piano class emi.i.

いいピアノを弾きたい

練習がたのしくなるコツ

2011年04月25日 | 音楽教室
ある生徒さん。
あきらかに練習が足りない。
でもピアノ大好きなのは わかる。あれも弾きたい。これも弾きたい。感情豊かで集中力もすばらしい。
つい期待してレッスンしてしまう。 しかしがんばった週もあるけど 前日につめこんだ週の方が多い。ここ数年私のしゃべりも^^;残念ながら空回っている。
本人もそこらへんがわかってきて (やりたい曲はいっぱいあるけどそれをやりたい!といってもきっと練習をしそうもないからなあ、)という葛藤?まで伝わっている。

今年度はやる気に満ちたその子をレッスンをしたい。
「いつもいつもやってこないのわかってると いっしょうけんめい教えてもなあ、どうせ注意も忘れちゃうだろう。
云っても無駄だな、と思っっちゃうんだよ。 そうなると私の場合つまんないレッスンしかできなくなるんだけど、それでもいい?」と云ってレッスンが時間切れ。

その夜 おかあさまからお電話があって「毎日6時半から30分練習することを約束させました。ですからよろしくお願いします。」…ご心配かけてます。

次のレッスンまで2週間ありました。2週間後、待ちに待ってた。
「毎日30分練習した?」
「しました。」
「どうだった?」
「せんせーい、練習が楽しくなりましたー!」満面の笑。

音がまず変わってる。芯のとおった音。
音階も1オクターブふやしても 疲れてない。(いつもは 腕つかれました)と云っていた。
次はあの曲も譜読みはじめてね!というと以前は「えー、無理です。」と返ってくるはずだが、「やったー!あれもう弾いていいんですか?」
きっと持続してくれるだろうと思えた。よかったですー。
練習をたのしくさせるのは なんと「毎日の練習」なんですね。不思議ですがそれしかないかも。習慣になったら目標もついてくる。
習慣にすれば練習できないとき、さぼったとき、悪夢もみる。(苦笑)
 
…こんな記事を書いている 明け方の私の夢は「知らないヴァイオリン奏者の伴奏をしている状況で、前奏を弾いてるだけでそのヴァイオリン奏者にブチ切れされるという…」
おおなんとおそろしい。曲はなんだったんだか。言い訳を考えているうちに目覚めていた。とても二度寝はできませなんだ。
さて練習し~よおっと。










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