http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4788907186
本日の一冊は、1970年の初版発行以来、成功者たちの間でひそかに
読み継がれている自己啓発分野の名著です。
著者は、ダビッド・J・シュワルツ。経営組織、マーケティング、
経済、心理学を専門とし、人材の活性化および開発を手掛けるコン
サルタントです。
自己啓発書は、それこそ星の数ほどありますが、本書の優れた点は、
タイトルにもある「大きく考えること」の効用と、大きく考える人
間になるために、どうすればいいのか具体的に論じた点です。
目の前の仕事を一生懸命こなしているのに報われない、なぜか周り
の人が認めてくれない、という人は、自分自身に「大きく考える」
習慣がついていないことが原因です。
では、具体的にどうすれば「大きく考える」習慣がつくのでしょうか。
本書で紹介されている方法をいくつか紹介すると、まずは「行動は
恐怖を治療する」という原則が挙げられます。
これは、実際に行動してみれば恐怖心が消えることを意味しており、
行動したいけれど踏ん切りがつかない、という人には効果的なやり方です。
ほかにも、「疑いを考えれば失敗する。勝利を考えれば成功する」
「自信のある考えを持つためには、自信のある行動をせよ」など、
参考になる考え方がいくつも示されており、参考になります。
内容はもちろんですが、文章や言葉も味わい深く、なぜ本書が名著
として語り継がれているのか、わかる気がします。
今の自分の枠から抜け出し、大きな仕事を成し遂げたい人は、ぜひ
読んでみてください。
------------------------------------------------------------
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
------------------------------------------------------------
成功するかどうかは考え方の大きさによって決まる
ある人事部長の話によると、年間四万ドルの仕事に対する応募者は、
年間二〇万ドル支払う仕事の五〇倍にも達するという。ということ
は、第一級の仕事よりも、第二級のやさしい仕事のほうがずっと競
争が激しいということだ
疑いを考えれば失敗する。勝利を考えれば成功する
考えというのは、それが積極的なものであろうが消極的なものであ
ろうが、繰り返されるとしだいに強力になっていく
行動は恐怖を治療する(中略)逆に、優柔不断やぐずぐずしている
ことは、恐怖を助長するのである
人とつき合うときには、次の二つの点を心にとどめておくことだ。
第一は、その人は重要な人であるということ。第二は、しかし同時
に、あなたも同じように重要なのだ、ということである
自信のある考えを持つためには、自信のある行動をせよ
誰もが、ほめ言葉を望んでいるのだ。妻や夫に対しては、毎日特別
すばらしい言葉を用意しておきなさい
会社の利益を自分の利益と同じだと思いなさい。大きく考える人に
なることだ。少数ながらこのような人だけが、結局は大きく報われ
ることになるのである
自分の仕事を重要な仕事だと考える人は、その仕事をよりよくする
にはどうしたらよいかという心の信号を受け取る
何かの助言を得たければ、第一級の人のところへ行くことだ
熱意に欠ける人は他人に熱意を起こさせることはできない
「いいニュースがあるぞ!」と叫べば、一〇〇パーセント人は注意
を向けるだろう。と同時に、いいニュースは熱意をもかきたてるのである
ほめることは力になるということを覚えておきなさい。上役からの
賞賛は、投資しておくことだ。部下にその賞賛をゆずってやれば、
彼らはそれに励まされて、もっと大きな成績をあげるようになる
今すぐという考えは物事をなしとげる。しかし、いつか、いずれと
いう考えは、たいていは失敗と同義語だということを忘れないことである
------------------------------------------------
『大きく考えることの魔術』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4788907186
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼目次▼
┃
┃ まえがき
┃ 第1章 成功できると信じよう
┃ 第2章 弁解するのはやめなさい
┃ 第3章 自信を持ちなさい
┃ 第4章 大きく考えなさい
┃ 第5章 創造的に考えなさい
┃ 第6章 自分が考えるとおりの人になる
┃ 第7章 一流をめざしなさい
┃ 第8章 正しい態度をとりなさい
┃ 第9章 人に好かれなさい
