汚れていない薔薇はない
そんな皮肉者の、云い放しも
薔薇である一点で
真実に至るときがある
かつて神の言葉を代弁するという
恐れ多い文人もいたが
シンカンセンはカンシンセンと、
さらっと言える
六十年詩人?といえば
隔世の感も関心もない世間につまずいている
いまさらに、不自由と感じている
汚れた薔薇たちは
糜爛に乱れる一点で
とりあえずの真実に至る時を待つ
泡沫の雫に濡れながら
新生の死人の誕生を待っている
そんな皮肉者の、云い放しも
薔薇である一点で
真実に至るときがある
かつて神の言葉を代弁するという
恐れ多い文人もいたが
シンカンセンはカンシンセンと、
さらっと言える
六十年詩人?といえば
隔世の感も関心もない世間につまずいている
いまさらに、不自由と感じている
汚れた薔薇たちは
糜爛に乱れる一点で
とりあえずの真実に至る時を待つ
泡沫の雫に濡れながら
新生の死人の誕生を待っている
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