http://tinyurl.com/3qxfu
本日の一冊は、「絞り込むこと」の重要性をあらためて認識させてくれる、マーケティング本です。
表紙の外国人女性は、まったくもって意味不明ですが(笑)、ひょっとしたら、「金髪趣味はマイナーだけど、高いロイヤリティと付加価値が期待できる」という意味なのかもしれません。
あまりに軽いタッチと薄さのため、最初は手に取るのをためらっていたのですが、なかなかおもしろい視点が示されています。
さっそく、そのポイントをご紹介しましょう。
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本日の赤ペンチェック ※本文より抜粋
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身の丈を考えず、目先の売上を拡大しようとするから、利益を失う利益のほとんどは、一部の顧客の強烈な支持で成立する
利益が出ない三つの理由
1.顧客を絞っていない
2.さらに顧客を絞っていない
3.特別な顧客として、おもてなしができていない
自社の強みと相性の良い顧客に絞り、自らが新たな市場の一番手に
なれば良い。そのポジションを維持すれば、安定的で継続的な利益
は約束される
顧客区分をしても利益が上がらない理由は、顧客区分をしているだ
けで終わっているか、区分された顧客に対して適切なサービスが提
供されていないからである
データベースマーケティングは「連続的思考」に終始しやすい。一
般に、データベースマーケティングでは過去から現在までの傾向か
ら未来を推測する手法がとられるからである
BRM(ブランド・リレーションシップ・マネジメント)
=ブランド×CRM
BRMのポイント
1.「ほかでは味わえない気持ちよさ」の提供
2.「下から上へ」ではなく、「上から下へ」
成功しているブランドは、みな「上から下へ」の発想に立っている
ブランドは、外部に言われて創るものではない
経営者や社員のハートが育てるものである
BRMを構築する上で重要なこと
・ブランドビジョン
・ブランド経験
・活動(以下の手順で想定)
1.自社のブランド経験につながりやすい活動項目は何か?
2.その中でも、どの活動項目を優先するか?
3.その活動項目をどうブランドらしく実行して、経営層、従業員 や顧客にブランド経験を提供するか?
さほどコストのかからない活動の積み重ねが、ブランド価値を左右する(中略)商いの原点に立ち返り、目の前で強烈に支持してくださるお客様を大切にすること。そのお客様を想い、日々心を込めて活動すること。活動することでしか、利益の安定した維持、向上はありえない
ブランドビジョンを創るための七つのステップ
1.ビジネスにかける想いの表出
2.現在の顧客階層の把握
3.現在の上位顧客に選ばれる「ほかでもない理由」の抽出
4.将来の上位顧客に選ばれる「ほかでもない理由」の抽出
5.「ほかでもない理由」の検証と本質探求
6.ブランドビジョンとブランドプロミスの構築
7.ターゲットの設定
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出し惜しみをしているのか、BRMというコンセプト以外は、2次情報が多いのですが、人口減少時代のマーケティングへの意識喚起としては意味がある一冊だと思います。
というわけで、本日の一冊は、
『利益重視型マーケティングBRM』
http://tinyurl.com/3qxfu
です。中小企業の経営者や個人のブランドでビジネスをする方には、良い刺激になるのではないでしょうか。
目次
はじめに 大人のマーケティングの時代
第1章 ブランドがあってもダメな時代に突入した!
第2章 今までのマーケティングでは利益が出ない!
第3章 成功している会社は「上から下へ」
第4章 BRMを実践する二つのステップ
第5章 「上から下へ」のビジネスを展開する方法
第6章 「ほかでもない気持ちよさ」をプロデュースする!
おわりに
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本日の一冊は、「絞り込むこと」の重要性をあらためて認識させてくれる、マーケティング本です。
表紙の外国人女性は、まったくもって意味不明ですが(笑)、ひょっとしたら、「金髪趣味はマイナーだけど、高いロイヤリティと付加価値が期待できる」という意味なのかもしれません。
あまりに軽いタッチと薄さのため、最初は手に取るのをためらっていたのですが、なかなかおもしろい視点が示されています。
さっそく、そのポイントをご紹介しましょう。
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本日の赤ペンチェック ※本文より抜粋
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身の丈を考えず、目先の売上を拡大しようとするから、利益を失う利益のほとんどは、一部の顧客の強烈な支持で成立する
利益が出ない三つの理由
1.顧客を絞っていない
2.さらに顧客を絞っていない
3.特別な顧客として、おもてなしができていない
自社の強みと相性の良い顧客に絞り、自らが新たな市場の一番手に
なれば良い。そのポジションを維持すれば、安定的で継続的な利益
は約束される
顧客区分をしても利益が上がらない理由は、顧客区分をしているだ
けで終わっているか、区分された顧客に対して適切なサービスが提
供されていないからである
データベースマーケティングは「連続的思考」に終始しやすい。一
般に、データベースマーケティングでは過去から現在までの傾向か
ら未来を推測する手法がとられるからである
BRM(ブランド・リレーションシップ・マネジメント)
=ブランド×CRM
BRMのポイント
1.「ほかでは味わえない気持ちよさ」の提供
2.「下から上へ」ではなく、「上から下へ」
成功しているブランドは、みな「上から下へ」の発想に立っている
ブランドは、外部に言われて創るものではない
経営者や社員のハートが育てるものである
BRMを構築する上で重要なこと
・ブランドビジョン
・ブランド経験
・活動(以下の手順で想定)
1.自社のブランド経験につながりやすい活動項目は何か?
2.その中でも、どの活動項目を優先するか?
3.その活動項目をどうブランドらしく実行して、経営層、従業員 や顧客にブランド経験を提供するか?
さほどコストのかからない活動の積み重ねが、ブランド価値を左右する(中略)商いの原点に立ち返り、目の前で強烈に支持してくださるお客様を大切にすること。そのお客様を想い、日々心を込めて活動すること。活動することでしか、利益の安定した維持、向上はありえない
ブランドビジョンを創るための七つのステップ
1.ビジネスにかける想いの表出
2.現在の顧客階層の把握
3.現在の上位顧客に選ばれる「ほかでもない理由」の抽出
4.将来の上位顧客に選ばれる「ほかでもない理由」の抽出
5.「ほかでもない理由」の検証と本質探求
6.ブランドビジョンとブランドプロミスの構築
7.ターゲットの設定
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出し惜しみをしているのか、BRMというコンセプト以外は、2次情報が多いのですが、人口減少時代のマーケティングへの意識喚起としては意味がある一冊だと思います。
というわけで、本日の一冊は、
『利益重視型マーケティングBRM』
http://tinyurl.com/3qxfu
です。中小企業の経営者や個人のブランドでビジネスをする方には、良い刺激になるのではないでしょうか。
目次
はじめに 大人のマーケティングの時代
第1章 ブランドがあってもダメな時代に突入した!
第2章 今までのマーケティングでは利益が出ない!
第3章 成功している会社は「上から下へ」
第4章 BRMを実践する二つのステップ
第5章 「上から下へ」のビジネスを展開する方法
第6章 「ほかでもない気持ちよさ」をプロデュースする!
おわりに
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