今週は出走馬がなくネタもないので、
レンタルで観たDVDの感想というか批評を書く。
競馬のブログなのになぜ?というツッコミはなしで。
「パーフェクト・ホスト ~悪夢の晩餐会~」
TSUTAYAがなぜか猛プッシュをかけているので、
ついつい手に取ってしまった映画。
退屈せずに最後まで楽しむことができたし、
得点を付けるなら75点ぐらいはあげられる出来だと思うが、
しかし、何ていうか一言で言うなら非常にもったいない映画。
もっと面白くできたはずなのにと関係者でもないのにつくづく残念。
「SAW」のプロデューサーが製作したらしい。
確かに雰囲気は似ている。
ただし、それは全体のテイストだけであって、
あっちに比べると全然グロテスクじゃない。
まるで二つの別々のプロットをつなぎ合わせたような脚本で、
それが意外性に繋がっているとも言えるし、
1本の映画としてのまとまりに欠けている原因とも言える。
個人的には後半部分は必要なく、
前半のパーティーだけでずっと押し通したほうが良かったと思う。
最後のオチは、ホストが○○だっただけで充分だろう。
全体を通して演出が甘く、だから緊迫感がない。
コミカルな雰囲気さえ漂う。
わざとそうしたのならそれは間違いだ。
もっともっと怖くしてこそ、
もっともっとサディスティックに狂気を描いてこそ、
このプロットは生きる。
そして、主演俳優にはその狂気を演じるだけの力量がある。
音楽も悪い。
この映画の一番の失敗は音楽だ。
もっとおどろおどろしい音楽にするだけで、
雰囲気はがらりと変わり、一気にB級感も薄まる。
料理に例えるなら、素材の良さだけに頼った味付けで、
確かに美味しいのだが、しかし、もう少し手を加えたなら、
きっともっと美味しくなったのに・・・・・・という感じである。
重ね重ねも、もったいない映画だと思う。
レンタルで観たDVDの感想というか批評を書く。
競馬のブログなのになぜ?というツッコミはなしで。
「パーフェクト・ホスト ~悪夢の晩餐会~」
TSUTAYAがなぜか猛プッシュをかけているので、
ついつい手に取ってしまった映画。
退屈せずに最後まで楽しむことができたし、
得点を付けるなら75点ぐらいはあげられる出来だと思うが、
しかし、何ていうか一言で言うなら非常にもったいない映画。
もっと面白くできたはずなのにと関係者でもないのにつくづく残念。
「SAW」のプロデューサーが製作したらしい。
確かに雰囲気は似ている。
ただし、それは全体のテイストだけであって、
あっちに比べると全然グロテスクじゃない。
まるで二つの別々のプロットをつなぎ合わせたような脚本で、
それが意外性に繋がっているとも言えるし、
1本の映画としてのまとまりに欠けている原因とも言える。
個人的には後半部分は必要なく、
前半のパーティーだけでずっと押し通したほうが良かったと思う。
最後のオチは、ホストが○○だっただけで充分だろう。
全体を通して演出が甘く、だから緊迫感がない。
コミカルな雰囲気さえ漂う。
わざとそうしたのならそれは間違いだ。
もっともっと怖くしてこそ、
もっともっとサディスティックに狂気を描いてこそ、
このプロットは生きる。
そして、主演俳優にはその狂気を演じるだけの力量がある。
音楽も悪い。
この映画の一番の失敗は音楽だ。
もっとおどろおどろしい音楽にするだけで、
雰囲気はがらりと変わり、一気にB級感も薄まる。
料理に例えるなら、素材の良さだけに頼った味付けで、
確かに美味しいのだが、しかし、もう少し手を加えたなら、
きっともっと美味しくなったのに・・・・・・という感じである。
重ね重ねも、もったいない映画だと思う。