音楽の話のみにするつもりのブログに猫の話を載せたのも 瀕死だった我が家のぽんを読んでくださる方に知っていただき もしかして元気になるよう応援してもらえたら?と願ったからでした。おかげさまですっかり元気になりました。
なんと今ではあのキャリーバッグに入って眠ったりしています。9月6日のぽんの写真です。

私の腕に噛みつき、あれほど抵抗していたのに…。
あのまま ふたを閉めてまた病院に連れて行ってやろうか?と意地悪したくなるのを必死におさえてます(笑)
退院して(すこぶる順調!)というわけではありませんでした。
一週間後 円形脱毛証みたいに頭がはげてきまして、入院のストレスかなあ?と心配しましたが かなりみじめな姿(涙)

この写真(7月27日)を先生に見ていただき(とてもまた連れて行く勇気はなく)お薬をもらいました。写真だけで薬(ビクタス)を処方してくれたありがたい病院。
薬をあの猫に塗る、というのはこれまた大変な作業で(汗)ぬれたり、ぬれなかったり、でも毎日少しずつ食べる量が増え、どんどん元気になっていく様子がわかって、元気になれば薬なんかに頼らずとも もって生まれた野良猫魂、自然治癒力で治るのではないか、と思えるようになり、そのとおり、薬は3日坊主でしたがどんどん頭の毛も生えてきました。今日の写真は角度が違いますが ハゲちゃん部分はなくなっています。薬のちから、というより体力の回復によるように思います。
(脱毛の原因はストレスではなく皮膚病のため。ストレスで脱毛するのはお腹部分が多いそうです)
同じ家に住んでいれば 病気が伝染し易い皮膚病ももう一匹のちいは栄養過多を心配するほどなので、抵抗力も強いのでしょう、ちいの毛は抜けませんでした。
ぽんが退院したとき、ぺろぺろなめまくって歓迎するかと思いきや、ふーふーうなって警戒信号を出していました。専門家によると「病院の匂い」が恐怖でだいたいの猫(脳みそ、くるみ大なので)が似たような反応だそうです。なんて薄情な、実の妹が病と闘っていて無事生還したのに!とあきれましたが、仕方のないことのようです。
とにかくきちんとした食生活が日常の活力、抵抗力を作るのですね。ぽんは食が細いね~ですまさないで、食べるものを(違う種類に変えてやってでも)根気よく与え、食べるのを見届けて、健康を維持させたいと反省しました。私自身も同じことをこの夏、実感しました。
時間がないからといってお昼を珈琲とクッキー、みたいな簡単な食事ですますと、あとからどどっとくるようです…。
ぽんをご心配くださったみなさま ありがとうございました。
みなさまも どうぞバランスの良いものを食べ基礎体力アップに努めてください。
体力がないと ピアノの練習なんてできませんもの。