の馬に出資したなと悪い意味で感心する。シルクの暗黒時代と重なったこともあって、最初の2年間に出資した7頭は、すべて未勝利。いや、未勝利どころか内3頭は未出走引退だった。それは悲惨なものだった。

それからちょっとずつ馬体の勉強をしていって、活躍した馬の募集時の写真を何頭も何頭も見て、ようやく走る馬体の特徴がつかめてきた。好馬体とはどんな馬体なのかが分かってきた。確かに、活躍した馬の馬体には、いくつかの共通点がある。

もちろん、何にでも例外がある。好馬体だと思った馬でも走らないことがある。ただ、これは勝ち上がれないだろうなという馬は、ほぼ見分けられるようになってきたかなとは思う。実際、最初の2年間に出資した未勝利の7頭には、後付けでも何でもなく、今なら絶対に出資しない自信がある。今さら何とも虚しい自信だが。

というような話をすると、よく「たった1枚の写真で何がわかる」という、馬体で馬を選ぶことを全否定する意見を耳にする。

これに対する反論は、馬を見ることができない人、そもそも見ようともしない人に対していくら言っても聞く耳を持たずなのでどうしようもないのだが、それでもあえて反論する場合、僕は人間に例えて説明するようにしている。

我々は、他の人間を見て、外見からあの人は走るのが速そうだとか遅そうだとかいうのは、多分ほとんどの人が分かるのではないか。それが例え写真であったとしても、見分けることができるのではないか。ひとつ極端な例を出すと、例えば机の上に、スラッと足が長くて引き締まった筋肉質の男性の写真と、手足が短くて小太りの男性の写真があったとして、さてどっちのほうが走るのが速いと思う?と百人に聞いたら、きっと百人全員が前者の写真を選ぶだろう。そして、それは多分まちがっていない。

もちろん、上記の例は極端な例え話だが、しかし、我々は長年人の走る姿を見てきて、例えば大きな大会であればオリンピックがそうだし、身近なところでいえば運動会や体育の授業なんかがそうだが、そういう人が走る姿をたくさん見てきた中で、足の速い人、遅い人にはそれぞれ体つきに共通点があることを無意識に知っている。ある意味、我々の常識になっている。だからパッと外見を見て、足が速いか遅いかを判断できるし、それは大体において当たっている。

馬も同じなのである。

何頭も何頭も活躍した馬や、走らなかった馬の募集時の写真を見ていると、走るのが速そうな体つきや遅そうな体つきが分かってくる。もちろん前述した極端な例え話ほどではないにしても、確かに1頭1頭、個々の馬の馬体は違うのである。そしてそれは写真でじゅうぶん分かるのだ。いや、写真でこそわかることが多い。動画よりもむしろ写真のほうが、こと体つきに関しては分かりやすい。

個々の馬の馬体の違いを見分けることができ、どういう馬体の馬が走るのかを知識として知っていて、つまりは好馬体とはどういう馬体を言うのかを知り、その馬体と似た馬を選ぶこと、相馬とはそういうことだと思う。

もちろん、人間の場合でも、足が速そうに見えて実は遅いという人もいる。逆に、この人は走るのが遅いだろうと思っても意外に速い場合もある。馬ももちろん同じである。世の中に絶対はない。何にでも例外はある。その例外を取り上げて全てを否定する馬鹿が多いから困る。こっちは確率の話をしているのだ。


*この記事は、2009年12月16・17日の記事を加筆・修正したものです。

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まさかこうなるとは

2017年09月20日 | ブログ
ほんの数か月前までは考えもしなかった。まさか今年、シルクで2頭に出資するなんて。まさかキャロットで1頭も取れないなんて。

もうシルクはやめるとずっと宣言してきて、本当にやめる気満々だったのだが、魔が差したかのように申し込んでしまい、幸か不幸かリアアントニアに当選して、そして先日はレジェンドトレイルにも追加出資して、これでまたしばらくはシルクを続けることになった。

キャロットに関しては母馬優先を何頭か持っているので、例えば今年で言えばラドラーダやヴァイスハイト、ドルチェリモーネやネオイリュージョンなんかがいたので、出資馬を確保しようと思えば余裕でできたのだが、それらの仔が特に欲しい馬たちではなかったので母馬優先の馬には申し込まず、結果、1頭も出資できないということになった。

こうなって思うのは、もしも今年シルクに出資していなかったら、今年の出資馬が0という事態も考えられたわけで、ああ、想像するだけで恐ろしい! まあ、それはそれである意味勝ち組だったのかもしれないけど。

ただ、シルクを続けることになって、いま前向きに考えているのは、これでシルクで名付け親になれる可能性がまた出てきたなということである。シルクを退会することは決めていたが、ひとつだけ心残りだったのが、シルクで名付け親になれなかったことだった。

