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いいピアノを弾きたい

ギロック 雨の日の噴水

2011年01月19日 | 音楽教室
雨の日の噴水。
ささっと映画一本作れそうな(?)ほど、イメージが湧くタイトルです。
雨の日の噴水は空から降ってくる雨に負けず、見てくれる人も少なく、、、。
季節はいつ?
ギロックの描きたかったものは?

水の勢いが増す、華やかなところはアッチェレランドがかかっていて、かっこいい。けれどアッチェレランドと書いてあるところからすぐスピードアップすると目的の音の直前のテンポが安定してしまいがち。少しずつ計画をたてて早くしていかないと。
この曲を弾く小学3年生は水泳もがんばっている小さな女の子。
「長い距離を泳ぐとき最初から飛ばしすぎると残り数メートルで力が出ないんじゃない?」と訊いたら
「そうなんですけど、はじめをセーブするとタイムが出ないから…。」
なるほど。口で「セーブする」と簡単に云ってしまうが、その日の体調をコントロールしながら最後までベストを尽くす、さぞや むずかしいことでしょう。
水泳の練習もきつそうですね。
根性つくでしょうねー。
しかもタイム、という結果が目に見えて出るところがいい。
結果が数字ででないところが 音楽の面白いところだと思っていますが。

ドビュッシーの「雨の庭」に似ているけれど、子供にもチャレンジできるよーくまとまったタイトルに負けてない作品。
発表会でMちゃんの「雨の日の噴水」はどんな情景を思い浮かべさせてくれるか、多いに楽しみです。


昔むかし、高校生の頃、「海に降る雪」という邦画があって、タイトルに誘われて見に行ったこと、思い出しました。
でも まったくお話も俳優さんも思い出せない~。いっしょに見に行った友人に訊いてみようか…。








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