┃ 第10章 行動する習慣をつけなさい
┃ 第11章 敗北を勝利に転じなさい
┃ 第12章 目標を設定しなさい
┃ 第13章 リーダーらしく考えよ
┃ 訳者あとがき
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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本日の一冊は、1970年の初版発行以来、成功者たちの間でひそかに
読み継がれている自己啓発分野の名著です。
著者は、ダビッド・J・シュワルツ。経営組織、マーケティング、
経済、心理学を専門とし、人材の活性化および開発を手掛けるコン
サルタントです。
自己啓発書は、それこそ星の数ほどありますが、本書の優れた点は、
タイトルにもある「大きく考えること」の効用と、大きく考える人
間になるために、どうすればいいのか具体的に論じた点です。
目の前の仕事を一生懸命こなしているのに報われない、なぜか周り
の人が認めてくれない、という人は、自分自身に「大きく考える」
習慣がついていないことが原因です。
では、具体的にどうすれば「大きく考える」習慣がつくのでしょうか。
本書で紹介されている方法をいくつか紹介すると、まずは「行動は
恐怖を治療する」という原則が挙げられます。
これは、実際に行動してみれば恐怖心が消えることを意味しており、
行動したいけれど踏ん切りがつかない、という人には効果的なやり方です。
ほかにも、「疑いを考えれば失敗する。勝利を考えれば成功する」
「自信のある考えを持つためには、自信のある行動をせよ」など、
参考になる考え方がいくつも示されており、参考になります。
内容はもちろんですが、文章や言葉も味わい深く、なぜ本書が名著
として語り継がれているのか、わかる気がします。
今の自分の枠から抜け出し、大きな仕事を成し遂げたい人は、ぜひ
読んでみてください。
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成功するかどうかは考え方の大きさによって決まる
ある人事部長の話によると、年間四万ドルの仕事に対する応募者は、
年間二〇万ドル支払う仕事の五〇倍にも達するという。ということ
は、第一級の仕事よりも、第二級のやさしい仕事のほうがずっと競
争が激しいということだ
疑いを考えれば失敗する。勝利を考えれば成功する
考えというのは、それが積極的なものであろうが消極的なものであ
ろうが、繰り返されるとしだいに強力になっていく
行動は恐怖を治療する(中略)逆に、優柔不断やぐずぐずしている
ことは、恐怖を助長するのである
人とつき合うときには、次の二つの点を心にとどめておくことだ。
第一は、その人は重要な人であるということ。第二は、しかし同時
に、あなたも同じように重要なのだ、ということである
自信のある考えを持つためには、自信のある行動をせよ
誰もが、ほめ言葉を望んでいるのだ。妻や夫に対しては、毎日特別
すばらしい言葉を用意しておきなさい
会社の利益を自分の利益と同じだと思いなさい。大きく考える人に
なることだ。少数ながらこのような人だけが、結局は大きく報われ
ることになるのである
自分の仕事を重要な仕事だと考える人は、その仕事をよりよくする
にはどうしたらよいかという心の信号を受け取る
何かの助言を得たければ、第一級の人のところへ行くことだ
熱意に欠ける人は他人に熱意を起こさせることはできない
「いいニュースがあるぞ!」と叫べば、一〇〇パーセント人は注意
を向けるだろう。と同時に、いいニュースは熱意をもかきたてるのである
ほめることは力になるということを覚えておきなさい。上役からの
賞賛は、投資しておくことだ。部下にその賞賛をゆずってやれば、
彼らはそれに励まされて、もっと大きな成績をあげるようになる
今すぐという考えは物事をなしとげる。しかし、いつか、いずれと
いう考えは、たいていは失敗と同義語だということを忘れないことである
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┃▼目次▼
┃
┃ まえがき
┃ 第1章 成功できると信じよう
┃ 第2章 弁解するのはやめなさい
┃ 第3章 自信を持ちなさい
┃ 第4章 大きく考えなさい
┃ 第5章 創造的に考えなさい
┃ 第6章 自分が考えるとおりの人になる
┃ 第7章 一流をめざしなさい
┃ 第8章 正しい態度をとりなさい
┃ 第9章 人に好かれなさい
┃ 第10章 行動する習慣をつけなさい
┃ 第11章 敗北を勝利に転じなさい
┃ 第12章 目標を設定しなさい
┃ 第13章 リーダーらしく考えよ
┃ 訳者あとがき
┃
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