自慢だが僕はキャロットでは6頭の馬の名付け親になっている。かの叩かれまくったリアルインパクトがその代表格だが、種牡馬になって永久にブラックタイプに名前が残る可能性が出てきて今はドヤ顔だ(笑)。ところがシルクでは、未だ命名馬はナッシングである。シルクのほうが遙かに歴史が長く、たくさんの馬に出資してきたにも関わらずだ。

何とかシルクで名付け親になりたい、あの記念品が欲しいと願ってきたがそれも叶わず退会か・・・・・・、と思っていたところ、瓢箪から駒のようにシルクを続けることになって(ことわざの使い方がおかしいが)、晴れて再びシルクでの名付け親のチャンスが回ってきたのである。

ということで、もうリアアントニアの名前は考えてある。シルクさん、何とか忖度して選んでくれないかな。

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馬は見た目が何パーセント?

2017年09月19日 | ブログ
好馬体の馬が走らない場合の理由として、もちろん馬体の見立てが間違っていたという場合もあるだろうが、一番は「気性」だろうと思う。いくら肉体に走る能力があっても、馬に走る気持ちがなければ走らない。要するに全力で走るかどうか。人の言うことを聞くかどうか。闘争心があるかどうか。もっと言うなら単純に、走ることが好きか嫌いか。

顔あるいは目で選ぶという人は、結局はそういうところを見ているのだろう。だから顔で選ぶというのはあながち間違いじゃないし、馬体と同時に顔を見ることは大事だと思う。

もうひとつ気性を測るファクターとして血統もある。あの種馬の産駒は気性が悪い馬が多いとか、あのお母さんは現役時代に気性が悪かったとか、そういう面からも推し測ることはできる。が、もちろん万能じゃない。

つまり、気性は、正直走ってみないと分からない。だから面白いとも言えるが、馬選びにおいて厄介なしろものだとは思う。

同じように、これは肉体に関することだが見た目では分からないという意味で「喉なり」も厄介である。これもある程度血統(遺伝)で測ることはできるだろうが、それでも調教が始まってから近況コメントなんかで「喉からヒューヒュー音がします」なんて言葉が書かれていた時の絶望感。

先日、キャロットの高額良血馬トゥザクラウンがようやく未勝利を脱出した。勝ちっぷりが良く能力を感じさせたが、あの馬も喉で苦しんだ。アドミラブルもそうだった。アドミラブルがもしも喉に異常がなかったら、つまりデビューから順調に使えていたら、もしかしたらレイデオロの栄冠はなかったかもしれない。そう考えると、馬選びなんて、もっと言うなら競馬なんて、所詮は「運」の部分が大きいのだなと改めて思う。

今年、キャロットでは1頭も取れなかった。その代わりというわけではないが、シルクで2頭に出資した。それが果たして幸運だったのか不運だったのか。結果は早ければ1年後に、遅くとも2年後にはわかる。

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追加出資馬はこれだ!

2017年09月17日 | ブログ
ていうか、これしかないよね。

レジェンドトレイルの16
(父ハーツクライ・友道厩舎・総額2200万円)


募集時の馬体評価はC。つまりは普通。ちなみに上の写真は最新のもの。この写真ならおまけしてB-ぐらいは付けてもいいかな。まあでもすごく好馬体かというと、そんなことは絶対にない。「残っている馬の中では好馬体」というレベル。背中がもう少しピリッとして欲しいし、これは走る能力とは直接関係はないが極端な斜尻は嫌いだし、なんかボテボテしているし、でも、皮膚感とかすごく良いし、肘付き以外の前の造りも良いし、ギリギリ左後一白だし(右後は許して 笑)、トータルでは出資に足りる馬体だと判断した。

何より安い。いや、むしろ安すぎて怪しい感じ。何かある? もしかして引っかけられている気がしないでもないけど、でもここは素直に引っかかっておこうかなと。たとえ走らなくてもそんなに後悔しない値段だ。そう、ここがポイント。牝馬で2200万円はもちろん安馬ではないけれど、キャロットの金額を見た後だととても安く感じてしまう。きっと感覚が麻痺しているのだろうが、1口4万ちょっとなら、確かに走らなくても惜しくない。

ハーツクライは実は初出資である。一度は出資してみたいと思っていた種牡馬だが、これまで縁がなかった。多分このタイミングで出資しないともう出資することもないだろうと思ったのも、出資に踏み切った理由の一つだ。初ハーツ(シャレじゃないよ 笑)で、例えばリスグラシューなんかとは全然ちがう馬体だが、そこらあたりもどう出るか楽しみだ。

