インターネットが不通になって約一週間。連日苦情の電話をかけて、技術者が来る日を予約して、2回すっぽかされて、明後日に予約しなおしたり、明日の午後来ると言われたり・・・もはや相手の言うことを信じず神様の思し召しを信じることにシフトしかけた頃、3度目の正直で技術者のお兄さんが登場。
家の外の配線をいじって約3分で復帰。長かった一週間。命に係わるほどの事でもないのに、平和な毎日の中だとインターネットが通じなくなったというだけで落ち着かなくなる現代社会病にかかったりする。
技術者のお兄さんは作業後、家に大事な仕事道具を忘れていった。すぐに気付いて後を追ったけれど、救世主はさっさと姿を消していた。
その直後、会社から仕事道具を忘れていないか問われ、「ある」と答えると、置いておくように頼まれた。人の事は何日も待たせておけるのに、自分の大事な事は超スピード対応ができるブラジルらしい会社。
もしかすると人の事も自分の事のように、と心がけているのかもしれないけれど、問題は、実はあまり注意深くない人々の性格が全体の仕事を遅らせているようにも思ったり。