遙かなる透明という幻影の言語を尋ねて彷徨う。

現代詩および短詩系文学(短歌・俳句)を尋ねて。〔言葉〕まかせの〔脚〕まかせ!非日常の風に吹かれる旅の果てまで。

大晦日に

2018-12-31 | 俳句
今日は大晦日。昨日はいろいろあってなにもかわったことはかなかったけど。今年は初めて俳句を作って見ました「10月から)。
また俳句の本と言うものを初めて読んで俳句についての考えをあらためて知った感じである。

「金子兜太の「俳句の作り方」おもしろいほどわかり本。と、岸本尚樹の「俳句の力学」「自句字解ベスト100の「岸本尚樹」。計三冊

初めて俳句の本を読んでその難しさと楽しさが少し解ったような気がしている。といったら多くの俳人から罵声が飛ぶかも知れない。「何をわかったことをいうな」と。

商業誌からは現代詩の注文もあったりして、来年からは両方を書いていくと云うことになるのか、
それとも、今年初めてと云う俳句に傾倒していくのかわからいが、来年もよろしく!

昨日の俳句です。

2018-11-06 | 俳句
全く自信の無い俳句を掲載するのはどうもいまひとつ気が乗らない、というよりも恥ずかしと言ったところが正直な気持。

実は、富山県朝日町の俳誌「森」の主宰である森野稔様に俳句を見ていただいたとき、ほとんど俳句になっていない状態だったと思います。
今年の10月から初めてまだ一カ月、今度朝日町での句会に参加させていただいて、今後のことを決めようと思う。
(一人前の俳句と言われるまでには4,5年はかかるのかもしれないが。~少し頑張ってみようかなとも考えている。)


恍惚の棘が命の冬野薔薇
赤蜻蛉運の悪さは生まれるつき
あきらめを咲く意志もなし紅椿
虫かぎの中から秋が逃げていく
礼節を求める水に沈む月

しばらくの休暇でした。

2018-11-02 | 俳句
突然ですがしばらくの休暇ですみませんでしたが、ふたたび開始したいと思います。
俳句は全くの素人ですが、じこりゅうで、何とか掲載していきます。
おかしいところがあったらご指摘してください。

十一月1日
裏山は今が盛りのきのこ映え
白ワイン葡萄は罪の色でなし
白乳でもぎとる指を噛む無花果
雨の中さだめに黙す桔梗かな
恍惚の棘がいのちの冬の薔薇
あきらめに咲く意志もなく紅椿
燃えながら終焉(おわり)あること知る紅葉
後悔が残る日記を焚く夕べ