厩舎は、かつてフレールジャックでお世話になったことがある。重賞まで獲らせてもらって言うのも何だが、正直フレールの時はそんなに好印象ではなかった。が、今となっては立派なダービートレーナーだ。文句はない。期待してお任せしたいと思う。

とまあここまで色々と書いてはきたが、要するに出資の理由を一言で言うなら、今の僕の馬選びの指向にこの馬が合っていたということである。

前から書いているとおり、今の僕は「クラシックで活躍できる馬」を欲している。それは将来また変わるかもしれないが、今はかなり強い指向である。短距離馬もダート馬も欲しくない。芝のクラシックディスタンスを走れる馬が欲しい(牝馬の場合は桜花賞があるのでマイラーでも可だが)。この馬は、それに該当すると判断した。馬体は芝の中距離馬だ。ハーツはその産駒をたくさんクラシックに送り込んでいる。そして調教師はダービートレーナーである。

もちろん、瑕疵の多い馬体や兄姉の成績、それからノーザンの値付けを考えると、大舞台で活躍できる確率は低いだろう。確実に走ると言い切るだけの自信はない。2つ3つぐらいは勝つ馬体をしているが、所詮はそれぐらいで終わりそうな気もする。が、しかし、「残っている馬の中では」という条件を付けると、この馬が浮上してくるのである。いや、クラシック戦線に乗れるのは、この馬しかいないのである。

おっと、この馬しかいないというのは言い過ぎた。キャロットの残っているディープ産駒もその可能性はある。しかし、この馬とは値段が違いすぎる。リスクが高すぎる。実は最近またクルマを買って、わずか2年弱での乗り換えプラスなんと2台同時に買ったものだから、もうかなりの出費で、だから馬に回す予算がないのである。まあこれはどうでもいい話だが、ヘへへ、クルマを買ったということを書きたくて(笑)。でもそうなんよね、クルマも趣味なので、そっちにもお金を使わないといけないから大変。ていうか、クルマのほうがお金かかるし。

それはともかく、これで今年の出資馬はリアアントニアの16とレジェンドトレイルの16というシルクの牝馬2頭ということになった。どちらも狙うは牝馬クラシック! 一本の矢では心許ないので二の矢を撃ったという感じだろうか。本当はキャロットでそれを撃ちたかったんだけどね。おっと、最優先で申し込んだ馬がばれてしまう(笑)。


*写真は、シルクホースクラブより許可をいただいて使用しています。

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怒りの追加出資!

2017年09月16日 | ブログ
いや、本当は別にそんなに怒ってはいないけど、ちょっとタイトルを刺激的にしてみようかなと思って(笑)。

でも追加出資したのは本当で、この時期にしたということは、もちろんキャロットではなくシルクでということになる。つまりは結論から言うと、僕はキャロットの1.5次には参加しないことにした。だってもうほとんど馬が残っていないんだもん。それでも何頭か気になる馬はいるのだが、所詮は気になる程度なので、無理することもないかなと思った。走るかもしれないけど別にいいや。走る馬すべてに出資できるわけがないんだし。

前にも書いたが今は少数精鋭を是としている。少し前までは「5頭態勢」ということで毎年5頭の馬に出資しようとしてきたが、今は意識してさらに少ない頭数にしている。予算の関係もあるのだが、それよりも今はもうそれのほうが楽しいことに気づいたからだ。かつては出資馬がたくさんレースに出てくれるほうに価値を置いていたが、今は別のところに喜びを感じている。ここらは個人の価値観の問題なので他人と議論する気もないし、個人の中でもまた変遷していくのだろう。

なので、今年もたくさんの馬に出資する気は元からなく、キャロットの1次に落ちた段階でもうリアアントニアの1頭だけでもいいかなとも考えたけど、シルクで1頭ちょっと欲しいなと思っていた馬がいて、ここがポイントなのだが値段もそんなに高くないし、とりあえず落ちた勢いで出資してしまったという感じ。正直、走るかどうかはあんまり自信はないけど。

ということで、今年はこれでもう打ち止めかな。キャロットのキャンセル募集に1次で申し込んだ馬が出れば応募するだろうけど、どうせ当たらないだろうし。

おっと、どの馬に出資したかについては明日!

