遙かなる透明という幻影の言語を尋ねて彷徨う。

現代詩および短詩系文学(短歌・俳句)を尋ねて。〔言葉〕まかせの〔脚〕まかせ!非日常の風に吹かれる旅の果てまで。

現代詩「六月の声」

2010-07-24 | 現代詩作品
六月の声



雨あがりで
無花果の葉の上を
ころころ、ころがる
眩しくて見えない
水の声は、和音うずまく
歓喜のつゆ玉
……。
みどりの肉厚が
切ない
影を落とし
樹木のそばの
小川の背面を射ぬこうとする
光の棒が、屈折して
……。
中空に浮かぶ雨の幻影けぶり
不意にみどりの閃光が目蓋の堰を切る
通行人の意識の上に落下する巨大なクレーンを
かたつむりも夢をみるか、雨去りて、
……。
親しみと
懐かしさが
無花果の葉の上で
ころころ、ころがる
水の影は、歓喜をまとう
朝の鮮麗


*家にいても(冷房の)胸のあたりに汗をかいている。これは病気だろうか?
来週の火曜日に定期的な検診があるので、そのときにせんせいに聴いてみたい。