piano class emi.i.

いいピアノを弾きたい

新学期から数ヶ月…

2012年06月19日 | 音楽教室
6月も半ばを過ぎ、新しい生徒さんも少しなじんできました。
2年目3年目の子供たちも 毎週目をみはる成長で嬉しくってしかたありません。
お母様方のフォローはいったいいかばかりか。。。。
新しく中学生、高校生、大学生になった生徒さんたちも新しい環境に慣れてきているようです。
ピアノを続けてながら、勉強も、新しい部活も始まっているのだから、体力が勝負ですね。
ピアノ部、というのはなかなかないので、吹奏楽部、オーケストラ、ギター部、室内楽部、など音楽系の部活も楽しそうで、私も入りたいくらい^^。
みんな がんばってます!

水泳や バレー部でがんばっている子も。
練習時間を作るのは大変だと思います。成果の上がる真剣な集中力を持って短時間で、レッスンの注意点をさくさく直し 最初に正確な譜読みをしなくては追いつかないでしょうね。間違った運指だと遠回りになるからね~。

そんなハードな学生生活の中 コンクールにも挑戦する頼もしい生徒さんがいて、たまたま同じ曲を弾くので 二人で聴き合う時間を設けました。
不思議なくらい正反対な音色を持っていて、二人を足して2で割るとかなり奥行きのある どなたが聴いても聞き捨てならない?ほど素晴らしい演奏になると思っています。これは親ばかの一種か?手前味噌?どっちでもいいや^^。
本人たちも 敏感に嗅ぎ取ってくれて お互いを讃え合っていた。
どうやって、それを盗むか^^だよね。
自分に足りないところを 素直に認められるだけでも素晴らしいことです。

そんな素晴らしい生徒たちにも話したけど、練習していてどんどん調子が上がって 
「あー、今の自分の演奏、うまいな。こういうふうに弾けたらいいな。」と思う事が ごくたまにある。
レッスンでも
「今みたいに弾けたら きっと合格だよ。」という事。

では その演奏が本番でできるか?
そうは問屋がおろさない。
そのいい状態を再現できる確率というのは ごくごく稀なのです。
さんざん経験済み^^; (いばってどうする)

あっこれだ!と思った演奏が毎回の練習で100%になったら 大事な本番で80%の確率で再現できるか?ってとこでしょうか。
100%にするには 練習練習また練習。
たまに うまくいく、程度ならきっとうまくはいかない。

たった一回の本番で最高の演奏をするっていうのは 本当に緻密で謙虚な気持ちで積み上げた練習ができる人にだけチャンスがくるのだろう。

私もまだまだあきらめないぞと。では