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落ちた

2017年09月15日 | ブログ
今日、キャロットの1次の抽選結果が発表された。僕は1次で2頭に申し込んでいたが、見事、両方とも落選した。

はあ・・・・・・、もうため息しか出ねえ。

長年キャロットの会員をしているが、1次で1頭も取れなかったのは初めてだと思う。まあ2頭しか申し込んでいないから仕方がないとも言えるけど、それにしても・・・・・・、はあ、ため息しか出ねえ。まじでもう何もする気が起きない。

ということで、腹が立つので僕がどの馬に申し込んだか書かない。書いても意味がないし-。それから短評もアップしない。だって意味ないもん。・・・・・・はい、拗ねてます(笑)。

しかし、これで僕は晴れて×2となったわけで、ここは気持ちを切り替えて来年を楽しみにしたいと思う。来年はさすがに欲しい馬に出資できるだろう。たぶん。

幸い、来年のラドラーダはダイワメジャーなので今のところ全く食指がわかないし、だから×2を自由に好きな馬に使うことができる。そして、晴れて×なしとなった再来年は、今からもう狙いに狙っているラドラーダの18(父キングカメハメハ!!!)に、母馬優先+最優先で出資するのだ!! ははは、どうだ? この壮大な計画!!!

まあこの青写真はともかく、さて1.5次をどうするか。結局は、シルクの残口がある馬との比較だよなあ。シルクに1頭欲しい馬がいるんよね。もう今年はキャロットで出資しないで、そっちにしようかな。

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強く願う

2017年09月13日 | ブログ
本日、キャロットの申込みの最終結果が公表されて、なんとビックリというか予想通りというか、抽選となった馬が60頭も!!! つまり、1次で60頭もの馬が満口になったというわけで、改めて凄いなキャロットはと、つくづく思った次第である。

そんな中、僕は今回2頭の馬に申し込んだ。当然のことながら最優先1頭と一般1頭だ。

もしかしてわずか2頭?と思った人もいるかもしれないが、近年は「少数精鋭」を自分の中で是としているし、また、欲しいと思った馬は人気馬ばかりなので、仮にたくさん申し込んでもどうせ出資できないと思って申し込まなかった。

で、結論から書くと、僕が申し込んだ馬は2頭とも抽選となった。まあ、不幸中の幸いと言っていいのかどうか分からないが、抽選にすら参加できずに落選というわけではなかったので、それは良かったと思っているが、もちろん抽選の結果どちらも落選するという可能性もあるので安心はできない。

確率的には、最優先が落ちて一般で申し込んだ馬だけが当選するという可能性が高いように思うが、できればその逆になって欲しいなと思う。一般で申し込んだ馬は保険として申し込んだ馬なので、正直落選してもぜんぜん構わないのだが、最優先の馬はかなり欲しいと思っているので、日頃からくじ運の悪い僕ではあるが、何とか抽選をくぐり抜けて当選して欲しいと強く強く強く願っている。

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母馬優先の憂鬱

2017年09月09日 | ブログ
キャロットの抽選結果の発表はまだだが、あえて今書いておこうと思う。それは、今年僕は、ラドラーダの16には申し込まなかったということである。

馬体は、基本的には好馬体だと思う。まとっている筋肉が上質のものであれば、凄い馬になると思った。実際、僕の目には上質の筋肉に見えた。ただ、個人的に好きな馬体かとなると、決して好きな馬体ではなかった。特に繋ぎが嫌だった。何より、短距離馬というところに引っかかった。

安田記念を勝つかもしれない。スプリンターズステークスを勝つかもしれない。お父さんのように海外でも活躍するかもしれない。でも、やっぱり今の僕の指向は「クラシックで活躍できる馬」である。この指向はまた変わるかもしれないが、現時点ではかなり強い指向である。だからシルクでもリアアントニアの16に出資した。

もちろん予算に余裕があれば申し込んでいる。しかしそうではない中で、何を優先し、何を捨てるかという問題で、僕はラドラーダの16を捨てたのである。きっと活躍して、きっと僕は後悔するだろうが、それもまたこの趣味の妙味である。

ということで今年に関してはそれでいいのだが、ふと心配になるのが、この先僕はラドラーダの仔に出資できるのかということである。

たぶん毎年これぐらいの値付けをしてくるはずで、少ない予算でやりくりしている僕にとって、もはやラドラーダの仔は高嶺の花になってしまったのである。せっかく母馬優先を持っているのに、これでは宝の持ち腐れである。

母馬優先はたいへん良い制度だし、これからもぜひ続けてほしいが、活躍馬を出してしまうことによって、以後その仔の値段が跳ね上がってしまうという矛盾というか不条理がある。逆に活躍馬を出さなければ値段は上がらないが、それはそれで出資意欲がなくなっていくし、何とも憂鬱を感じるのである。

そう考えると、母馬優先を持っている場合、とにかく最初の当たりの馬にちゃんと出資できるかどうか、それが大事だとわかる。だから、血統的な可能性のある繁殖の場合、募集されれば初仔から積極的に行くべきだと思う。もしも出資していなくてその仔が走ったら、きっととんでもなく後悔するだろうし、後追いで次の仔に出資しようと思っても、そのときにはもうとんでもなく値段が高騰しているのだから。

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