遙かなる透明という幻影の言語を尋ねて彷徨う。

現代詩および短詩系文学(短歌・俳句)を尋ねて。〔言葉〕まかせの〔脚〕まかせ!非日常の風に吹かれる旅の果てまで。

心に響く今日の名言ーカント

2018-01-31 | 心に響く今日の名言
「暗闇になかでは、我々の想像力は、明るい光におけるよりもたくましくはたらくのを常とする。」
(カント『啓蒙とは何か』84より)

心に響く今日の名言ー武者小路実篤

2018-01-29 | 心に響く今日の名言
「ある人に恋される資格のあう女は唯一でないかもしれない。だがこいしてしまったら、その人にとってその女は唯一になるだろう。」
(武者小路実篤『友情』25より)

心に響く今日の名言ー芥川竜之介

2018-01-27 | 心に響く今日の名言
「われわれを恋愛から救うものは理性よりもむしろ多忙である。恋愛も又完全におこなわれるためには何よりも時間を持たなければならぬ。」
(芥川竜之介『侏儒の言葉』71-72より)

心に響く今日の名言ー夏目漱石

2018-01-26 | 心に響く今日の名言
かれらにとって絶対にひつようなものは御互だけだがその御互だけが、彼らの浜田じゅうぶんであった。彼らは山の中にいる心を抱いて、都会に住んでいた。」
(夏目漱石『門』140より)

心に響く今日の名言ースタンダール

2018-01-25 | 心に響く今日の名言
「女は、常に最初の結婚によって青春の最も華やかな日を失い、離婚によってばか者どもに何かと悪口を吐く口実をあたえる。」
(スタンダール『恋愛論』「下)76より)

心に響く今日の名言ー川端康成

2018-01-23 | 心に響く今日の名言
「そう、君等にはわかるまいが、五十六十の堂々たる新史で、女房がおそろしくて、うちへ帰れないで、夜なかにそとをさまよっているのは、いくらもいるんだよ。」
(川端康成『山の音』81より)